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ゲームは制限するべからず

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小学生

みなさんこんにちは✨

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今週の月曜には息子が『受験はドラクエだ!』と言った話(↓)を書いたことから派生して、今日は“子供とゲーム”に関する私の持論を書いてみようと思います。

そうそう、↑の記事のコメントでいただいて笑っちゃいましたが、確かに受験は『ドラクエ理論』で頑張る子のみならず『ドラゴンボール理論(→難しい問題にワクワクする)』で頑張る子がいるだろうし、他にはどんなタイプがいるのでしょうね😊微笑ましく、そして改めて色々な子がいて当然なのだと思いました😊

 

さて、今回は“ゲーム”を例に挙げますが、今の子供は他にもたくさん、Youtube等の動画だったり、ネットやスマホ、SNSなどふと手の届く範囲に依存性のある楽しいことが満載です。それらとどう付き合い、距離感をとっていくのかはとても大事な課題です。

それらに夢中になりすぎてしまえば本来やらなければならない『学習』が疎かになるのではと、親はとても心配になるものです。過度の依存や睡眠不足、さらには視力低下などの健康面でも心配です。

 

しかし我が家では、ゲームに関してのみ言えば、息子のゲームを禁止したり、過度な制限を設けたりすることはしないようにしています。

だってゲームは面白いから😊

私もやるし、たまには息子と一緒にゲームをやって親睦を深めたいとも思うしね😊

だからね、《ゲームを楽しめるうちは》好きなだけやったら良いと思っています。それが私の持論です。

そんで散々やってあるレベルまで達すれば、子供はゲームをひとりでに卒業していくのです。

だって私がそうだったから。

今日はそんな私自身の経験を踏まえつつ、子供とゲームとの距離感について考えてみたいと思います。

わたし
わたし

やりたいものを過度に制限するからこじれるのよね。←ちなみにウチは夫がこのタイプ。可哀想だなと思っています。

ゲームは制限するべからず

楽しめるうちはやらせれば宜しい

私の息子はゲームも好きです。

小学校に入った後だったか入る前だったか、私の弟(息子の叔父)が息子にスーパーマリオのゲームを教え、それが息子のゲーム歴の始まりだったような気がします。

私はこれを『息子と一緒にゲームができるような年齢になったのね!😊』と喜んだことを思い出します。

 

さて、私が子供の頃、もう30数年も前の話になりますが。

私はとてもゲームが好きで、本当に、ずーーーーっとゲーム(当時はファミコン)ばっかりしているような子供でした。実際にちょっと自慢できるくらい、腕に覚えもありました。

私の両親は共働きで、母の帰りはどれほど早くても日暮れ後でした。だから(?)私は帰宅してから宿題や習い事などが終わったら、お菓子を食べつつ弟と一緒にずっとファミコンをして過ごしていました。ちなみにファミコンを買ったのは父でした。父はこのような目新しいものが好きだったようで、私たちは物心ついた時から当たり前に自宅にファミコンと人気のソフトが揃っている環境で育ったのです。

母はこれをどう捉えていたかはわかりません。

たまに私たちが度を越したのか、何度かファミコンをどこかに隠され叱られたことはありました。だけどその都度、私と弟(と父)はなんとかかんとか許しを得ながら再びファミコンに没頭し、とにかくゲーム三昧で過ごしていました。流行りのソフトは一通りを攻略し、対戦型のソフトは姉弟ともにメキメキと腕を上げました。

かつての母が、こんなことを言っていました。

若かりし母
若かりし母

うちの子供らは、本当にゲームが上手だわ。他所のお子さんと比較しても、どれだけやり込んでるのか良くわかる😩

若かりし母
若かりし母

おかげでうちはみんな(幼なじみたち)が遊びに来てくれて、人が集まる家だったのは賑やかで良かったよね。

小学生の私は勉強のやり方もわからなかったし、勉強の重要性すら全く知らなかったため意欲を持たず、ただ日々攻略すべきゲームの課題に全集中で没頭し、それを一緒に楽しむことができる弟や幼なじみたちと良好な関係を保ちながら、そんな生活をしていました。

