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中学生:すごく頑張っているけど不登校

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不登校

みなさんこんにちは✨

私の現在中学1年生の長男は、特性として様々な困難を持ち、学校への適応にも難しさを抱えている子供です。

小学生の頃からずっと、なんだか周囲と馴染めないとか、ドリルなどの反復練習には顔を真っ赤にして涙を流し机を叩きとにかく尋常でないほどの抵抗を示すとか、そんな学校生活への“違和感”のようなものが長い間に積み重なって、息子は小学6年生の春に『もう学校には行かない』とそう言って、不登校を選択したという経緯があります。

息子
息子

とにかく行くのが面倒くさい。

当時の息子はサラッとこう言って、私は息子が小学校に馴染めていないことに気づいていたし『ようやくこの日がきたか』という心境で、これをすんなり受け入れました。今振り返ってみればですが、彼は学校という場に疲れてしまった、もう意義を見い出せなくなっていたのだと思っています。

しかし実際、不登校を選択した後、息子の生活はみるみるうちに崩れました。学校というのは子供にとって、日常生活のペースメーカーの役割もまたあるのでしょう。

凹凸が大きな高IQで、分野によっては早修で、かつ小学校に馴染めなかった息子のために私たちは息子の進学先として、例えば私立中学などの受験もまた考えていました。彼にとって少しでも学びやすい環境をと、私たちはそれを探し求めていたのです。同時に、息子と同じような資質を持つ私自身が子供の頃に不当で不合理だと嫌な思いもたくさんした公立中学校の“内申点”という謎の評価制度(←失礼、しかし私にとって本当に嫌な思いしかない制度なのです)を避けたいというがためだけに、我が家では『家庭の方針として』という強制を発揮してでも息子に中学受験を強いました。

しかし生活が崩れてしまった息子を私は「彼のため」という看板のもとで焦るあまり、私たちは取り組もうとしていた中学受験へも結局はたどり着くことはできませんでした。

それでも。

息子は小学校の卒業アルバムへ文章を寄せて、集合写真には出られなくとも個人写真の撮影はして、卒業式では個別に卒業証書を受け取りに行き、成長したと思います。息子はこの春、中学生になりました。

進学先は、地域の公立中学校です。

この頃には不登校とはいえど、息子の心身は回復に向かってきておりました。独学で自習をしたり、表情も明るくなっていました。私たちの生活は明確に安定に向かっておりました。

当時の私は、彼はきっと中学校にも行かないだろうと思っていたので(行ってまた崩れるくらいならば行かなくても良いだろうとさえ思ってました😅)、我が家ではこんな会話もありました🤣

私

中学校は行くつもりある?制服は買った方がいいかしら?(←笑)

息子
息子

あー、一応買っといて。

私

買うのかー😩(←一式揃えたら10万円以上かかるなとか、その投資は回収できるのかなーとか勝手に思ってた😅)

それでも制服以外の通学鞄や学用品は、私の地域でのアルバイト経験を通して出来たお友達から譲っていただいたりと、地域のつながりも構築できた恵まれた機会になりました🙏

私

まぁ息子が登校できそうで、それが板についてきた時に彼が欲しがれば新しい鞄を買い揃えても良いでしょう。

そう。

息子がまた疲弊して崩れてしまうくらいならと、私は息子に登校することを強いる気持ちは本当に全くなかったのです。笑顔が戻った息子が何より可愛くて、その笑顔が消えてしまうくらいならば学校なんてと思っていました。

もちろん私は母親として、入学前に中学校と事前面談を繰り返すなど、登校を強制はするつもりはないけれど、どうか実りある学生生活になるようにと支援を要する息子の入学に向けてできる限りの準備をしてきたことは自負しています。

さて、そんな息子も中学校に進学し、1年生前期の課程を終えました。今月初旬には中学生になって初めての“通知表”というものも受け取ってきて、彼も無事に一つの区切りを迎えることができたことをとても嬉しく感じています。

