我が家では新5年生となる息子の再通塾を検討してきました。
いくつかの塾を見学し、近所にある個別指導塾の一つ:東京個別指導学院への入塾を検討しましたがお月謝が高額なので夫はピリピリしています。
高額なお月謝を支払うのだから、塾とは上手く付き合っていこう。そう夫と話し、ようやく入塾手続きを終えました。
体験授業を受けて
椅子が良かった
おやじ「体験授業を受けて判断材料を増やしたい」
そう夫が言うので、私は翌日すぐに東京個別指導学院に連絡をして体験授業の日程を設定していただきました。体験授業もその翌週すぐに設定してくださるのはさすがの営業上手。
しかし体験授業は通常授業とは異なりオリエンテーションとレベルチェックを含んだ50分間。講師の指定もできません。
だったら入会の手続きを先にして、14日間のクーリングオフ期間を活用した方が効率は良いのでは?というのが私の考えでしたがやっぱり急ぎすぎましたかね💦
翌週、体験授業を受けて帰ってきた息子はご機嫌でした。
何が良かった?と聞けば、開口一番「教室の椅子が良かった。めっちゃ座りやすい。」とのこと。ヲイ、なんのこっちゃ。
「わかった。その椅子と同じものをうちにもすぐ買おう。そんで授業はどうだった?」
「算数をやったけど、教室がめっちゃ集中できたよ。」
結局息子の話から詳しい授業の様子を把握することはできませんでしたが、とにかく息子はこれから通う塾が勉強に適した環境であることを喜んだ様子。
体験授業。受けてみて良かった。彼も”安心して行ける場所である“ことを認識しましたね。収穫は大きかったようです。
夫の了承を得て入塾へ
息子も前向きであること、いずれにせよ5年生の間はどこかに通塾してしっかり勉強させることは決めているのだからと夫を説得し(大手のSAPIXに戻っても大きな金額を支払うことには変わりないのです)、このような経緯で我が家は東京個別指導学院に息子の指導をお願いする運びとなりました。
息子は元々勉強に支障はなく、親が見てもなかなか頭の良い子だと感じます(IQも高め)。
発達障害を抱える子の”個性・得意を伸ばしていく”という観点で息子を見れば、彼には真っ先に学習に自信を持たせることが候補の一つに思い浮かびます。できるならこの塾で信頼できる講師に出会い、どうか伸び伸びと学習して欲しい。
それにね、まぁもしこの塾が合わなかったら、もしくは息子にまた精神的な不調が現れたら、その時は無理せず休めばいいと思うんだよね。
中学受験だって、そこまで本人の意思が続けばで全然良いと思う。こんな半端な気持ちで挑戦できるほどは中学受験は甘くないのかも?って不安もあるけど、まずはできるところまでやってみるしかないんじゃないかと思います。
こうして体験授業の翌日、私は入塾手続きをしたいと連絡をして2月第一週から息子をお願いすることになりました。
上手に塾と付き合っていきたい
通塾して結果が出る(=学習が順調)ことは、親としてはそれはとてもわかりやすく非常に安心です。
しかし昨年のコロナ休校で息子が大きく調子を崩したように、これからも息子の精神状態は落ち着かないこともあるだろうし、モチベーションの変動も大きくあると思います。
再び学習が手につかなくなったら、塾に行けなくなったら。
もしそんな日がきたら、いや、そんな日は必ず来ると覚悟はしていますが、私と夫は心の中で
「高い月謝を支払っているのに!」という気持ちが息子本人に向いてしまうことをとても恐れています。
実際、SAPIXを退塾した時も本音ではそういう気持ちが大半でした。今度はその反省を生かし、息子と塾を上手に繋いでいきたいと願っています。
高い月謝を支払っているのに!という気持ちは塾へ向ける
順調ではない時が来ても、「高い月謝を支払っている!」という気持ちを息子本人にぶつけないようにしなくてはなりません。
「塾に行くにもお金がかかっているのよ。ツベコベ言わずちゃんとやりなさい!」って、思っちゃうと思うんだよね〜。そんな気持ちが湧くこと自体がお恥ずかしい話なのかもしれませんが、他所のご家庭は皆さん大らかに居られるのでしょうか?💦
そこでペアレントトレーニングの臨床心理士さんに言われた一言。
「もしお金を支払っているのに!という気持ちが湧いたら、それは塾に向けるべきです」とのアドバイス。
おぉ、なるほど。
確かに個別指導ならなおさら塾に希望を伝えやすいと思います。
順調ではない時が来たらそれを伝え、どうしたら良いかを提案してもらえば良いのかもしれない。家で抱え込まず、講師にこういう配慮をしてもらいたいとか、モチベーションが下がっているので何かあったか探ってみて欲しいとかも言っても良いかもしれない。
なるほど、それはすごく良いと思う。なんだか心も軽くなりました。
親以外にも息子を見てくれる人がいるという価値
個別指導型の塾なので、少なくともその時間は息子と向き合ってくれる講師が4人(4科目なので)できることになります。
お月謝が高いとピリピリしていた夫ですが、夫は最終的にこの価値を大きく評価して息子を通塾させることに了承したと言いました。
現在も私たちは学校の担任教諭やペアレントトレーニングでご指導いただいている臨床心理士さんなど数名の理解者に恵まれていますが、息子をみてくれる人が多くいればいるほどありがたいです。
この通塾は、息子の良さを理解し引き出してくれる人に出会えるチャンスなのでは!?夫はそう思ったらしい。
もちろん人との出会いはいつもそんな期待通りにいくわけではありませんが、それでもチャンスは多い方がいい、この機会は買って出るべきだ、と言うのが夫の考えだったそうですよ。
常にコミュニケーションを取る
塾には、息子の発達障害が分かった経緯や彼の特性や得意/不得意についても十分伝えていかねばなりません。
真っ先に思い浮かぶのは、急な予定変更を受け入れられないことや、コツコツした作業は苦手、ということ。特に計算練習や漢字練習はなかなか取り組めません(学校の漢字ドリルなんかも全くやらず何度も紛失しては担任の先生を悲しませてきました💦)。
授業予定は見通しが立つよう最初に説明していただけると息子もスムーズに取り組めます。
また、息子は興味がなかったりすぐに結果に繋がらないコツコツしたことは苦手なため、宿題の出し方等は工夫していただく必要があります。
このようなことからよく話し合って行けば、きっと塾とも上手に付き合っていけるのではないかと期待しています。
塾ではコツコツの重要性を理解できるよう、色んな人にあの手この手で何度も言ってもらうよう頼んでみよう。もしくはコツコツしたらこんなに良いことがあるということを成功体験として積ませてもらう方が良いかもな。
息子は最初の1週間を通塾し、今のところ嫌がることなく通っています。
もうすぐ入塾後初めての保護者面談も予定されています。改めてよろしくお願いしますとお伝えし、塾との上手な付き合い方を模索していきたいと思います。
インターネットの口コミもとても参考にはなりましたが、実際に塾を訪問して息子の反応を見ることはとても重要でした。ご興味のある方はぜひ積極的に体験授業を受けてみてくださいね。
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