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ギフテッド:集団教育への不向きを感じる

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中学生

みなさんこんにちは✨

我が家の息子は、現在中学一年生。小学校では不登校を経験しています。

我が家では検討はしたものの中学受験はしなかった(←私の未熟さゆえにたどり着けなかったというのが実際です😭)ので、彼は今は地域の公立中学校に在籍し、自分なりの“想定休み”を取り入れながらマイペースでの登校を続けてきています。

彼は生来の高IQで、何事にも理解力は高いです。

だからきっと彼がきちんと勉強すれば、申し分のない程度には学力も身に付くのだろうと思われますが、今はまだ彼はやや無気力だし気持ちもまだまだ内向きで、彼自身が学ぶこと自体に未だ楽しさを感じたり興味を持てていないことは今後の大きな課題です。

せっかくの夏休み期間です。

私は何かで息子を“ちょっと動かしたい”と試みました。

私

息子は部活動やクラブ活動などの習い事をしているわけでもない。達成する楽しさだったり、何よりも人と繋がる経験をこそしてほしい。

ここで親として重要なことは、『提案を受け取るも受け取らないも本人次第である』と心得ることだと思います。それだけは重々踏まえおいて、私は彼に色々な活動の提案を試みました。

その中で、今夏に唯一息子に受け入れられた提案は、オンラインで自宅から家庭教師の先生にマンツーマンで数学を教わってみようというものでした(↓)。

そうそう。もちろんこれだけじゃなくってね👍今夏の達成事項としては、富士登山も最高でした👍親子で同じ景色を眺める登山の経験は宝です。その登山動画も近日中に公開予定ですが、本当に良い登山でした。息子よ、ますます大きくなれ!(↓)

さて、今夏の家庭教師の先生のお話に戻ります。

息子は夏休みの初日から、週に1度、1時間のペースにおいて中学数学のレクチャーを受けるようになりました。

初日からまず私が感じた彼の変化は、親には反発しまくる上にあまり人と関わることが上手ではない息子でも、他人が相手だと平和であるということです😅

息子
息子

はい!分かりました!

なんと気持ちの良いお返事だろうか

もちろんこれは、その先生は私のかねてからの友人であり息子自身も幼い頃から顔見知りということと、その先生もまた我々と同じ凹凸の資質を持っていそうな方ですのでお互いに“なにか近しいものを感じる”という安心感もありそうだ(←知らんけど😅)という特別な条件が重なってのことだろうとは思われますが、

とにかく授業の滑り出しは順調でした👍

そうして、昨日はその4回目の授業となりました。傍目で見ている私ですが、今回のことからさらに重要なことに気付かされたと感じています。

まず一つ目:彼らの会話のペースがすごく早い

息子はそれほど口数の多い子供ではないのですが、この授業ではハイペースでひっきりなしに喋っています。早口なんだよね💦そして先生もまた、それと同じかより早いペースで応戦しているようなので、少し離れた場所から聞いている私に伝わってくるのはあたかもちょっとした戦いのような雰囲気です。

なんだかイキイキとやってるなー

そして二つ目:数学の進度もめちゃくちゃ早い。

数学の花木先生
数学の花木先生

今日で中学生の数学は一通り終わったよ。

え!?トータル4時間で?終わるものなの?

確かに息子は小学6年生の不登校中に、中学数学を独学ででもサラッと学んでいたという下地は一応あるのですが(↓)、それにしたって随分これはハイペース。

どうやら今夏の授業では、実際の単元ごとの良問を用いながら基礎となる考え方を教わって、そうして問題を解き始めた息子が発する質問に答えがてらさらなる枝葉を教えてくださり、それを息子が理解できた頃には先生から見ても