完全不登校からの入学だったこともあり、支援者の勧めで息子とは『週に一度程度は自主的なお休みを設けても良いんじゃない?』という話もしていたくらいですが、

彼の通知表に記載されていた、息子の前期の“出席日数”は私を大きく驚かせる日数でした。

登校しなくてはならない日数は、前期でちょうど『100日間』

そのうち、インフルエンザの流行による学級閉鎖が2日間。

残りの98日の登校日のうち、なんと息子は結果的に77日の登校をしていたことが通知表に記載されていたのです。

3/4以上を登校していた。すごいじゃないか。すごすぎる。

通知表の評価自体はさておきますが(←相対評価なので仕方がないとは理解しますが、息子にとってはやや可哀想:彼なりの精一杯の全力での頑張りをしただろうに、低い数値が返されました😢対応中ですのでいずれまた機会があれば記録します)、

通知表を投げ捨てた息子を呼び止め、とにかく私は息子を大きく褒めました。

私

すごいじゃない。3/4以上を登校したんだ!!すごすぎるよ!!あなたの頑張りが見えている!!

私

正直に言うけどさ、お母さんはあなたは1日も行かないことだってあり得るだろうと考えていたの。それでもお母さんはあなたと一緒にいられることが嬉しいし、それでも良いと思ってた。だけど今のあなたの頑張りを、私は心から誇りに思う。すごいことだよ!

息子は少しだけ笑いました。

息子
息子

まぁね。でもさ、それは同じクラスにK君がいたからかな。あいつが居なかったら、おれは入学式の次の日からもう行かなかったかもしれないよ。

そうかそうか、環境に恵まれていたんだね、ありがたいね。

K君というのは、私たちが札幌市から東京へと転居してきた際に、息子が就学前に少しだけ通った保育園の同級生。

当時6歳だった彼らは妙にウマが合ったようで、息子の転園初日に意気投合し、それからの保育園生活をずっと2匹の子犬のように遊んで過ごした、息子にとっては東京の保育園時代の親友とも言えるお子さんです。小学校は校区の関係で別々でしたが、縁あって中学校では同じ学校の、しかも同じクラスのクラスメイトとして6年ぶりに再会することができていました。K君も息子との再会を喜んでくれているようで、遊びに誘ってもらったり、欠席がちな息子に大事なプリントを届けてくれたりと、子供同士は思春期特有の距離感などもあるのでしょうが良い関係を築けているのだと感じていました。

そうか、色々あったが前期のうちの77日間もを息子は頑張って登校できた。それを支えてくれる友達もいた。

私はこれを本当にありがたいことだと胸に染み入る気持ちでした。

いつでも母は後ろに控えて見守っているよ。大きくなれ。

一方で、ちょっと気になることもあります。

77日を出席しても、ここまでの彼の欠席日数は22日間を数えています。

文部科学省が定義する“不登校”って、年間の欠席日数が30日以上のお子さんが不登校と定義されるようですね(↓)。

「不登児校童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。

不登校の現状に関する認識より抜粋

つまりさ、今年度の前期において息子はすごく頑張っているとは思うのですが、後期もこのペースで頑張っていっても、彼の年間の欠席数は30日を超えるでしょう(←なんならもう既に超えているかもしれません😅)。

彼は彼なりに頑張っている、しかしそれでもなお“不登校児”というカテゴリに数えられてしまうのだろうかという想像に、残念な気持ちを感じてしまうのも実際です😞

息子は、学校で『とにかく疲れる』と言っています。

私には彼の感じる感覚を正しく理解することはできないけれど、受け取る刺激が多すぎるのか、気を張りすぎてもいるのだろうかと思います。“気を張る”というのは、周囲から浮かないように、少しでも周囲と馴染むようにと、違和感を抱えたままに育った彼ならではのものすごく繊細な心ゆえだと思われます。

息子は、小学生の頃からずっと帰宅してきたらぐったり疲れてベッドに倒れ込んでしまいます。他のお子さんにとっては部活にお友達との交流にと楽しく過ごせる放課後も、彼にはそうはできません。

息子もね、年齢相応の体力がないというわけでもないのです。富士山にも日帰りで登るしさ。

だけどとにかく、息子は『学校という場が疲れてしまう』と感じるようです。

そんな疲れを抱えながら、それでもと中学生になったことに心を奮わせ、77日間もの登校を達成した息子の努力を私は心から誇らしいと感じています。

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