みなさんこんにちは✨
最近から当サイトに関心を持ってくださった方もおられるだろうと思うので、今日はまず最初に改めて私の現況について記録しようと思います。
私は、27歳の時に国内の国立大学で博士号を取得して、40歳までを研究者として大学教員や研究機関で勤めました。研究活動の一環として国内外の研究チームに参加をしたり、物を書いたり、講演をしたり、30代では時流に沿って女性研究者の支援活動に参画したりと、自分らしく割と楽しくやってきたと思っています。
研究における専門分野は、癌とか感染症とかです。それらの成果は大きな受賞歴などもいくつかあって、いろいろな人と知り合えたし繋がりを持たせてもらいました。本当にありがたく充実した研究生活だったと思っています。
2020年の春、新型コロナウイルス感染症の流行により、私の最愛の息子(2010年生まれ、当時10歳になる頃でした)が大きな混乱を見せました。どうしていいかわからなくて、私も一緒にメンタルの調子を大きく崩してしまいました。それを機に研究職を辞し、今に至ります。
息子は幼い頃からとても繊細な子供でした。そして集団には馴染みづらい、少し“変わった”子供でした。だけど彼は私の息子、面立ちのみならず内面も、息子は別の人間なのに、本当に私の幼い頃にそっくりでした。
だからこそか私は本当に浅はかで、無根拠で、
きっと息子も成長とともになんとかなっていくだろう、かつての私がそうであったように。
と彼の生来の困難を軽視をし、彼が言い表せない社会生活上の困難を持つことにうっすらとは気づいていたにもかかわらず、彼の生きづらさをともに支えてやるどころか、幼い息子1人だけにその困難への対応を押し付けてきてしまいました。その混乱の蓄積が、あの新型コロナウイルスの流行時の環境変化をきっかけに息子に一気に表出したのだと捉えています。
私はあまりに無知で無責任な母親でした。息子が何より大切なのに、どうして彼の生きづらさに私は気づきもしなかったのか。悔いても悔いても悔やみきれない、過ぎてしまって取り戻せない10年分の時間を思い、私はただ悔いました。
息子はさまざまな特性を持ち、現在は不登校を継続しています。自宅では好きに過ごしていて健全ですが、もう少し外に出てほしいなぁと願っているところです。
もう1人、私にはこの春に小学生になったばかりの娘(2017年生まれ)もいます。
娘は面立ちも父親である夫に似ていて、素直で明るく、ユーモラスでひょうきんな、とても朗らかな子供でした、自宅では。
娘には、場面緘黙症という困難が伴うことがわかりました。これまでの経緯の一部は当サイトにも記録してきておりますので、ご関心のある方はぜひそちらを追いかけてみてください(↓)
場面緘黙は、母親である私自身も経験をした障害です。私は、娘の母親として、そしてかつて同じ困難を経験したことのある当事者として、当時の自分が得られなかったあらゆる支援をどうか娘には与えたいと、ただその一心で、私たちは娘が安心して過ごせるだろう環境に向かって手を伸ばし続けてきたのだと思っています。
そうして娘は小学校受験を経験し、穏やかで温かな校風の私立小学校に入学したのがこの春です。
「家の外で家族以外とは話せない娘」の受験はもちろん、決して安易なものではありませんでした。だけどまるで奇跡のような縁がつながり、娘は今の環境に至っています(↑)。これからもいろいろなことがあるでしょうが、娘にはどうか安心して学んでほしいと願っています。私たちにできることはどんなことでも精一杯にやっていくつもりです。
娘の就学をきっかけに、私たちはこれまで住んでいた地域を離れてこの春に転居をしたばかりです。
それでしばらく忙しくって、本当に慌ただしく走り回っていたのですがそれもそろそろ目処がついてきています。
娘は順調に小学校に馴染みつつある様子でして、本当に本当に、良かったのだと思っています。心配な私は毎朝夕の登下校の付き添いを続けましたが、今朝の登校時の送りでは娘についにこんなことを言われました😅
