みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
今日から8月に入りました。我が家では、中学3年生の息子(←高IQ・ギフテッド・思春期早発症)と小学2年生の娘(←高IQ・場面緘黙症)が夏休みを過ごしています。
息子が小さかった頃は、私にはフルタイムでの研究職の職業がありました。夏休みは、働く母ちゃんにとってはまさに難題、死活問題であると言っても決して過言ではありません。
思い返せば私の息子も幼い頃、彼は毎日毎日朝から晩までどこかしらに預けられる夏休みを過ごしていて、親にとってもその費用は嵩む上に、当時は仕方なかったとはいえども….果たして親子共に夏休みを全力で休み楽しんだか?と言われると、今の私は息子には申し訳ないことをしたなという気持ちばかりになってきます。仕方ないとは言えど、ですが。もっと体を休めたり、自由に時間を使ったりとそういうふうに過ごさせてやれればよかったのになと今振り返って思ったりします。
一方で、今の私は、仕事の方を調整できるフリーランスの立場にあるので、第二子である娘とは、夏休みという時間を共に楽しむことができています。
この7月半ばから後半にかけては、私たちは中国、マカオ、香港へと、娘が好きなパンダ🐼を巡って長い旅行に出かけていました。

この旅行は、日本から続々とパンダが帰国して行く中において、娘の発案で決まりました。

中国にパンダを観に行こう!
名案だな!って思いました。すぐ行こう!
私は日本語と英語と富山弁と北海道弁しか喋れないので、中国では中国語のみ、英語もほぼ通じないと聞いてかなり気を張りました。治安の問題も心配です。初めて行く場所、何もわからない、言葉も通じないかもしれないという状況で、私たちにとっては大冒険の旅だったのです。
私たちは3カ国の4都市の4つの動物園を訪問し、合計で25頭ほどのパンダに会うことができました。すごいな。中国でもパンダは人気でしたが、日本のように長蛇の列をなすほどには特別ではない印象。時間制限もなく、どれだけでも、好きなだけ、もういいよってくらいまでパンダを間近で観察できて娘は満足そうでした。
その計画も、準備も娘と一緒にしました。
“旅育”とでもいうのかな、この旅の間に娘は、みるからに肝が据わって頼もしくなったと感じました。この旅は、確かに彼女を成長させたと思います。娘は、親に連れられていくだけの子供では決してありませんでした。しっかりと、自分の足で街を歩き、目を輝かせ、言葉の通じない初めて訪れる異文化の国で母と共に力をあわせて旅をする、心強い同志だったと言えるでしょう。
彼女なりに、感じることも多かったようです。素晴らしい感想や感性を伝えてくれました。本当に、良い思い出になりました。

ねえ娘ちゃん、この夏休みは毎日楽しい予定を入れようね!

図書館も行きたい!

良いねぇ、一日中本が読めるね😎

やったー!

うんうん、毎日楽しく過ごしたいね。たくさん予定を入れようね。
そうして帰国後、朝から図書館に行ったならば、偶然にも娘は仲良しのお友達と出会ってまた大喜び。お友達と1日しっかり遊んできたから、見ているこちらも嬉しいです。
そしてこの週末は、娘はお友達とのお泊まり会に出かけました。楽しい予定がたくさんだ。その間私はフリーになるので、8月1日〜3日は久しぶりの北海道へ赴きます。ええ、高校教諭として勤務している私立高校の生徒さんの学会発表の引率業務で出張です。(↓:お子さんが参加されているという方などおられましたら、お声がけください🙌)
こういう仕事もあるんやな。これまではこういうイベントに研究者として“審査側”で参加したことはあったけれど、時間がたてど、立場は変われど、学生さんの発表指導、引率、同行でまた参加することがあろうとは、基礎研究の領域には浅からぬ縁を感じてしまうばかりです。

この出張が終われば登山、プールにドライブ、お友達との約束や、田舎に戻って同窓会(←私の学生時代の)への参加、昨夏亡くなった私の母の法事なども控えています。8月26日(火)には当サイトの対面形式のイベント開催が予定されるし、その準備がなかなか追いついてきていませんがなんとか少しずつでも頑張ります👍
ここしばらく楽しい忙しさが続いており、この酷暑と合わせて、実は私はちょっとだけ体調を崩してしまっています。中国旅行も言葉の通じない国で娘と大はしゃぎして気を張っていたし、疲れが出たということでしょう、自愛しつつ、北海道では無理なく予定を遂行します。
仕方ないよね、いつものことです。
『全力疾走→突然の電池切れ(高熱・寝込む)』は、今までの私の人生の中で振り返ればずっとずっと繰り返されてきた定番です。今回もそろそろ微熱くらいは出るだろうと予想してた。走って倒れ、走って倒れてを繰り返しながらこれからも楽しくそれなりに生きて行くんだと思うの、私はね。そういう性分なのでしょう。
ーーー書籍紹介ーーー
キャッチーなタイトルですが、これは子供の自立について深く考えさせられる書籍です。昭和の世代は、子供を「経済的に自立させること」こそ子育てのゴールだったと思います。やりたくない仕事でもとにかくやれ→その結果の抑うつ・適応障害などは枚挙にいとまがありません。自立するとは何でしょう?多様性とはなんでしょう?それを学校の家庭科の先生の視点から、興味深く読ませていただいた書籍です。
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