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#5 私の在宅勤務: さらなる混乱の始まり

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息子の特性に気づくまで

この投稿を書くのは辛かった…。

3月24日の修了式。息子は久しぶりに学校に行って笑顔で帰ってきました。息子が社会と繋がることの重要性を実感しました。

学校が再開したらきっと息子は元気になるに違いない。そう信じて新年度の学校再開を待ちましたが、日を追うごとに感染症の流行は拡がりを見せ、小学校の登校予定も次々と中止や分散登校へと変更になりました。

4月6日からは私も在宅勤務となりました。これで私も不安定な息子の側に居られる。息子の生活を立て直すとともに、すっかり手につかなくなった宿題や塾の学習もすぐ隣で見てやれば取り戻せるのではないかと期待しました。

しかし、私の在宅勤務がさらなる混乱を引き起こしたのです。全ては私が未熟で至らないためなのですが…。

私も在宅勤務へ移行

研究所からの在宅勤務指示

4月5日(日)の夜、私が勤務していた研究所の所長より在宅勤務指示が出されました。

ようやく、という感じでしたがこれで私も通勤しなくてよくなるわけで、仕事はあるけど自宅に居られる!

とにかく息子を優先したい、仕事はできる範囲でなんとかしよう。この頃には私はもう息子のことで気持ちがいっぱいで、とにかく安堵したことを覚えています。

4月中の登校は全て中止。一家引きこもりへ。

また、同5日の夜、小学校からの一斉メールにて明日の始業式と週内に予定された登校日は全て中止になる旨の連絡がありました。

はぁ〜、やっぱりか。。残念だけど仕方ない。。

始業式や登校日が中止になったことに対しては、複雑ながらも大いに残念な気持ちでした。

私もこれほどの感染症蔓延状況において息子を登校させることに不安を持っていたのは本心です。

しかし、息子のメンタルはもうすぐそこまで限界が来ています。息子は3月24日に外に出て以来再びずっと外出しておらず、学校で言われた「できるだけおうちで過ごしましょう」という約束を律儀に守り続けています。私が時々スーパーへの買い出しに誘っても、嫌だと言って涙を流して反抗します。

さらに翌6日の夜には、4月13日以降の登校日も全て中止となることが決定され、学校はGW明けの5月7日まで休校となりました。これから1ヶ月間はずっと自宅で過ごすこととなりました。

私はリビングに置いた机で仕事をし、息子も隣で勉強させたりしながら過ごすことをイメージして環境を整えていきました。

それでも家に居られるのだから

ちなみに下の娘(2歳)が通う保育園も4月7日からは医療や社会生活の維持に必須の職業に就くご家庭のお子さんに限る”特別保育”となり、事実上の休園となることが決まりました。

幼い娘を自宅で見ることはやや大変とは思いますが、幸い娘は本当に手がかからない聞き分けの良い子です(自分比です。癇癪の多かった息子と比較するからそう思うだけであり、娘は年相応の普通の女の子なんだとは思います)。

それでも親が家に居られるのだから、息子は3月中のように1人きりで留守番をするわけじゃない。隣で付きっきりで過ごしていけば、きっと息子は少しずつでも持ち直すだろう。

そんな在宅勤務のスタートでした。

しかし実際の引きこもりの自粛生活は思うように行かないことだらけであり、私たちの生活は段々と歯車が狂い始め、混乱の毎日を過ごしていくことになりました。

在宅勤務の誤算

娘はやっぱり放っておけない

これは私の在宅勤務が開始して2日目、国内に緊急事態宣言が発令された翌日の4月8日の写真です(↓)。

仕事をする私の膝の上から動かない娘(しかも機嫌が悪い)

保育園が休園となり、自宅で過ごすようになった娘(2歳)。

当たり前ですよね。。。遊ぼう、ちょっと来て、何か食べたい、おしっこ出た、お茶こぼした、これ見て!ねえお母さん!とずっとずっとまとわりついてきます。

本当に当たり前です。娘は家に親がいて兄がいて、毎日が日曜日みたいなもので遊んでもらえると思っているのでしょう。

それでも私も仕事があるので膝の上に乗せて作業をしますが、今度は机の上のペンを触ってみたりPCのキーボートを押してみたり。

落書きをする娘。やめてと言っても通じるわけがない。

ちっとも仕事になりません。私は集中できないことに段々とイライラすることが増え、幼い娘に向かって「ちょっとは黙っててよ!」と大きな声を出すようになりました。

娘の気をそらすためにレゴを出しておきましたが、ふと見たらレゴを口にくわえていて慌てて止めました。この時も大きな声を出しました。一緒に遊べないのにこんなもの出しておけない。

