みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
先日、子供の成長において、親が出来ることは何なのだろうと考えさせられたことがありました。
子供ってさ、すごいよね。
今日私が言いたいのは、(もっと良い言い方があるかもしれませんが)子供はうまく焚き付ければどこまでも勝手に伸びていくのだということです。
それを親が止めることがあっては絶対になりません。
そんなつい無意識に作りがちな“天井”を、どう取っ払っていくかが親の課題だろうと思ったのです。
難しい問題です。だけど努力はできます。
息子のお友達の話にとても感動したので、今日はそんな話を記録しておこうと思います。
英検のダブル受験を望んで
息子のお友達の話です
今秋、息子は英検4級を受験してなんとかかんとか無事に合格。
その際、私は息子の息子のモチベーションアップを狙って息子のお友達(R君とします)もお誘いし、自宅で“勉強会”など開催したりもしてみました。これがとっても効果的!良い作戦でした、うまく行ったと思っています😊👍
R君は英会話を習っていて、今回初めて英検5級を受験したのだということでした。
毎週土曜、R君はニコニコしながらやってきて、私の息子としっかり2時間英語を勉強した後、ちょっとゲームで遊んで帰ります。そんなふうに、私も息子もとても楽しい時間を過ごさせていただいておりました。
そしてR君はなんと、ほぼ満点(惜しかった!)の非常に高得点での5級合格を果たしたわけです。
これはそんな2人の『合格お祝い会』に、ご飯を食べに行った時の話です。
親を説得する熱意
息子は4級、R君は5級に合格。そして次の英検は来年1月開催です。
どうする?受ける?
我らママらは、まぁまだそんな態度で話をしながらちびちびと熱燗🍶などをいただきつつ、美味しい焼き鳥を食べていました。
次に受けるなら息子は3級、R君は4級だね。だけどさ、ちょっと考えてみて?
R君はすごい高得点で5級に合格しているし、4級の合格スコアももう超えてるじゃん。もしかしたら、今から息子と一緒に勉強すれば3級だって狙えるかもよ。
英検はダブル受験(隣接した2級の同時受験)ができるはず。考えてみたら?
と私が何の気無しに発言すると、そこにR君が食い付きました。
え!それやりたい!
〇〇(←息子)とおんなじ級まで行きたい!
えっ!?そんなあっさり!?小学生で3級を狙うって、口で言うより大変だぞ?正直、息子は厳しいかもなと思っています。習得しなければならない技術(Writing)の壁があまりに高い!…まぁ、それでも少しずつ勉強するしかないとは思っちゃいるけど。
そんなわけで、『R君も3級受験を考えてみたら?😊』くらいの軽い気持ちで発言した私は軽率だったかもしれないなと後悔しつつも驚きました。
それより何より、R君のママが驚いていました。
そんな💦本当は5級もまだ早いと思っていたのに。
この子はそんなに要領のいい子じゃないからね💦ダブル受験なんて、きついと思う。
英会話の先生にも相談してみないと何とも言えないよ。
まぁ、受けるなら息子と一緒に勉強見るけど、大変だろうとは思ってる。
それに息子は6年生からは受験勉強に専念するから(←R君は中学受験無しです)、この冬が小学生最後の受験になるから、それは思っておいてね。
だから、やるって!受けるって!
三者の思惑が、そこで微妙にすれ違い、行き違い。
すごいなと思ったのは、R君がママを説得し始めたことでした。
だから、やるって!
小学生のうちに3級とってみたいから!ちゃんとやるし!
英会話の先生に相談してみよう、それから考えよう!
受けるんだって!
そうは言っても!無理かもしれないでしょ!今決めなくても良いじゃない!
ママの気持ちもわかります。R君に負荷がかかることをとても心配しているようでした。
親は子供の挑戦を支えることが仕事であろう
結局、R君の熱意はなかなか大したものでした。
彼の熱意にママはタジタジ。だけどやっぱり目標は高いし、ダブル受験となると本人にかかる負担も大きい。さらには親の都合で言えば、支える親が、子供本人と同じくらいに大変なのです。仕事も忙しい彼女は『よし、やれ!』と即決できないようでした。当然です。
だけどね。
それを横でみていた私(←焚き付けた本人でもあるし💦)はここで、ふと思ったことがありました。それがつい、口から出ました。差し出がましいとは思ったけれど、なんだか言わずにおれなかった。
落ちても、良いんじゃん?
