初めまして、大西なおみ/Naomiと申します。この度は当サイトを見つけてくださり、誠にありがとうございます✨
一男一女の母、博士(理学):だけどホントに色々あって(↓:以下に簡単に記載しております)、今は当サイト“10歳から向き合う発達障害/ギフテッド”を運営しております。どうぞお見知り置きください🤝
運営者”私”について

私Naomiは東京都内で一男一女を育てる母親であり、そして当サイト“10歳から向き合う発達障害/ギフテッド”の運営をしています。
27歳の時に博士(理学)を取得して、ずっと生命科学領域の研究職に従事してきました。基本的には、物怖じしない前向きな性格。行動力を支える自信も備わり、関心のあることは徹底的に情報を集め、プロセスを構築し、目指す方向性を着実に見定めつつも自由に、そして闊達に好きなように生きてきました。
私自身には神経発達症(かつての発達障害)の特性がありそうです。また、認知機能の項目間に大きな凹凸を伴う高IQの特性もあります(WAIS-IV、FSIQ:>98パーセンタイル)。私自身も子供の頃〜学齢期には学校社会に馴染みづらく、違和感と困惑を重ねました。
キーワード:高IQ、発達障害、場面緘黙、ギフテッド
- 曖昧さを含む言葉が苦手なコミュニケーション特性
- 白黒思考・過集中
- 聴覚及び視覚の感覚過敏
場面緘黙症に関しては、私は子供のうちに自身の努力でこれを乗り越えてきたと自負しています。この経験は、同じく場面緘黙症を有する娘の対応に大いに役立てることができました。
そんな私も親になり、最愛の息子が10歳になろうとする頃でした。コロナ禍の社会混乱も相まって、息子は突如、心身に大きな混乱を引き起こしました。その際の検査で、息子の高IQが発覚しました。
繊細で過敏な息子の育ちから見える困難は、かつて私が子供の頃に抱えたものと極めて類似していました。
“私たちの背景にあるものは何なのか”
それをただ知りたくて、学び、悩み、自身の経験や意見を発信し、私は“ギフテッド”というものの姿を探求し続けてきています。
当サイトについて
開設の動機
当サイトは、私が最愛の息子(2010年生まれ)が10歳にもなる頃まで、彼の特性や困難に全く気づかなかった私自身の後悔と反省を動機として、2020年11月に開設をしたものです。
あの時の、雷に撃たれたような衝撃と後悔、懺悔、そして自らの無知を顧みるために。
そして未来に向かって何かを生み出し、残すために。
そんな思いで日々の記事を書いています。
私は、息子が10歳にもなるまで、彼が抱える生きづらさに気づいてやることができませんでした。確かに息子は少し変わった子供だったかもしれないけれど、『私の子だし当然だ』『私でもなんとかなったのだから、あなたもなんとかしていきなさい』。
それらの歪みがある日爆発的に表面化したのが、息子が10歳になろうとするあの頃でした。
私はそこで初めて、発達障害という言葉を自分ごととして知りました。私は、大いに悔いました。息子が幼い心と体の中にグッと抱え込んできた生きづらさを軽視しては困難を息子一人に押し付けて、私はこれまで母親として息子の何を見てきたのか、一体何をしてやれたのか、何もしてきてやらなかったことを私はようやく気がつきました。
私はただただ自分の無知と無理解と浅はかさ、何よりも、息子一人に困難を押し付けたままに過ぎ去って取り戻せない10年間という時間の重さを、ただひたすらに悔いました。「早期対応」「早期介入」、そのような言葉を聞く度私は自分の無知を悔いました。私は心身のバランスを失って、それまで従事していた研究の仕事も続けられなくなりました。
他の何より大切で大事な息子であるのは本当なのに、私は今まで何をしていた、何を見ていた。もうこのまま消えてしまいたいと、起き上がれないほどに泣きました。
それでもふと、
息子が大人になるまでは、“あと10年”という時間が残されているのだと思いました。私は“この先の10年間こそを、彼のために、精一杯に出来るだけのことをしていきたい”と、ようやく前を向きました。得難い経験をしたと思ったし、この経験を私の胸だけにしまっておいてはいけないだろうと、この時同時に思いました。
私もいつも手探りです。だけど持ち前の情報収集と行動力をフル活用、多方面にリソースを求めながら、どこへでも行き、誰とでも会い、乗り越え息子の幸せへと結実させていくために、学びたいと思います。
