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息子の長文読解-その3

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小学生

みなさんこんにちは✨

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息子の得意科目は、国語です。

しかし先日、私は息子の国語の解き方、特に長文読解が未熟なのではないか、息子が国語の”解法”を身につければきっともっと伸びるだろうと期待する記事(↓)を書きました。

さらにこれに対して『あまり心配しなくて良いのでは?』という意見、または『(それで国語が解けるなんて)息子君は一体どういう捉え方をしているのだろう』などの意見ももらったことを書きました。

あまり心配しないようにしようと決めました。

だけどやっぱり不思議です。

先日私は息子の読解スタイルを観察し、息子がどのように長文を捉えているかを考えました。

また、ここには息子の特性の一つ、”マルチタスクが苦手”も絡んでいることがわかりました。

耐えかねて横から口を挟んでみたら大失敗だったことも記録しようと思います😅

わたし
わたし

今日も宜しくお付き合いくださいませ🌟

息子の長文読解を横から眺める

気にならないの!?

人それぞれに解答のスタイルがあるとはいえ、”国語”を理解し得点するための参考書が出版されており解答のための明確な手法が指導されていることは事実であり、決して無視できないポイントです。

一体息子はどのように長文を捉えているのだろう。

私は今も不思議です。

息子が”いずれ難解な文章に出会った時に行き詰まる可能性”についてはあまり心配しないようにしようと決めました。

だけど息子の我流スタイルに、一つずつでも解法のポイントの押さえ方を加えていくことで国語の得点がさらに伸びるなら試してみたい

私は今、そう思っています。

ちょっと覗いてみよう。

そこで私は息子が国語の宿題を解いている時に横から眺め、ちょっと口出しをしてみることにしました。

これはそんな一場面の写真です。

黙々と文章を読んでから設問に答えていく息子。本当に、鉛筆すら持たず黙読です。

息子は本当にジッと文章を追い、その際には右手に鉛筆すら持たずに読んでいきます。

不思議だ…ちょっと線とか、引きたくならないか?

 

冒頭部分に着目!!!

それに見て!この文章の冒頭!!いきなり□(しかく)が出現だ!

朝の会の話題は一体何だっていうんだ!!!

読み始めて、いきなり第一文目が

朝の会の話題は□□□□□□事件に集まった。

である。

 

…いったい何があったんだ!!!

どんな事件が起こり、この四角には一体何が入って然るべきなんだ!!!

私は最早ここでそんな”気になって気になって仕方ない状態”に突入です(私は)。

気になって、これを解決しないともう読み進められない!

そして心に湧いてくる。

『問一』がこの四角の中身を問う設問であるだろう、という漠然とした思い。そしてそれはきっと的中する。

 

だからまず問一の内容をチラリと見て、どうせ「四角に入る言葉を文中から抜き出して何文字で書け」とか書いてあるだろうことを確認し、

よしわかった、そういうことなら任せとけ。 

やるべきことが明確になった。良かった。安心だ。

そんな落ち着いた精神状態を取り戻し、

そして私はそこに収まるべき言葉を探しながら読んでいくだろうと思うのです。

 

だけど息子は黙々と、四角も傍線部①もお構いなしでジッと目で追い読んでいく。

私はたまらず、ちょっとごめんねと息子に断り聞いてみました。

私

ねえ、出だしの四角、なにが入るか、そもそもなぜ四角が設置されているかとか、気にならないの?

すると息子はあっけらかんと、

息子
息子

全然!気にならないけどなんで?

と言うではないか💦

 

気にならないの!?本当に!?それで「まいっか」と思って読んでいける!?

 

私にはにわかに信じがたい。

だって文中に四角があるって異常じゃない!?

それに傍線が引いてあったら、これに関して後で何かをさせられることになるんだよ?その正体をすぐに知りたくならないの!?

私はそう思うのだけど息子はケロッと

息子
息子

なんで?

どうせ後で設問読んだらわかるじゃん。

と言っている。

 

えーーー。

そうなの?本当に!?