もう学校まで迎えに来なくていいよ。今日の帰りは途中で待っててくれたら大丈夫。
大丈夫だって言ってるでしょ、笑
そう?じゃあちょっと挑戦してみるね。
あ、過ぎた4月14日には、私もまた一つ歳をとりました。44歳になりました。
だけど今年はあまりに慌ただしかったし“いつの間にか過ぎていた感”しかありません😅44歳ってゾロ目じゃーん!よく生き延びたもんだと思っています。とまぁこれはまた、いずれゆっくり噛み締めることにして。あぁ自分の誕生日に紐づけている献血も、歯の健診も今年は全く行けてない😨それでも美容室にだけは行けたことは嬉しかったし、とてもリラックスできました。良い時間を過ごせたのだと思います👍
髪の手入れは、友人が運営するプライベートサロンに母息子娘共々いつもお世話になっています(↓)
そのほかにも、息子が転入した学校との面談も、転居先の区の教育相談ともつながって息子の進路や生活面での初回の面談も終えたことも、地域に知り合いができたことも、子供達のかかりつけのクリニック等からの紹介も、全てが整いスムーズに移行しようとしております。心配事が次々と解決できたこの春です。よくやったよ私、本当に。自画自賛!
するとボチボチ、私自身も再始動しなくちゃいけないかしら…✨
担当させていただいております北日本新聞での連載も、おかげさまで第3回目が先週末に公開されたばかりです(↓)。当サイトで記録してきた内容がベースとなりますが、関心と機会があられましたらぜひこちらにもクリック→できればお目通しいただけましたら幸いです。
第4回目の執筆が、本当は今月半ばまでの目処だったんですが、まだ1文字も書けてない😣編集者の方にはちょっとスルーを決め込んでいて本当に申し訳ないけど内心とても気にしています、なんとかします🙏
さぁ私も再始動のタイミングになりそうです。
折しも44歳を迎えましたし、この先の1年間の目標も色々と考えてはあるのですが、
娘の就学がスムーズに迎えられた今、
安定の不登校を継続する息子にももう少し目を向けたいなと思っています。思春期で、家が大好き、自室で好きなことだけしている息子ですが(勿体無いと思うのは私だけだろうか…😭)、
今年はぜひ、
“息子の一歩”を願う年にしたいというのが母親としての本音です。
無理強いしてもいい結果にならないことはわかっているので、そこをなんとかしていきたいと思っています。ティーンエイジャーだし難しいのはそうなのだけど🤔
当サイトの更新頻度ももう少し取り戻していきたいです。
あとは登山も本当に行きたい😭⛰️
昨年はあまり時間が取れなくて行けてなかった趣味の登山も、もう少しだけ行けるようになりたいです(↓)。GWも目前ですから、何か少し計画したいと思っています。息子と娘の新しい雨具を新調するなど、準備だけは万端です👍
さぁ再始動!がんばろう!
今後ともどうぞご指導のほど、皆様どうかよろしくお願いいたします✨
ーーー書籍紹介ーーー
忙しい合間にも、読書がよく捗りました。読んだ本でこちらはとても読みやすい良書だったと思います。
→「発達障害ではない」という診断でがっかりする人がいるというトピックに、それぞれの人がそれぞれに難しさを抱えていることをよく想像することができました。とても素敵な書籍でした。
→おすすめを受けて購入しました。良さそうです✨息子の本棚にソッと置きたい。手に取ってくれるだろうか🙏
→いやこれホンマに🤣謎に強い正義感、理不尽や不条理への断固たる許せなさ。これらの特性がどれだけ私(やたぶん息子も)の足を引っ張ってきたというのだろうか😭少しでもそれを手放せればと手に取ってみた書籍ですが、読んだらすごく面白かった🤣続き?もあるらしいので手配中(↓)
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