娘を一人でソファに座らせるために、リビングのテレビでアンパンマンやしまじろうの動画をつけっぱなしにしたりもしました。

午前9時から午後5時35分の私の定時まで娘はずっとアニメを見て過ごすのか?親が家に居るのに?そんな罪悪感も私の疲れを増長させていきました。

息子は上の空。付きっきりの私が対応できなかった。

息子はすっかり気持ちがどこにあるのかわからないままの、ずっと上の空のような状態が続いていました。食事は取りますが、だんだんと食べる量も減って活動量も下がっています。

すっかり離れてしまった日々の学習。小学校での春休み期間に出た課題もまったく出来ていませんでした。しかも苦手な作文で「小学校のここが好き!」というタイトルで書かねばなりません。

それでもまずはやらねばなるまいと取り組みますが、社会から引き離されて精神的に滅入った息子に「ねえ小学校のどこが好き?」って聞いても何も返事はありません。

「書かないわけに行かないしさ、なんでもいいんだよ。」と促すも「(好きなところは)ない」と言うばかり。

じゃあお母さんが決めて良い?じゃあ校歌について書こう。すごく明るくて素敵な校歌だよね〜

それでも息子は「校歌は好きじゃない」と言うだけ。じゃああれは?これは?と提案しても、息子はずっと上の空です。

私も次第に「じゃあ何が良いのよ!何について書くのか決めてよ!お母さんお仕事してるから、決まったら教えて!」と嫌な言い方になっていきます。

最低です。息子は精神的に不安定になってるのです。それなのに私は息子を追い詰めるような言い方をして、息子を泣かせることもありました。

こんなこと言いたくないのに。在宅勤務になったら息子と寄り添い立て直していこうと、そればかりを考えていたはずなのに。

全く上手く対応できない自分が本当に嫌になりながらも、それでも日々の息子の態度やる気のなさ一つ一つが目についてしまいそれを厳しく叱ってしまう自分を止めることができませんでした。

「自分でなんとかしようって気持ちを持ってよ!」「わけわかんない!」「泣いて上手くいく訳じゃないでしょ!」「自分の感情くらいコントロールしなさい!」私は毎日のように息子にこんな物言いをしていました。

仕事ができないという不安、モチベーションの低下を感じた。

この週から私は出勤しない代わりに毎朝、当日の健康チェックシート及び在宅勤務申請書によりその日の業務内容と緊急連絡先を職場に届け出ることになっていました。また、その日の勤務終了時には勤務時間の7時間35分に相当する量の業務報告と成果物を提出しなくてはなりません。

ちょうど4月は研究費に関する諸手続きや学会への研究成果報告準備などでやることはそれなりにありました。まずはそれらの、(言い方が悪いですが)”あまり頭を使わない”作業をサッサッと終わらせていきました。

しかしやがて子供2人を見ながら日中を過ごし、夕方になって書いて提出するような成果が全然ない。そんな日も出てくるようになりました。そんな不安や無能感がイライラとなり、そのイライラをまた息子に向けてしまいます。

2時間だけでも集中できないか。

そう思って深夜や早朝に仕事の時間を取ってみたり、夫と時間交代制で仕事に集中する時間をそれぞれ作ろうとしたこともありました。

しかし、もはやそういう問題では無かった気がします。私はこの頃既に仕事がどうでもよくなっていて、明らかに仕事に対するモチベーションを失っていることに気づきました。

職場からクビだと言われていないから在籍しているだけ。そんな状態の自分が嫌だったし、上司や周りからどう思われているだろうかと考えると不安だし役立たずで申し訳ないという気持ちで押しつぶされそうになっていました。

そしてそんな気持ちがさらに息子に向かい、私は息子をどんどん追い詰めていってしまいました。

在宅勤務が始まってからまだ1週間程しか経っていません。この先の自粛生活もまだまだ続きます。私はどうすれば良いのかと落ち込み眠れなくなり、今思えば私の精神状態もこの頃からだんだんと不安定になっていったのだと感じました。

 

今日は久しぶりに本屋さんに寄りました。息子に本を数冊と、私はこのような本を買ってきました。新しい知識が得られそう。今日から読んでみます。

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