みなさんこんにちは✨
突然ですが、『ジャンダルム』ってご存知でしょうか。
おそらく登山をしない人にとっては馴染みがなくて、『ジャングルジム』とか『ジャンヌ・ダルク』とかって聞こえるかもです。まぁ、そのイメージで大きく間違ってはおりませんのでOKです👍
“ジャンダルム”とは、北アルプスの名峰:奥穂高連峰に聳える岩稜、その頂の標高はなんと3,163 mとされています✨
日本の山岳領域において、標高3,000mを超える地に向かうことは最上級のステータス✨とも言えるでしょう。
日本最高峰の山は雄大な独立峰である富士山(標高:3,776m)です。次いで2位は南アルプスの北岳(3,193m)、3位は同率で南アルプス間ノ岳&北アルプス奥穂高岳(3,190m)。そうして数えてみると、我が国には標高が3,000mを超える山は23座しか(注:21座とするものもあります)ありません。
いつかきっと、息子と一緒に23座全ての山頂に行ってみたい。夢ですね😊憧れですね😊ちなみに現時点で私と息子はそのうちの4座(富士山、御嶽山、乗鞍岳、立山)に登頂済みです。
ジャンダルムの話に戻ります。
残念ながらこのジャンダルムはその頂の標高が3,000mを超えているけど、本邦の3,000m級山岳の23座には含まれません。これはあくまで“岩稜”であり、独立峰として認められないという解釈です。
だけど多くの人が憧れる。それがまさに“ジャンダルム”。いつか自信をつけて、登ってみたいと思っています😊
岩壁を登っていくので、鍛錬を積んだ強者たちがザイルを使って登ります。見て、この高度感。見ているだけでドキドキしますね。例年、事故も多いのです。
そしてね、ジャンダルムの上には登った人にだけ舞い降りる“天使”がいると言われています。この天使はいつも人々の安全登山を見守ります。とっても素敵なお話ですよね。私も天使に会ってみたい😊
今回は、そんな“ジャンダルム”に私と息子が挑戦しました⛰
ええ、ちょっとまだ我々には北アルプスのジャンダルムは早いので、今回はね、茨城県のジャンダルムでご容赦を🤣
北関東にも、あるんですって。天使が待つという、とっても素敵な“ジャンダルム”💓両手を使って上がる大きな岩場、ロープや鎖、それらを超えてたどり着く茨城県のジャンダルム。下山は日本三代名瀑である『袋田の滝』を真上から見下ろしながら歩きます。川を渡って、尾根を越え。そんな大冒険の登山の様子を記録します😊
今回も登山の様子を動画にて記録しております。併せてご覧くださいね(↓)
天使に会いに、いざ、茨城のジャンダルムへ
急遽の雪予報に行き先変更
2022年4月3日(日)。
この日、私と息子は『小学校の春休み中に、日帰りでも良いから1度は登山に行きたいね』という願いを果たすために、登山の準備をしておりました。
この日の行き先は、当初は両神山(北秩父:標高1,723m。日本百名山にも選定される名峰です)のはずでした。
だけど出発予定時刻の朝4時30分。さぁ予約したカーシェアの車を取りに行こうとした時に、
同行予定の山友達のナイトウさんと、私の大学の後輩であるMAIから、
両神山、雪予報に変わってる!
との情報が💦
そうなの。前日までは『まぁお天気は崩れていくようだけど日中はなんとか保つだろう』という予報だったのですが、朝起きたらお天気の変化が早まっていて午前中には雪が降るという予報に変わっていました。
もちろん春浅い時期でしたので、足元の雪装備は持っています。服装だって万全です。だけど初めていく山域で、雪はちょっと悲しいです💦伴い危険も増加します。
どうする!?
行き先を変更するか、出発自体を取りやめるのか。急遽綿密な相談がなされまして、
西から天気が崩れるから、北へ逃げよう。茨城のジャンダルム行きたいでーす!
了解。MAIを拾って、道順はいきながら調べます。高速道路上のSAで落ち合いましょう。
ってことで出発することになりました。
始発前の時間なので、車を予約した私(と息子)が都内でMAIを拾います。山友達のナイトウさんは都内でも別方向からやってくるため、我ら2台の車は途中のサービスエリアで合流することとなりました。
まぁだけど😅
私とMAIは大学時代の先輩後輩の間柄で、私が20歳、MAIが18歳の時からの友人同士。車の中ではついついお喋りに花が咲いてしまって、ナイトウさんと会うはずだったサービスエリアは通過しちゃうし、その次のPAも入りそびれて通過しちゃって、
女同士盛り上がるのは良いけど、何やってんだよーー!!