私のゲームの“卒業”は突然だった

そんなファミコン全盛期に育った私です。あれほど大好きだったファミコン、のちにスーパーファミコンですが、ある日を境に私はパッタリと卒業を迎えることとなりました。

小学校高学年の頃だったと記憶しています。

本当にふと、思ったのです。

小学生だった私
小学生だった私

なんか、ゲームはもう、良いかな。

って。

何かきっかけがあったのかどうかは覚えていませんが、ある日急に熱が覚めたような、夢から覚めたような気持ちになったことは覚えています。

小学生だった私
小学生だった私

こうしてゲームをしていても何も生み出さないし。もういいや。何か違うことをしよう。

私はそう思って、その日からゲームに情熱を示すことがなくなりました。

 

客観的に言うなら、それは『飽きた』という現象なのだと思います。

飽きるほどやったし、私は満足したのだと思います。

もちろんそれ以降もコミュニケーションの一環として弟とゲームで遊ぶことや、中学生になってからはゲームセンターでパズルゲームにハマったりしたこともありましたが、あくまでこれも“気分転換”の範疇でした。以前ほどの没頭はもう、発揮しなくなりました。

とはいえありがたいことに、子供の時に培った腕前のおかげで私はその後どこへ行ってもゲームを楽しむことができたのは良かったです。“なおちゃんはゲームが上手いね”って言われることも、私のアイデンティティを支える大事な一つになりました。

 

それから。

それまでゲームに費やしていたその“情熱”の移行先は、私の場合は読書でした。

思春期に差し掛かり、なんだか他の人のように人付き合いがうまく出来ない自分自身に悩んでいたことも相まって、

小学生だった私
小学生だった私

自分にはもっと“教養”というものが必要なのではなかろうか!?

と思い至り(←今思えばそういう問題ではなかったのですが、自分なりに解決策を模索していたことは確かです)、図書館へ行くようになり、さまざまな本を読み始めたことを覚えています。そして中学生になる頃には少しずつ勉強もし始めました。

また、3歳年下の弟も然るべき時期にゲームを卒業。

彼の情熱は“図鑑”と“ギター”へと移行しました。

私も弟も、ゲームの卒業は突然でした。そしてそれぞれの道へと進んでいくことになったのです。

制限されて育った夫は拗らせた

一方、私の夫は両親ともに厳しい家庭で育ちました。

夫は子供の頃、“ゲーム”と言うものは絶対に所持しないと厳しく制限をされて育ったそうです。

だけど彼もまた、ファミコン全盛期の育ちです。周り中がファミコンを持っていて、『とても欲しかった』と言っていました。

なんでも夫の父(息子の祖父)が言う話では、

夫の父
夫の父

○(夫)はなぁ、友達のうちで見たマリオのゲームを欲しがって、だからそのマリオの動きを友達の家で良く見て覚えてきて夜に家の廊下で1人でマリオになりきってジャンプしたりして遊んでいたもんだよ😊

と言うではないか😭

想像するだけで不憫だろう😭って、私は思ってしまったよ😭

 

そんな夫は大学生になり家を出て、一人暮らしを始めたわけです。彼はアルバイトをしてゲーム機を買い、ゲームに没頭していきました。

それから私と知り合った後も2人で時々ゲームをしました。だけど夫は子供の頃にやっていないのでへたっぴでした。とても私の相手にはなりませんでした。私と対戦をすると、彼はいつも悲しそうな寂しそうな悔しそうな顔をしていました。

 

夫と結婚する時、夫の両親が引っ越しの手伝いに来てくれました。

その際、私たちの荷物の中に、プレイステーションやらXboxやらの何台ものゲーム機があることを義母(夫の母)が見つけてしまいました。

夫の母はこう言いました。

夫の母
夫の母

あら、Naomiさん。

こんなにゲーム機があるなんてどうしてなの!?