『自分だけが孤独なのではない』『自分もきっとあんなふうに乗り越えていけるはず。』
大変微力ではありますが、当サイトを読んでくださった方のお1人にでも、そう思っていただけたならば、とても嬉しく思います。
息子について

世界中の誰より愛する、私の最愛の息子です。2010年生まれ、東京都在住。5歳まで北海道札幌市で育ちました。
幼い頃から繊細で、癇癪を起こしやすく、睡眠時間が短くて、割と手のかかる子供でした。急な予定変更には対応できない、興味のあることにしか取り組めない、読書好きで過集中、納得できないことには断固として反発をする、そんな子です。
10歳になる年にコロナ休校という環境変化からパニックを起こしたことをきっかけに、我が家は彼の特性に向き合うことを始めました。
まず、彼のIQが極めて高いこと(WISC-IV、FSIQ:>99パーセンタイル)が分かりました。私たちの背景にあるものは発達障害の特性であるとずっと思ってきましたが、それだけでない、彼は高IQに由来する特性も強く持つ、いわゆる“ギフテッド・2E児”といわれる子供なのだと知りました。なお、発達障害に関しては、息子は複数の医師に診ていただきましたが、現時点において彼にその診断はありません(いわゆるグレーゾーンではあろうが、とは言われます)。
- 小学6年生の春に自ら登校をやめることを選択し、小学校はそのままずっと不登校
- 中学受験を親が強いるも、本人がその意義を見出せず途中撤退
- 公立中学校に進学し、1年生1学期は週に3〜4日のペースで登校するが、中1秋より再び完全不登校→家事をマスターして生活力がつく
- 不同視弱視(5歳時に診断を受け、8歳時に治療終了)
- 思春期早発症(11歳時に診断を受け、14歳で治療終了)
尚、当サイトに記録する息子に関するエピソードは全て事実に基づきますが、それらは全てのギフテッドのお子さんに当てはまるものではありません。特性は個々に多様であり、当サイトの内容も”息子の場合”という前提で記しますことを必ずご承知おきください。
娘について

息子の7歳下の妹です。東京生まれ東京育ち、可愛らしい顔立ちの、とてもおとなしい女の子。
両親からは末子として、兄からは歳の離れた妹として、祖父母からは唯一の孫娘として溺愛されて、まさに一家のアイドルとして奔放かつ活発に大変健やかにお育ちです。自宅内ではユーモラスでだじゃれ好き、明るい笑顔がとても素敵なムードメーカー、素直で周囲の話をよく聞いており、彼女を育てる上で親として「手がかかる」と感じたことは本当に全くありません。
だけど私は、割と早くに気がつきました。彼女には、『場面緘黙症』という障害があることに。場面緘黙症は私自身も経験者であり、私はこの症状のために長い間、辛く苦しい思いをしながら育ちました。
だから私は、当時の私が得られなかった、あらゆる支援を娘にはどうか与えたいと願いました。
- 5歳になる春、児童精神科で場面緘黙症及び自閉スペクトラム症の診断を受ける
- 母、兄と同様に、娘もまた高い認知能力(高IQ)を有することが判明(K式、ただし検査時の発語がないため参考値)。
- 保育園での温かい支援、療育機関に恵まれる
- 小学校受験を経験し、2024年4月に温かく穏やかな校風の私立小学校へ就学。環境に恵まれ、場面緘黙症を徐々に克服していきました。
- 2025年1月に児童精神科の通院を卒業し、経過観察を終了
緘黙に限らず、なんらかの困難を持つ子の成長を支えることと、環境探しはとても難しい挑戦です。だけどそれでも、一生懸命に手を伸ばし、強く強く求め続ければある日ふと、奇跡のように巡り会えるかもしれません。
娘の育ちが、緘黙とともに育つお子さんにとって、一つのロールモデルになることを願い記録しています。
当サイトの活動
報道等
新聞連載の機会を頂戴したり、講演等を報道していただいた内容を下記に一覧にしています。会員限定の記事も含まれますが、当サイトの活動を知っていただくためにも是非お目通しください。
コミュニティ運営
当サイトには、この開設当初から生まれた共感があり、共鳴があり、連携のようなもので繋がっているささやかなコミュニティが存在します。私はこれまで、ギフテッドや発達特性を持つお子さんの育児について発信し、互いの交流を通して多くの方と励まし合い、子供たちの成長を喜び合えることに大きな意義を感じてきました。
