みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
昨年から準備を始め、今年早々から始動した当サイト。徐々に見に来てくださる方が増え、最近は日に数百のアクセスがあるようです。ありがたいことでございます。
私は子供の発達障害に向き合っていく上で、『仲間を集めること、情報を集めること、気持ちを共有する相手がいること』がとても重要だと思っています。本当にありがたく、見に来てくださる方全てに感謝しています。
さて、先日の投稿で、私は下記のように書きました。
『定型発達(いわゆる普通)の人が”発達障害の人”を理解するための書籍はものすごくたくさんあるのに、”発達障害”の人が”定型発達”の人を理解するための書籍は一冊も見かけたことがないのです。
そういう視点で書かれた本があったら、息子の助けになるかもしれなのになって思うんですけどね。(その視点から調べたら存在するかもしれません。ご存知の方、お気軽にコメント等より教えてください。)』
これに対し、ありがたいことに当サイトを読んでくださっている方がメールをくださり、『フツウ』を理解する助けとなる私にオススメの書籍を教えてくださいました✨
『フツウ』を理解するための本
『齋藤孝の「負けない! 」』(PHP)シリーズ
当サイトを読んでくださる方からコメントや連絡をいただくことは本当に嬉しいことです。
中でも、この書籍のシリーズを教えてくださった方(Kさんとします)には私の息子と同い年のお子さんがおられ、息子同士のみならず私と彼女自身もどうやらすごく似た性質を持つようで、私たちには何かと共通点が多いみたい。メールでのやりとりは楽しくて、抑えないと盛り上がりすぎてしまいそうで恐ろしいです😅
そして、彼女はたくさんのことを私に教えてくださいます。
『定型発達(いわゆる普通)の人が”発達障害の人”を理解するための書籍はものすごくたくさんあるのに、”発達障害”の人が”定型発達”の人を理解するための書籍は一冊も見かけたことがないのです。
そういう視点で書かれた本があったら、息子の助けになるかもしれなのになって思うんですけどね。(その視点から調べたら存在するかもしれません。ご存知の方、お気軽にコメント等より教えてください。)』
以前の投稿でそう書いた私に、Kさんは下記の2つのシリーズはどうかと勧めてくれました✨
一つは『学校ではおしえてくれない』シリーズ(旺文社)、そしてもう一つは『齋藤孝の「負けない! 」』(PHP)シリーズです。
世の中の建前を簡単に、おもしろく、コミック風に説明してある部分が多いです。特に「負けない! シリーズの「友だちってひつようなの?」は簡単にアドラー心理学を説明してあり、私もとても勉強になりました。
なにっ!
”世の中の建前”を面白く学べると!!
それだ!それを探してた!そりゃすぐ読みたい!読ませたい!
シリーズは色々あって、どれも良さそうで選べない。
息子は何に反応するだろう…
…全部買っちまえ!!!
早速大人買いした!
ってことで、教えてくださった2つのシリーズのうち、特にKさんご自身も『とても勉強になりました』と仰る「負けない!」シリーズを私は全巻大人買い😎
息子に『新しい本を買ったよ』って伝えたら息子は早速飛びついて、親子で少しずつ読んでいます。
息子はもう概ね全巻を読んだと思います。
そして私は今のところ「①勉強ってしなくちゃダメ?」の巻と、「③友だちって必要なの?」を読了です。
いやぁ、私は本当に手探りで、これらの書籍シリーズのこともお恥ずかしながら今回教えていただいて初めて知りました。
教えてもらってよかったです。
小学生向けにとてもわかりやすい例えで面白おかしく書いてあるし、息子は読みながら時折大爆笑をしています。
それでいて時々顔を上げては
役に立つ本だね!
ってニコニコするから、内容的にも響くものがあるのだと思います。
私もいくつか読んでみて、Kさんがお勧めしてくれたように、
『”世の中の建前”を簡単に、おもしろく、コミック風に説明してある』というのがすごくよくわかりました。
この本に書いてあることは、大人が見れば建前に過ぎないと見える部分もあるかもしれません。
だけどそのように社会は成り立っていると知ることはとても良いことで、その上に自分なりの価値観や振る舞いを上乗せしていけば良いのだとわかります。
世の中の、少し厳しい側面も書かれています。
それも踏まえての、自分なりの”距離感”を見つけていくことが大切なのだとわかります。
このシリーズは、大人になる上で大切なことを教え、そして自分なりの軸を持って自信を持って育てば良いと背中を押してくれるように感じました。
息子のように凹凸のある子のみならず、全ての幼かった子が社会に出ていくための灯台のようなものになると思います。
自信を持って漕ぎ出せば良い、あなたはそれで大丈夫。
そんなことに気づかせてくれる書籍でもあるな、と私は思いました。
新5年生クラス替え
「友だちってひつようなの?」を読み返して行った息子
春休みを終えて、おかげさまで我が家の息子も新5年生になりました。
5年生ではクラス替えがなされ、また新しい環境に変わりました。高学年の自覚を持ち、頑張って欲しいと願っています。
そのクラス替えは息子の仲の良い友達が何人か一緒だったようで少し安心できました。また、担任の先生は初めて男性の先生になりました。
そして今朝の登校前、私にとってちょっと面白いことがありました。
今度のクラスでも、新しい友達ができたらいいね
私は何気なくそう言ったつもりでした。
そうすると息子はハッと顔を上げて、「負けない!」シリーズの『友だちってひつようなの?』を持ってきて、パラパラとめくって読んでから学校にいきました。
この本には、こう書かれています。
友達は気負って作るものでは無い。
居ないよりは居た方が良いこともあって、友達になるのに何がきっかけになるかはわからない。でもこういうことがきっかけになることが多いかも。
そして”友だち”といっても色々な”程度”の友達がいて、それぞれで浅かったり深かったりと付き合い方が変わるのは当然であるし、”友だち”と”自分”のどちらもを尊重した接し方が大切だ、と。
人付き合いのトラブルが増えてくる年頃の子供たちに向けて、とても良い本だと思いました。
息子も、きっと心に残るものがあったのでしょう。
だから朝に『新しい友達ができたらいいね』って声をかけられて、「この本に書いてあることをおさらいしてから学校に行こう」と自ら思い、速やかにおさらいをしてから登校して行ったのかもしれません。
なんていうか、狙ったように期待通りの効果がもう出ているな、と私は思ってしまった次第です。慌ただしく登校して行った息子の背中をみて、今朝はニヤニヤしてしまいました。
楽しい学校生活になるように。
たくさんの経験をしてきて欲しい。
その一助となるかもしれない本書をご紹介いただいて、Kさん、本当にありがとう!
いずれ『学校ではおしえてくれない』シリーズ(旺文社)も読んでみたいと思います。こちらは巻数が多いのでちょっと大変かな、でも楽しみ😊
『仲間を集めること、情報を集めること、気持ちを共有する相手がいること』
本当に大切なことだと、支えてくださる全ての人に改めて感謝✨
このご縁を大切に、さらに学んでいきたいと思います。
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