私

あぁ、それは全部〇〇(夫)さんのものですよ。

夫の母
夫の母

そんなわけないでしょう!

私

…。

そんなやりとりを、夫は離れて黙って見ておりました。(←無理ないよね😅)

 

今も、夫の両親はゲーム自体を嫌っています。

私の息子がゲームに夢中になっていれば、息子に向かって祖父母はこう言うわけです。

夫の母
夫の母

ゲームは、頭の悪い人がするものよ。

当時幼かった息子はそう言われて傷ついてしまい(←今思えば、パニックを起こしたのだと思います)、私はしばらくそのフォローに気を揉みました。

 

義理の両親とはいえ祖父母とはいえ、無根拠に頭ごなしに他人が好きなものを否定するのはどうかと思うよ。

だけどそれは祖父母にとっても同じです。そういう考えなのだから尊重しないといけません。その上で、自分はどうするかを考えていけばいいんだよね。

それに何より、うちでは夫も私もゲームをやります。祖父母の言うことは参考値 。最終的に息子はそう判断したようした。

まぁだけどね😅

やっぱり夫はゲームがへたっぴですよ😅

息子には全然敵わないし、見ていて少し可哀想です。夫は夜に時々ゲームをしているみたいだけど、そんなことをする時間があれば娘に絵本でも読んでやれば良いのにって思ってしまうし、なんだか時間の使い方としてもったいない気がするんだよね😅まぁ、好きにすればいいとは思っているけど、夫を見ていて『拗らせてるなぁ〜…』って思うことがあるのよねぇ。ま、良いけど。

大人になってゲームを拗らせた例が、アレである。良いこと無しな気がするがどうなのだ!?

失敗した!という話

夫の話は置いといて。

実は先日、ママ友関係でちょっと『失敗したなぁ〜』とやっちまったことがありました😅

少し前になりますが、息子が『仲の良いお友達で集まって遊びたい』と言いました。聞くとゲームをしたいのだと言うのです。

私

はーい。都合が決まったら教えてね。

私は快諾。

だけど1人のママから、これにストップがかかりました。

ママ友
ママ友

うちはゲームは1時間までって決めているの。だから1時間はゲームをしてもいいけど、そのほかは他の遊びをしなきゃダメ。

だけど子供たちはたまの機会に『ゲームをやる!』ことを目的に集まるわけです。1時間だけだと不完全燃焼にならないか、最悪の場合、その子だけ1時間で終わりになってみんなが続けたら可哀想。

そう言わず、こんな時くらいは時間制限は撤廃しても良いんじゃない?と思った私は、やめときゃ良かったのについつい進言をしてしまいました。

私

たまにはいいじゃない、いつもこの子達も忙しくしているのだから、集まれる時くらいは好きにやらせたら😊

 

それにさ、私は子供に無理に制限をするのではなくて好きにやらせて上手な付き合い方を身につけさせる方が効果的だと思ってる。そしたら自然とゲームは卒業していくのだと思うのよ。

だけどどうやら押し付けすぎたらしいです💦

ママ友
ママ友

その日で卒業となるわけでもないので、そう言う話はご自宅だけで実施してくださーい。

とピシャリと言われてしまいました💦

いやいや、しまった。

持論を押し付けてはいけません。家庭ごとに考えがあって当然です😓反省です。

 

だけどね、私はやっぱり信じているの。

好きなだけやって、きっと『やりきった』と思うところでゲームは卒業を迎えるのだろうって。そしてゲームに没頭した時間も糧になり、次のステップへと進むのだろうって思っています。

もちろんね、ゲームを極めてもいいと思うよ。eスポーツは関連職業も含めて楽しそうで私も興味があります。

何にせよ、それらは全て“自分で決めたら良い”と思うのです。

それが私の考えです。

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