みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
今日、この記事は当サイトの200回目の更新です。
早いなー。あっという間だ。
これまで当サイトを更新しながら、私はずいぶん勉強できたし息子の理解も進んできたなと思っています。
まだまだ未熟ではありますが、私自身がこのサイトを通して成長してきたという実感が大きいです。感慨深い。
それにさぁ、平日の午前中だけの時間だけど、書ける時にその時の思うところを書いていくことはすっかり日課のようになりました。
私のような素人が、自身の経験を徒然と勝手に書くものですが、それを読んでくださる方がいて、最近では応援のメッセージやご意見をいただいたりとコミュニケーションの機会が得られることをとても嬉しく感じています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
さて。
200回目とは言いましても、普通の日々の話です。今日は先日、息子が兄らしく妹に教えてやってた“ふとした一言”が印象に残ったので、それを記録しておこうと思います。
息子は兄として、妹に教えることで彼自身も納得を得ることがあるのだろうなと感じました。
立場が人を育てるのだとよく言いますが、これもそんな一つの例かもしれません。
変化が苦手な息子
環境のみならず、持ち物の変化も苦手である
私の息子は、変化をとにかく嫌がります。
環境変化、予測不能。そういった“見通しがたたない”中でのいろいろな事態の展開などが苦手です。
入学や引っ越し。もしもそんな大きな環境変化があれば、前もって備えることが可能です。
昨年の、急なコロナ休校なんかは辛かったけどね(↓)😞
まぁここまでの大きなかつ急激な状況変化は、そうそう起こるものでもないですよ。
だけど息子は、例えばもっと小さな変化。日常的な、他人から見れば些細とも言えるようなそんな変化も苦手です。
それは例えばこんなこと。
使っていた鉛筆が短くなって持てなくなり、それを新しい物に取り替える。
成長期で服や靴のサイズが合わなくなって、それを新しい物に取り替える。
そういうことも、息子はとても苦手です…(↑以前の記事をご参照ください)
こうした“息子の持ち物の交換”一つ一つが、私は毎回いつも難しい😩
タイミングとか、声の掛け方を間違えてしまうと息子はワッと興奮します。だから私は都度、出来るだけ注意を払いたいと気をつけつつも、だけど未だスムーズな解決方法の発見には至っていないのが現状です。
息子もね、頭では分かっていると思うのですよ。だけどどうしても本人にさえ制御不能な“拒否反応”が出るのだろうなと思っています。
つい先日も、私は息子が学校に持っていく筆箱の中の鉛筆がどれも持てないほどに短くなって、電動鉛筆削りでも削れないほどになっているのを発見しました。
そして息子に、なんともなしに言ってしまった…(←気をつけ忘れた😭)
あ、鉛筆が短い!よく使ったじゃーん!新しいの買ってあるから、取り替えなよ!
そしたら息子は大爆発。やっぱりね。
まだ使うのーーーーーーーーー!!!!!
ごめんって…。そうだね、まだその時期じゃないんだよね。あなたに任せれば良かったよ。本当にごめん。
私は余計な口を出したことを反省し、様子を見守ろうと決めました。とはいえさ、使いづらそうに鉛筆を握る息子がその度にヒヤヒヤと心配になるし、私はもう、気になって仕方がありません。
そんなことが、彼の日常では茶飯事なのです。
妹の歯ブラシの交換に
とはいえど。
生存に関わることでは決してないので、彼のペースで納得していけば良いのだろうと思っています。
いつかきっと気づくだろう。
そうして一つずつ、自分で理解していくしかないのだろうとは思っています。
そんな折、こんなことがありました。
娘(妹、4歳)が使っていた歯ブラシが古くなり、交換の時期になりました。
私は娘に言いました。
ほら、歯ブラシが開いてきているから、もうこれは交換ね。
新しい“しまじろうの歯ブラシ”を買ってあるからね。
だけど娘はこれをとても嫌がりました。
今使っているのは大好きな“すみっこぐらし”の歯ブラシなので、それを交換するのが嫌なのです。
『しまじろうのは使わない!今のままがいいの!』
彼女はそういって嫌がりました。
そっかー、しまじろうのは嫌かー。
じゃあさ、明日、すみっこぐらしの歯ブラシを買ってこようか。
そうしたら交換できる?
私は娘にそう提案をしましたが、それでも娘は嫌がります。
『新しい物に交換したら、今の歯ブラシはどうなっちゃうの?捨てちゃうの?』
娘はそういって、半ば泣きそうな目をしていました。
さー、どうすっかな。困ったな。なんて言おう。
『捨てますけど?』って言うのは多分ここでは不正解となるだろう🤔私はとても悩みました。
私がそう逡巡している間に、廊下を通りかかった息子がやってきました。
状況に気づいていたようで、息子は妹の目線に合わせてやって、そっと優しく言いました。
ほら見て、この歯ブラシももうだいぶがんばったんだよ!
これは気持ちよく引退できるよ!
しっかり使った物ならさ、ありがとうっていう気持ちで取り替えてあげてもいいんだよ!
すると娘は納得したのか、
『じゃあ明日からしまじろうのを使う...』
と言って自分から古くなった歯ブラシをキッチンに下げ(←ゴミ箱は娘の手の届かないところにあるので娘は何かを捨てる時にはキッチンカウンターに置くことになっています)、自分から
『ありがとうございました!』
と言いました。
やっぱり息子は分かってはいる
びっくりしました。
本当に。
心の底から驚いたので、私の目は絶対まるくなってたハズ。
驚いたのは、息子にです。
頼んでないのに自分で察して来てくれたこと。
妹の気持ちを汲んだ、とても優しい言い方をしてくれたこと。
感謝をして“引退する”ことは前向きなことだと捉えていること。
私はそんな、一連のことに驚きました。
分かってんだな。息子はやっぱり理解はしている。
ただ、感情が追いつかないことがあるだけなのだ。そのことを、私は改めて知ったのです。
言うは易く行うは難し、でもない
とはいえね、人に言うのは簡単であって、自分でやるのはやっぱり無理ってこともありますよ。
息子について、その辺りは一体どんな感じだろう?としばらく様子を見ましたが、
『息子が使った言い回し』は、息子本人にもまたスッと届くことがわかりました。
先述の、筆箱の中の短くなった鉛筆たち。
私は今一度申し出ました。今度は言い方に気をつけて。
ねえ、その鉛筆たち、引退時期が近いんじゃない?
こんなにたくさん頑張ってもらえてありがたいね、感謝して引退しようか😊
するとそれが、息子にスッと届いたのです。
そうだね〜。
新しいの、買ってある?入れ替えてくるよ!
うん、買ってあるよ。いつものストックコーナーに入ってる。
息子は自室の電動鉛筆削りを使いに行って、鉛筆を何本も削ってきて、短くなった鉛筆たちはまだ捨てないけれど、
ありがとうございました!
といって、勉強机の引き出しの中、奥の方にそっとしまっておりました。引退はしなかったけど隠居したって感じだろうか。
さらに息子はサイズアウトしたヨレヨレの下着を一枚だけ出してきて、それは無事に“引退”していただくことと成りました。もう着られないということを、『ずっと気にはしていた』とのことでした。
今回のことは、息子はもともと物事をよく分かっているが、妹に教えることで彼の納得もまた深まったということだろうと思います。
私も『どう言えば息子に伝わるか』が分かってきたし、今回は兄妹関係が良い方向に作用したということでしょう。
兄として、立場が息子を育てていると感じました。
そんな兄を、妹はとても慕っています。
これからもどうか2人で助け合い、健やかに育ってほしいと願いました😊
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