効率とか解法とかは一旦横に置いておこう。

だけど私は気になるよ。

あとで何を要求されるか知っておけば対処のしようもあるでしょう?

だから効率や解法は置いておいても、後で降ってくる課題を想像してソワソワしちゃうと思うのよ。

 

まぁ、息子はそれが気にならないというのだからそうなんだろう。

息子は息子。私とは違うのだ。

私はそれを受け入れるべきであり、私はそれを心配をする立場にはないのである。

目に余ることがあれば必ず塾の講師が指導してくれるのだから、私は余計なことを言ってはいけない立場である。

そう自分に言い聞かせつつも、横から眺めていた私はそれでも気になって気になって仕方がありませんでした。

無理強いしてはいけない

ついに私は耐えきれず、ちょっとごめんねと口を出しました。

ねえ、解答中悪いけど、何文字で抜き出せと言う問題は、該当箇所に鉤括弧か四角か線を引くかでめじるしをつけておくと良いと思う。そうしたら書き写す時に目を引くし、書き間違いも防げるから。

 

私はちょっとアドバイスをしたつもりでした。

気軽に、気楽に。

こうしたらどう?って。

 

だけど息子は大反発!!

息子
息子

だから今数えてんじゃん!!!

(たとえば)二十字で抜き出せという問題を、いちにいさんしいと一個ずつ数えています。

私

だからさ、数え初めの文字と数え終わりの文字に鉤括弧とか線とか引いておけばいいんだよ。

そしたら一回で済むし間違えないよ。

 

だから試しにやってみて?

こういう方法があるんだよ。

だから試しにやってみて?

私はそう息子に言いました。

だけど息子はこれに大きく混乱しました。

 

今数えてるーーーーーーーーーー!!!!

線なんかなくてもいいーーーーーーーーーー!!!!!

 

びっくりするような大爆発。

なにそれ、それってそんなに叫ぶこと?

印をつけるのがそんなに難しいことなのか?

まあ落ち着け。お母さんが悪かった。

だけどこの息子の混乱は十数分続きました。

落ち着いてから聞いてみたら、こういうことのようでした。

 

今は文字を数えているのだから、そのほかのことはやれない。

文章を読んでいるときに線は引けないし、他のことを考えるのも無理だから。

 

そう聞いて、私はやっと理解した。

あぁ、この子は同時進行ができない子だ。

先の予測も立てられない子であることを忘れていた。

彼の頭脳の構造がそういうつくりなのだから、息子にとって読みながら先を見越して線を引くなんて簡単なことではないのだった。それを私は良かれと思っても彼には大きな難題を押し付けていたのだ、と。

 

だけど息子は自分のやり方で、一つ一つ問題を解いていっています。

GW中。今夏から参加する模試の雰囲気に慣れれば良いと思い、私は過去問を買ってきて息子に解かせてみました。

家での採点ですが、国語は偏差値が65(昨年参考)を超える得点でした。(字は正しければ良しとして、字が汚いことには目をつぶって採点しているので甘いですが)

通塾し、息子は力をつけているのだと驚きました。

昨年度の過去問。問題用紙と解答用紙が当日と同じ用紙で売られていることが何よりありがたい。

今回はとにかく余計なことを言って混乱させたことに反省です。

 

無理強いしてごめんね。

ちょっとでもあなたの助けになりたいの。

その気持ちがうまく伝えられなくて空回りしているけど、どうか勘弁して欲しい。

でも、お母さんもこうして学んでいかないとわからないのよ。

今回は息子の特性とも絡めて、私も合点がいきました。

私は息子を信じて、そっと背中を押すような応援でも良いのだろうと思っています。

至らない母ですが、ちょっとずつでも息子の力になっていけることを願っています。

 

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昨年分の首都圏模試の解答用紙と問題用紙、解説がセットになっており、自己採点結果から目安となる偏差値、志望校別の順位が昨年の参考値ですがわかります。面白いな〜と思った。

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