数学の花木先生
数学の花木先生

その単元はもう大丈夫でしょう。

という程度にまではなるのだそう。なんじゃそりゃ😨効率良いな。連携プレーって感じだな😳

さらに三つ目:勝手にやりたきゃやれ方式が良さそうです。

数学では、もちろん連立方程式とか関数とかね、コツコツと練習を要する単元もあるのです。

しかし今夏の先生は、息子に『もし練習したければ勝手にどうぞ』とプリントを少し多めに下さって(←印刷するのは私)、

もしも息子がそれらをやったらサラッと褒めて下さるし、一方で、やらなくても何も言わない、がっかりもされない、『そういえば先週のあれやった?』とかって触れられさえもしていない😅

するとまぁ、不思議なことに、息子も進んでやりたいところだけをやるのです。

息子
息子

プリント1枚はやったから先生にメールで送った。

『はぁ!?1枚だけ?全部やれよ!』って私ならつい言いそうですが(←大変悪い例ですので絶対に言ってはなりません😞)、それが先生ならば1枚やったら『いいねー』とサラッと褒められるのです。距離感がちょうど良いということなのだと思います。

息子
息子

連立方程式の立式は大丈夫。でも座標はちゃんとやったほうが良さそうだったからそれはやった。

え?自分で自分に必要なことを理解してやったの?

息子
息子

すぐ終わらせたらまた新しいプリントを下さるから、すぐやった。

え!?何何!?息子、成長してない!?

仮に私が促せば、

息子
息子

うるさいよ!

と舌打ちでもされて不貞腐れて終わり(むしろマイナス😨)なのに、なんて違いだ。まるでまさに『親はすっこんでいろ』というお言葉を突きつけられるような気分です。なんてこった。

そんな息子は、週に1度の数学の時間をどこか楽しみにしている様子です。

昨日の授業後に、私は息子に聞きました。

私

ずいぶん早いペースで進んでいるようだね?お母さんはびっくりしたよ。

息子
息子

うん、先生の教え方が良い。お母さん、世の中にはなんでも知っている人がいるんだね〜!

私

そうだよ。専門家は頼もしいものだよ。

それにお母さんは数学ならあの先生だととても尊敬しているのよ。彼は安心してなんでも聞いて良い人だからね😊

私は、息子が前向きに笑顔でいて、生き生きとしていると嬉しいです。数学を基盤として感じられたこの“生き生き”が他の方面へも広がっていく日ももしかしたら来るのではないかと、息子が笑顔でいることはそんな想像も広がるようで私は涙が出るほど嬉しいです。

そして同時に、私はこうも思います。

この子はやっぱり、集団教育には合わない子なのだということです。

学校もそう。たとえ塾でも集団塾ではこうはいかない可能性はあるでしょう。

4週間の4時間で中学数学をさらうという、同じペースで学習ができる子供はいったいどれだけいるだろう。同時に、それに対応できる教師はいったいどれだけいるのだろう。

私は先日、海外では子供に合わせてホームスクーリングも単位として認められる制度もまたあるのだと聞きました。それもわかる気がしてきます。個別で学習するほうが心地よい子供は実際に存在するということです。

息子だって、今夏のオンライン授業では周囲の進度に合わせる必要はありません。やりたいことだけをやったらいいし、好きなところから好きなように取り組んでいけば良いのです。それをサポートすることができるプロの講師は彼の何よりの戦力です。

さらに良いのは、授業の中で思ったことを発言しても、たとえ仮にそれが少々突飛であろうともこの場においてはいつでもありのままで自然です。

数学の先生
数学の先生

夏休みはあと2週間あるから、もうちょっと先へ進もうか?

息子
息子

はい!

私

どうぞよろしくお願いします。

正直に申し上げて、当初は息子にとってこんなに上手く運ぶとは思ってもいなかった家庭教師への挑戦でしたが、この経験は私にさらに根源的で複雑な疑問を生み出したかもしれません。

“教育”って、なんだろう。

“カリキュラム”って、なんだろう。

“多様性”って、なんなんだろう。

“集団の中で成長する”ということは、いったいどういうことなのだろう。

とにかく、息子にとって学習に限って言えば今の学校の集団教育は合わなさそうで、そんな時間も気力ももったいないと言えるんじゃないか。少々乱暴かもしれませんが、今の私はそんなふうに感じる気持ちを消せません。

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