と苦笑いされたのは良い思い出でございます🤣(息子は後部座席で爆睡でした)
いざ、生瀬富士(なませふじ)へ
茨城のジャンダルムこと生瀬富士(標高:406m)へのアクセスは良好です。
バスもあるけど、自家用車が便利ですね。常磐道の那珂ICを降りて、登山口の“袋田の滝第一駐車場(無料、きれいなトイレあり)”まで全て舗装された道路で行き着けます。
この日は曇天とはいえ日曜です。駐車場への到着が朝8時30分頃でしたが、すでに8割方埋まってしまっておりました。
もう少し到着が遅かったら停められなかったね〜
人気のYouTuberが訪れたことも相まって、低山ながらよく知られている山のよう。
入山し、緩やかな森を歩いて行きます。
途中、両神山に行くつもりで来た私は服装が合わず、暑くて衣類を着替える時間を取るなど、ゆっくりゆっくり歩きました。
歩いて15分ほどしたところから、急激に斜度があがります。ロープが出現、息子もバテバテでヒーヒー言いながら登ったよね😅
だんだんと、このあたりから”ジャンダルム”っぽくなってきます。
両手を使って登らなくてはならない岩の出現です。
なかなかの急登ですよね。登り切ったところから見るとこんな感じ(↓)
そうしてたどり着いた生瀬富士の山頂で、休憩もそこそこに私たちは速やかに“ジャンダルム”へ向かいます。
岩場を抜けて、両側が切れ落ちた“馬の背もどき”を歩きます。
イイね、こうしてみると茨城のジャンダルムも本家ジャンダルムによく似ています。標高は1/8くらいだけどね、それでも雰囲気はバッチリですね👍
さぁ、ついにジャンダルムに到着しました。
まさにドーム上の岩場であり、本家ジャンダルムによく似てい…る?と思います!(寛容な心で楽しむ気持ちが大事です🤣)
眺めも良く、天使にも会えて私たちは大満喫です😊
茨城のジャンダルムにも、天使はいました。早速私たちは天使と一緒に記念写真を撮りました。
下山は川を渡って袋田の滝へ
さぁ下山!私たちはさらに登山道を進み、日本三名瀑の袋田の滝へと向かいます。
立派な滝です。
生瀬富士からその袋田の滝への道も大冒険。柵のない、落差150mはあろうかという崖の上をそろりそろりと歩いて行きます。そのまさに“真下”には袋田の滝が見えるのですが、ひょえー!!怖い怖い💦
私たちはこれからあの滝を目指して降りるのです。ゴールはあの滝の向こう岸。
ヲイヲイ、随分遠そうだな...💦
そんな心配もなんのその。歩いていれば結構あっという間に降りました。
滝の直上の川まで来ました。ここを徒歩で渡るらしい。へー、渡渉※は初めての経験です😂めっちゃ楽しみ!ワクワクします♪ (※川を渡ることを渡渉(としょう)と言います。)
ここは人がお住まいの場所も近いためか、水量が多い時や足元が登山靴ではない人のために親切な長靴も置いてありました。登山道もきちんと整備されているし、山の中では地元の方にも会いました。愛されている里山なのですね。
渡渉の途中、私はついつい動画撮影をしているカメラが気になってしまい足元ではなくカメラの画面を覗き込んでいる隙にツルッと滑ったりもしましたが💦ともかく全員、無事対岸に渡ることができました。それからまた山道を登り返して(←アップダウンが多くて足に来ますね、辛かった〜😅)袋田の滝を間近に臨む展望台まで向かいます。
すごい迫力。
滝もだし、山もですよ!
そう、私たちはあの崖の上をそろりそろりと歩いてきました。落差150mというのもそうかもね、って感じです。落ちなくてよかった。一部本当に怖い登山道もあったけどね、笑。
滝を堪能し、無事に下山となりました。
帰りには、茨城県まで来たからにはということで大好きな“山岡家”のラーメンをいただくことも叶いました。(動画の最後に美味しそうにラーメンを食べる様子が収められています😊↓)
今年はね、息子の受験が控えているためあまり登山も行けません。
息子は出来る科目と出来ない科目の差が大きすぎるので、かなり厳しい戦いになりそうな雰囲気です😩実は最近、あまりの苦手科目のヤバさに我ら両親はそれは大きく慄きまして、私が世界で最も信頼している塾講師(←頭の良い、かつ思いやりのある古い友人です)に家庭教師をお願いする用意もしています💸💸💸親が言ってもバトルになるだけで効果は低いしお互いに消耗するだけから。速やかに他人を頼ります、笑。
だけどさ、息子は所詮、小学生。無理は効かないってことなのです。
机にかじりついてばかり過ごすことのないように。
たまにはさ、息抜き程度に、山友達との交流も兼ねて日帰りで行くのがちょうど良いかな😊って思っています。
同行のナイトウさんは今やすっかりYouTuber!とても素敵に撮影・編集された今回の山行動画も是非是非併せてご覧ください(↓)。私たちもたくさん映してもらっています😊
私のYouTubeチャンネルはこちらです:
今日も私の趣味にお付き合いくださり、ありがとうございました😊また書かせていただこうと思います✨
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