みなさんこんにちは✨
我が家の息子(小6)ですが、彼は最近、自宅で中学数学を少しずつでも勉強することを始めました。
中学受験をするならば、中学数学の知識(特に方程式の考え方)はむしろ邪魔になるかもしれない。
算数と数学の“考え方”はまったく違うと思います。また、それらを使い分けられるほどに息子は器用ではなさそうだと私が感じていたことも実際でした。
そう考えてきたために、私はこれまで息子には数学という学問に触れることを敢えて勧めたことはありません。
しかし、数学自体はとても面白い学問です。何より数学という学問は、ふと世の真理を見通すような瞬間がとても神秘的で美しいのです。学生時代において、私はそんな感覚を持てる瞬間がとても好きで、数学は割としっかり勉強したと自負しています。
そんな学問の楽しさを、息子とも共有できたら嬉しいな。
そんなわけでついに私は、彼が中学受験に関心を持っていないことが確定的になってきた今、ようやく息子に数学を学んでみるよう勧めてみたのがこの秋です。
息子の学習教材は、まずはカーンアカデミーを使っています。こちらではさまざまな分野に関する教育教材が全て無償で提供されています。提供される解説動画も、親が自己流で教えるよりもよほど優れていると感じます。ちなみにこちら(↓)はボランティアにより日本語に翻訳されたサイトですが、
もとは英語のサイトです(↓)。本当なら私は息子に英語ベースで学習してほしかったとも思っていますが、それは息子には拒否されました😅
せっかくなら、英語で学んでみたらどう?
なんで!!💢
それから。
息子は時間のある時に少しずつ、彼のペースで数学の学習を進めています。そしてそれは親から見てもなかなか良いペースで進んでおります。
さすが、息子は独学ができる男です(↓)。英検の際には当サイトを読んでくださる方からもたくさんのお褒めの言葉をいただいたとおり、独学が可能なことは彼の強みなのかもしれませんね。
もちろん未熟な息子が完全放置で取り組むことはほぼない(そりゃそうだ)ので、日々の学習の取り掛かりくらいは私が、
お暇なら数学(または英語)でもやったらどう?
と、こんなふうに促すことが多いですが、息子は一旦着手すれば解説の動画をサッと見てから着々と練習問題をこなしてみたり、たまに歓声を上げてみたり怒り出してみたり(何があった!?笑)など非常に感情豊かに数学に向き合っていると感じています。
ところで私には、高校生時代からの友人で、今は札幌市内で学習塾を経営している、心から信頼する友人がいます。彼は当時の学生時代から、特に数学にはとびきりのセンスを示していました。それから彼はいわゆる旧帝大と言われる大学へ進学、大学院まで高度数学を専攻し、今はさまざまな子供たちに個別対応での教育及び学習支援をしています。(こちらではオンライン授業も受付中です。本当は中学生以上が対象だということですが、小学生の息子も何度か個別でお世話になっています😊↓)
私はそんな専門家の友人に、息子の数学学習についてアドバイスをもらうこともありますが、まずは順調な滑り出しだということでまずはホッと一安心。
息子氏の調子だと、3ヶ月もあれば中学数学はかなり進むだろうね。
しかし、課題もあるのです。
息子はまだ『やれと言われたからやっている』状況でしかありませんので、数学の考え方や取り扱いをさらりとさらっていくことしかしていません。
(私はおそらく息子は中学校にも行かなくなるだろうと予想してるので)せっかくならば、まずは高校受験に対応できる程度には数学を深掘りしていってほしいなぁと私は密かに思うのですが、しかし息子にはまだ、そんな言葉は響きません。
すごいじゃない!しっかり理解できている。あなたは本当にすごいね〜。ちょっと応用問題もやってみたら?
なんで!!💢
うーん。なにか息子が数学を深める機会は得られないか?
私は先ほどの花木先生にそんなことを相談したりもしてみました。
試す場が少ないからモチベーションの維持が大変なので、というか、そちらの方が重要。自信がつくならオススメ。
今は色々な教育分野に触れるなど、焦らない方が良いかもね。
そうかもね〜。
私はなまじ息子が“やらせれば出来る”もんだから、ついつい“私が”熱中しそうになりますが😅、あまり息子を走らせてしまって疲弊させることになってしまってはいけません(←中学受験の撤退には、ここに反省点があっただろうと今の私は思っています😭)
息子はそれでも、今のところはマイペースに数学に触れ続けることはずっと継続しています。このペースなら息子が中学に入学する頃にはかなり進んでいるでしょう。とても順調だと思います。
そうだよね。
色々なことに触れながら、数学もまたその一つにしか過ぎないと捉え、いつかきっと彼が興味を持つものに出会える日をじっと待つ。
私はそんな“待ち”の気持ちで見守っていけば良いのかなぁと思っているところです。
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