みなさんこんにちは✨
私たちの住まいの地域では、小学校は2期制のため夏休みは8月24日で終了し、子供たちは25日から登校しています。だけど相も変わらず我が家の息子は不登校😅彼は今も大変自由にお過ごしです。
さて、先日の記事において私は息子の家事能力が著しく向上していることを書きました(↓)。
これについては多くの方よりお褒めの言葉もいただきました。こんな息子でも温かく褒めていただいて、なんともありがたい限りです✨
しかし今日は一方で、その副作用的な(?)面もあることも記録しておこうと思います😅
なんというか、『ソウジャナイ…』と言いたくなることもあるのです🤣
生来において“臨機応変”が苦手な側面のある息子です。彼は状況の変化を捉えることが苦手であり、どうやら相手の言葉をそのまま捉え、それを自分に都合のいいように解釈しがち?な節がありますね。どうしたものかと思ってはいるところですが、それでもまぁ、家事だけでもきちんとやってくれているので良しとしようとは思ってはいるところです。
部分を切り取って解釈しがちなのは幼いからか、それともわざとかよ!?とさえ思いたくなることもあったりします🤣
家事をやるために学校を休ませているのではありません
大人には“その先”が見えてしまう
子供のうちに家事に親しみ、それが上手にになることはとても素晴らしいことだと思います。
仮に勉強がそれほど好きでないとしても(←息子の能力を鑑みれば適性はあると思われるので非常に勿体無いと思いつつ、今は置いておきましょう)、生活能力さえ身についていれば自立して人間らしく生きていけるだろうとは思うから。
つまりはそうなの。
私たち親が子供についあれやこれやと口うるさく言ってしまうのは、どうしても“その先”が見えてしまうからに他なりません。
今はいいよ。楽で楽しいだけでも構いません。だけど3年先は?10年先は?いつ来るかもわからない、親がいなくなった時はどうなるの?そんな“その先”が、大人側からは見えるのです。だから親はあれこれ言ってしまうのですが、それでも子供からはそんなことは見えていないので伝わるわけがありません(なんとか伝わってほしいけどね…)。
大人になった時。
その学力は、何よりも自身を助け守るための最大の武器になることを大人の私は知っています。少なくとも私自身はそうやって生きてきました。さらに知識を備えることは人生をとても豊かにします。主体的に選択するための判断力を培うこと、新しいことを学ぶことを楽しいと感じること、自然を楽しめること、世の中の動向に興味を持てること、議論のためのコミュニケーションをとることさえも、全てがその上に成り立つことを大人の私は知っています。
だけど、学力だけで生きていくことはできません。その両輪としての生活能力も重要です。私自身はそれが十分に備わらないまま大人になり、18歳から一人暮らしをしましたので時には苦労もしてきました。栄養を考えて食事を摂ること、身の回りを清潔に保つこと。その生活能力は健康な心身を維持するための大きな助けになり得ます。
私は子供たちには“学力”も“生活能力”もいずれも重視するように教えたいとは思っています。私の息子も今は学習を休んでいるのであれば、その時間を生活能力の向上のために使ってほしいと願っています。
だけどこれが面白いことに、これが息子の“白黒思考”とでも言うのでしょうか🤣彼はいつでもなんだか偏った見方をしてしまう節があるようです。
息子の言い分
それは以前に私がふと、こんなことを言った時でした。
夏休みの宿題はやらないということでOKでしょうか?
夏休みに入ってすぐの頃に、私は息子に尋ねました。やるなら準備をしたり、計画を立てたりし始めなければなりません。船の舵取りは息子で良いのだけれど、こちとら後方支援をする者としてはその舵の大まかな行先だけでも伝えておいて貰わなくては困ります。
だけど息子はサラッとこんなことを言いました。これに私は大いに驚かされました。
え、やらない。
だって、おうちのことをしていれば学校に行かなくて良いってお母さんが言ったじゃん。
もうね、びっくりでしたよ本当に💦『えーーー!』って心の声が漏れました。
息子は家族の会話のやりとりを、すんごい曲がって解釈してる!一体いつからそうなった!?だから一生懸命家事をしていた!?とにかくここは早急に修正が必要だ!
私は大いに焦りつつ、息子にビシッと言いました。
子供の本分はまず学業。学校にも塾にも行かないならと、それで今は例外的に家事を覚えてもらっているだけです。
うちは、子供に家事をさせるために学校に行かせていないわけではありません!
え、そうなの?(←すごく驚いてる)
そうだよ。
知らなかったー!!(←本当に驚いてる)
まったくもう。なんでそうなる!?😵って感じでしたよ💦前提と現状がごっちゃごちゃ💦
だけどここで息子の考えを認識できて良かったです。いつの間にやら個人船“息子号”の舵が思わぬ方向に向いていました。危ない危ない。軌道修正が出来て(出来たかわからんけど、笑)良かったです。
似たような事例は他にもある
とは言え、似たような事例は他にもいくつもあるのです。
息子は今夏に受験した英検3級も、その面接試験も突破して無事に合格証書を貰うことが出来ました。しかし私は、それ以来息子がパッタリと英語学習を辞めてしまっていることをとても気にしておりました。
英語には、親しんでほしいと思っています。英語が出来ないことは、目に見えづらいが大きな不利益を生じます。私は息子が学校の勉強で多少苦手科目があってもそれほど心配しませんが、英語が出来なければとても心配すると思います。
私の教育方針としては、息子には子供のうちにせめても“英語で情報を得ることが当たり前(英語に抵抗がない)”という感覚を持てる程度にまでは仕上げておいてほしいです。
私はそんな心配を、まっすぐ息子に伝えました。
お母さんは英語はとても大切だと考えているから、何かしら学習をしてほしいと思っているよ。
しかしここで再び、息子の答えは私の予想を越えました。
え、英検3級が終わったら小学生の間は英語は一旦お休みだってお母さんが言ったじゃん。
これは私も実際にそう言った手前非常に難しいところではあるのですが、それでも今はその時とは状況が全っ然違っていることを勘案しないわけにはいきません。
つまり私は、“夏以降は中学受験の勉強に集中しなくてはならないから”、だから英語学習は一旦お休みね💕という意味で言っていたのよ。それを息子はその言葉だけを素直に(?)捉え、今の息子は中学受験も登校もしていない上に英語の学習も止めてしまおうとしています😱
受験も登校もしないのならば、英語だけでもコツコツやってくれまいか…。イベントに参加するとか、なんでもいいよ。とにかく興味を持ち続けていてはくれまいか😭
そんな話も、“臨機応変が苦手”であり且つ”字面をそのまま捉えがち”な性質のある息子には、少々難しいことかもしれません😭
どうしたものか。気づいただけでも良しとするか?
それでも多少は幸いであるのは、今の息子は生活リズムも崩れていないし、比較的穏やかに元気に気ままに過ごしているし、家事もしっかりやっています。
どのような導き方が良いのかは今の私には分かりませんが、もう少し考えを巡らせながら息子の気づきを待ってみようと思っています。
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