みなさんこんにちは。
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
最近、本当に心から、切にそう思うのですが、
高IQ児は皆いずれもそうなのですが、中でも特に女の子がもう、“思春期”という時期との相性がホンマに悪いなと思わされることが多いです。
それは近しい高IQ児の保護者の皆様からの話もそう、そして4月から試験的に運用を始めた当サイトの“個別相談”の枠内でも同じです。

特によく聞く事例はこうです。
幼い頃から物分かりよく、手のかからない娘だった
→小学校でも優等生のような立ち位置で、
→そのお嬢様の男児の兄弟は何かしらの診断がなされていたりすでに療育に通っているという事例もあるけれど、
きっと娘は定型発達であるだろうし、育てやすい、自慢の娘だと油断していたその矢先、
→中学生になる前後の、思春期でその特性が大爆発!!
と、そんなケースが多そうです。

繰り返しにになりますが、高IQ児と思春期との相性の悪さに男女の別は無いです。しかしそれが、一部の女の子の場合には、高IQだからこその一層高度な擬態能力を発揮してきたであろうことから、発見・気づき・ケアが遅れやすいと言える現状がありそうだという話です。
『小学校では優等生で、大人にも周囲にも頼りにされる子供だった』と、それはそのような女の子の保護者の方から本当によく聞かれる言葉です。(男の子にもそういう子はいるけれど少ない気がしています。男の子は「うるさい」「お猿さんのよう」「とにかく言うこと聞かない」ともよく言われておる、笑)
それがある日、溜め込んでいたものが溢れるように不登校なり不適応なりを示すのだから、親にしてみればびっくりですよね。
私自身ももかつては高IQ女児だったのですが、あまりに昔すぎることと今まさに我が子に手がかかりすぎていることもあり、もはや自分のことをあまり覚えておりません。だけどその“親の気持ち”は、人より理解できると思う、私は私の目を通して、私の母を見ていたからね。
そういえば、私もちょうどそのような年齢の頃、自分でホームセンターに買い物に行き、自室に勝手に鍵を取り付け、半引きこもりのような状態になりかけたこともありました。私は場面緘黙症もあったので、学校内で決して優等生のような位置付けではなかったけれど、譲れないことは断固譲れない気質でもあり、母は中学校に何度も何度も呼び出されたと言っていました。悩ませたかもしれないわ。
「ある日急に」、はそうかもしれない。私はそんな話を聞くたびに、我が家の娘(←場面緘黙症を克服しつつあり、学校生活を楽しむ優等生のような子供です)にもいずれ来たる思春期は、私は決して油断してはならないことを感じていますが、どうなることかは今は誰にも分かりません。
女の子の事例ですが、予想ができないから突然のことだと驚くのかもしれません。
しかし多くの事例を聞く立場である私にとっては、“よく聞く”“あるある”のエピソードも多いです。
何か、情報共有の場があってもいいかもしれない。
近いうちに、ある程度の年齢以上のお嬢様をお育ての方が集まる、オンラインでの情報交換会のようなものを開いてみたいと思っています。

一定数、似たような表現型を示す女の子はいるのです。
当事者の保護者にとっては、『自分だけではない、我が家だけでは無いことなのだ』と思える場になり得るかもしれません。それを知れば、対応や対処のあり方もうっすらと見えてくるかもしれません。
例えばですが、中学受験をして、中高一貫校に入ったのに…つらい、頭痛い、気持ち悪いの連続だと、
そんな話も女の子には“あるある”です。誰にでも言える話でもない、親のささやかな愚痴を成仏させる、そんな場にもなるのではないかと思います。
ゆるゆると日程調整をしていきますので、関心がおありのかたはお声がけをいただければと思います。
(当サイトのイベントは全て個人情報を取り扱うことが予想されます。伴い、当会が関心のある方のみで構成されるための互いの“安心料としての参加費”をいくらか設定させていただきますので、ご理解いただいた上でご参加いただければと思います。)
コメント