みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
まだまだ諸外国からは遅れをとっているとはいうものの、我が国でも支援を要する子供に対し、文科省による研修動画の公開もありましたし、種々の団体や個人からでもギフテッド児の成長を想い、伴走し、支えようと努めてくださる大人が増えつつあることを感じています。
それは本当に多角的な多岐のプロジェクトにより展開されておりまして、
居場所作りの支援なのか、
支援者や理解者との出会いの確率を高めるための支援なのか、
好きなことに没頭させてくださろうとするものや、
その活動を積極的に誉めてくださる自己肯定感向上のための支援もあり、
団体でなくとも個人それぞれが誇りを持って活動しようとしていることが私は心強い思いです。
微力ながら、時々私も出会った人によく聞かれることがございます。本当によく聞かれます。
なおみさん自身は、ギフテッド児の居場所づくりをしていきたいとかは考えていないの?
その都度一瞬は考えるけれど、
うーん、思ってないわ。ごめんね。
今の私はまだ、自分で何かこれ以上を展開しようとする考えの段階ではありません。
その理由は、単純です。私にとっては私の息子が世界で一番大切だから。
もちろん他所のお子さんのことも知りたいし、関心があるし、話を聞いたりしたいけれど、今の私にとってはまだそれは息子以上に関心を持てるものではないってことだと思います。
“今はその時期ではない”ってだけで、もしもいずれ息子が素敵な青年になって自立をしたら、その頃には何かもう少し自分らしい貢献ができることをしていきたいと着想するかもしれません。だけど今は、私の研究対象は息子がメインだということです。
子供の居場所探しに関しては、何より我が家も目下の喫緊の課題です。渦中です。
息子は現在13歳、この秋には14歳になろうとしています。家では明るい顔をしているけれど、ダンゴムシ期を抜け出したわけではありません。もう一息だと思うけど、まだ危うい。
さらに難しいことに、この年齢の子供はもはや親が用意したものを『はいどうぞ』『わかりました』と受け取るものでもありませんし😩、居場所は探してやりたいが親ができることは限られていることもまた事実であって、他人にしか担えない役割は必ずあると思います。
そう、他人にしか担えない役割は必ずあると思っています。だからせめても親は人のつながりをネットワークを広げることが重要です。我々は孤独ではないと伝えたい、それは私がこのサイトを運営する目標の一つとして位置付けてもいるテーマです。
私も、まだ自分で何か積極的に展開する段階ではないと言ったけど、それでもどこかで私も誰かの“他人”として、一助となれたらと願っています。
私が積み重ねてきた経験と生き様で、何か若いギフテッドの力になれることはないだろうか?
私自身もかつてはギフテッド児として地方都市で生まれ育ち、大学進学をきっかけに大人になってからは目が開き、自分なりの価値観と美意識を持ち、自分らしく闊達に生きてきたことを自負しています。もちろん周囲にはたくさん迷惑もかけました、思い出すだけで穴があったら入りたいと思うこともたくさんです、みんなあれこれ失敗しながら成長してる、そんなもんや😅👍
全部含めて“点”となり、ジャングルジムを縦に横に斜めに下にと登っています。
コネクティング・ドッツ(Connecting the dots )というテーマでスティーブ・ジョブズ氏が素晴らしいスピーチをなさったことは有名ですが、本当にその通りだと思います。
“点”と“点”のつながりは、後から『実は繋がっていた』と振り返ってこそわかること。動かんことには点も生まれん→動けば何か繋がるかもしれません。
そしてそれは私にとっても新しい“ドッツ(点)”となるでしょう。人のつながりは宝です。
居場所づくりは私はまだできませんが、それでもいつもささやかに胸の内に、若いギフテッドの力になりたいと願い続けているばかりです。何かあれば、お声がけしてみてくださいね。
新生活も落ち着いた候、そんなことを考えている次第です。
ーーー書籍紹介ーーー
土屋先生のエッセイって面白いですよね、本当に(←なんで上からやねん、笑)。ユーモラスであり、多彩であり、視点がひょいひょい転がって節操があるんだかないんだかわからない中の鋭い見識にハッとしたりと忙しい。その上で、自分の生き様も捨てたもんじゃないな、また明日から頑張ろうと背中も押される気がするところが不思議です。
気に入った一言を抜粋:“人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、言い訳を発明した”
屁理屈ばかりの息子があーいえばこー言うから腹がたつのも、これは彼の生存戦略なのだ!と私も危うく丸め込まれるところだった、危ない危ない😅と、そんな苦笑いの連続です。
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