3級ダメでも4級受かれば前進だしさ。プラスの経験にはなるはずだよ。
なんかさ、子供が『やる』って言ってるものを『やめとけ』って言う理由が見当たらないよ。
子供の挑戦に天井を作っちゃいけないよ。どうだろう?受けさせてやったら?
私は彼女にそう言いながらも、それは自分自信への言葉のようにも感じてきて、なんだかとても考えさせられてしまったのです。
以前に当サイトでも書きましたが(↓)、世の中には、能力を持ちながらも境遇によってその可能性が狭められている子供が存在します。私はそれをとても不幸なことだと考えています。
私はこの時それを改めて思い出し、そして考えさせられてしまったのです。
例えば地方で。
『女の子なんだから、大学に行かなくても良いじゃない』という考えの親は今この現代にも存在します。『将来は地元で結婚して親の近くに住んでほしい』そう思うのみならず、実際に仕向ける親がまだ存在することが現実です。
何にせよ、“親が”そうなることを望んでいないから子供の飛躍を想像しないと言えるでしょう。『うちの子には、そこまで望んでいないのよ』と勝手な上限を付けています。
もちろん本人が自ら選び取るなら結構です。しかし、他人が情報を制限し可能性を狭めるなんて本来あってはいけないことだと思うのです。
私自身も、そんな環境で生まれ育ちました。閉鎖的で保守的な田舎の環境でした。
事実、私は大学進学の際に『女が大学に行って何様になるつもりだ!』と父に言われて家を出ました。だけど私はあの時それなりに勉強して国立大学に合格して無理にでも家を出たことを、本当に良かったと思っています。そして出来たならば、あの時の私にもっと情報があったならばと、私にもさらなる可能性があったかもしれないことを今もどこかで悔やんでいます。
“知らないことには挑戦できない”
それが子供の挑戦を阻む天井の一つでもあるわけです。
だけどね。幸いにも、私たちはそうじゃない。そうじゃないんだから、どこまでも挑戦させてやったら良いじゃない😊
落ちても良いじゃん、命が取られるわけでもなしにさぁ😊
やっぱり私はそう思い、R君の熱意を応援したいと思いました。
今冬も英検受験に挑戦だ
そんなわけで。
息子とR君は、この冬も英検受験に挑戦する運びとなりました。
ダブル受験の受験料(←けっこうな金額ですよ。英検って受けるだけでも高いのねぇ💦)も、ママは気持ちよく出しちゃうよ!頑張って!😊
ママ同士は酒好き🍺なので、試験が終わったら“お疲れ様会”、どちらか1人でも合格したら“合格お祝い会”をまたやろうね!って約束もして、覚悟を決めて、息子たちを応援することに決めました。
それから少し時間が経ち、先週にばったりR君に会った時には、
…まだあんまり勉強は進んでなくて。
って言っていました。
まだ時間はあるからね、気にしているだけOKじゃない?😊もう少ししたらエンジンかけて、無理なくやっていけば良いと思いますよ。
3級となるとかなり難しくはなりますが、私は彼ら2人でなら結構楽しく頑張れるのではないだろうかって楽しみです。
マイペースな息子もそんなR君の熱意に触れて、
おれも、追い越されないように頑張らなきゃ!
って言ってるし、
おれだけ落ちたらどうしよう〜〜!!!
って笑っているから、
別にあなただけ落ちても、命が取られるわけじゃないから構わんよ。だけど必ず努力は尽くしなさい👍
と念押しだけはしておきました。
ってことで気負わず焦らず、この冬も楽しく勉強できたら良いんじゃないかなって思っております。
結果も大事だけど、“努力をしようとすること”それ自体も大事なことだなと思うことがあります。今回は特にそうかも。2人とも、どうか精一杯努力されたし!と応援しながら見守ります。
何よりさ、今回はこうして一緒に勉強してくれる“仲間”が息子に出来たことが本当に喜ばしいと私はとても嬉しいです😊
息子はもう、親から少しずつ離れながら“自分の仲間”を作っていかなくてはならない年齢です。
その一歩が、確実に実現しつつあることが私はとにかく嬉しいです。
どこまでも大きくなれ、息子たち👍
お母さん達は、応援と支援は惜しみませんよ。これからの一層の成長が楽しみです😊
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