そのようなコミュニティにご関心がおありの方は、公式LINEへ、ぜひご参加ください。イベントの先行案内、参加費優待なども公式LINEから行っています✨
\コミュニティへの参加はこちら↓/
→2025年4月追記
一方で、このコミュニティ運営には課題も浮かび上がっています。
- 返事を催促し続ける方、返事が遅いと不満をあらわにされる方
- お子様について、本来は親がすべき重要な決断を委ねようとされる方
- 情報やアドバイスを次々に強く求められ、提供後にはいつの間にかブロックされているなど、関係が途絶えてしまう方
運営開始から数年が経ち、本当にほんの少数ではあるのですが、まるで私を無料の専属カウンセラーか何かかとお考え違いをなさっていそうな方々に出会うことも実際です🥲高圧的に振る舞われると、私も消耗してしまいます。すみません。
誰でも無料で参加ができるコミュニティではあるのですが、それでもどうか互いを思いやる気持ちをお忘れ無く、交流や関係性を大切にできる方にご参加をいただきたいと思っています。
個別相談を開始します🌱(2025年4月より)
これまでの経験を通し、確かに私は、経験も、情報も、成功事例も失敗事例も実績も成果も、ある程度広い人の繋がりも持っています。それらを皆様と共有し、お力になれたらと願う気持ちは変わりません。
お一人で悩んでいませんか?
今の「マイナスの状態」から、「ゼロ」そして「プラス」へと変わりたい」と成長を目指す方に、私がお役に立てることをできる限り対応したいと思います。
👇👇👇ご案内は公式LINEから行いますので、ご登録をお願いします。
講演や執筆等のご依頼を承ります
これまでの活動を通し、講演やご相談のご依頼を受ける機会もいただくようになりました。
ギフテッドネスや神経発達症(発達障害)、場面緘黙症に関する当事者、保護者、学校等の教育機関やPTA等を対象とした情報支援、イベントや講演等への登壇、書籍や記事の執筆、取材対応等を承ります。
公式LINE、及びお問い合わせのページも設けていますので、まずはご相談くださいませ(↓)
趣味は登山
子供達との親子登山を楽しんでいます。私は子供達に、どんなに遠く見える山頂も一歩一歩歩いていけば必ず到達できるのだと教えたい。ちょっと上級のコースへも、すっかり体格は私よりも大きくなった息子とも、大人の山仲間とも、時にはソロでも挑戦します。
私のYoutubeチャンネルはこちらです:チャンネル登録のほどよろしくお願いいたします🙌
応援してくださる皆様へ
私へのご支援:コーヒーで一息
いつも当サイトをご訪問くださり、本当にありがとうございます。
共感のメッセージや、「気づきがありました」「発信してくれてありがとう」といった感想をいただくことも、励まされてばかりです。
これまで、
・コーヒー1杯のチケットを贈ってくださったり
・Amazonのほしい物リストから、文房具や実用品を贈ってくださったり
そんなお気持ちのこもった応援をいただくことも多くあります。皆様のお気持ちがいつもとても嬉しいですし、こうしてきちんと「お礼です」と温かいお気持ちを表してくださる方はとても素敵な大人だなと思います。私もそうありたいです。
もちろん、読んでくださるだけでも充分にうれしいです。だけどもし、「少し応援したいな」と思ってくださった方がいらっしゃれば、以下からお気持ちを届けていただけます🍀
📮 コーヒーでひと息応援 ☕ → [Starbucks eGift]
→LINEまたはメールでリンクをお送りいただけます。
📦 日用品や実用品で応援🖊️→ [Amazonほしい物リスト/Naomi]
→【贈り方のご案内】
- リストから何かをカートに入れる
- 発送先で「ギフト用に登録された住所」を選択(私の住所は公開されません)
- 送り主のご住所は私には分からないようになっていますので、ご安心ください
※ギフト包装は不要です。
※おすすめの品物があれば、リスト以外のものを選んでいただいてもOKです🙌
※未成年で収入のない方や、ご自身に余裕のない方はどうかご利用をお控えください。

至らないところも多々ありますが、自分なりに精一杯に前を向き、誇りを持って進んでいきたいと思います。
その中で、誰かのお役に立つ記事が書けたならば嬉しいです(๑•̀ㅂ•́)و✧
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。