みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
私はかねてからずっと、『緊急連絡先』を書いたカードを作りたいと思っていました。
重い腰を上げ、ようやく作った!
Amazonで”手で貼れるラミフィルム”というのを見つけて、とても上手に出来たのでこれを記録したいと思います。
『事故・防災・迷子』について考えるきかっけになってもらえたら嬉しいです。
緊急連絡先カードを作ろうと思ったきっかけ
その1. 登山中の事故に備えて
今年の3月末に、北アルプスの唐松岳でこんな事故がありました(↓)。
私はこれをニュースで見て、ハッとしました。
あれ、山友達の一人が確か今日、唐松岳に行くって言ってたぞ?
そんで早速私は彼にLINEしてみた。
今日、唐松岳で男性が倒れて亡くなられたというニュースを見た。もしかして居合わせたんじゃない?
するとすぐに返事がありました。
『ええ、目の前で倒れたのを見ました。後でヘリコプターが来ていましたよ。遺された息子さんが気の毒でしたね…。』
息子さんが一緒だったんかーい。。。
この時、私にはなんだか考えさせられるものがありました。
倒れた男性は65歳。
息子さんと言ってもおそらくもういい大人でしょう。後のことは任せておける年齢です。
だけど、それが私だったらどうだろう。
その後聞き及んだ情報によると、この方は日頃の体調不良もなく、山に行っていきなりばったり倒れて亡くなられたとのことでした。たぶんたまたま山で倒れたのであり、街や自宅にいても倒れたのだろうと思います。登山のせいじゃなくてね。
この時私は、高校生の時からの友達が大学受験を控えた高3の秋にお父様を亡くされたことを思い出しました。
『朝起きてこないので布団に見に行ったら、そのまま冷たくなっていた。』
確か、そう言う状況だったと言っていました。友達のお父様は当時、40代だったはずです。私もそんな年齢になっており、これは私自身にも起こり得る話なのだと急に自覚することになりました。
人間、死ぬときゃ何やってても死ぬんだから、仕方ないよ。
私はこれまでそう思っていました。
だけど、この時私は改めて自分が山で倒れ(もしくは私が滑落して息子とはぐれ)、息子が山中に一人残される場面を想像しました。
もちろん子供を連れて山を歩く以上、そういう事態も想定されるので息子には日頃から山の素晴らしさだけでなく山の怖さを話して危機意識もしっかり持たせ、”その時何をすべきか”をシンプルに伝えてきました。
私が倒れたら(はぐれたら)、
・手持ちの全ての衣類を着て、安全な場所に留まること。
・人が通りがかることを待ち、助けを求めること。
この2点を私は何度も話しており、息子もよくわかっているのでこれはいざと言う時でも問題なく遂行されると思います。
でもそういえば。
倒れた私は仕方ないにしても、”倒れた私”を発見してしまった他人は困るだろうな〜、とも思い至りました。
この人が誰なのかもわからない、どんな既往症があって、この人が倒れたことを誰に知らせれば良いのだろうか。
そんな他人が倒れていた時、すごく困ると思います。
もしくは遭難してそのまま行方不明になった時、名前のわかるザックや衣類などの慰留品が1つあるだけでも、見つけてしまった人は助かるのではないだろうかとも思えました。
私も一応、名前の分かるものはいつも持っているんですよ?ファーストエイドの中に、保険証のコピー程度ですが。
だけどそれは荷物を全部ひっくり返さないと見つけられない場所にしまってあるし、どこにも夫の連絡先が書いてないことは手落ちであるなと気づきました。
改善を要します。
そしてそれは日頃から街を歩いているときにも言えるだろう。
地震などの災害時や急病で意識を失った時、”この人が誰なのかわからない””家族の連絡先がわからない”という事態は起こり得ます。自分のためだけでなく、周囲のために、それはできるだけ避けねばならないなと思いました。
そんなわけで私は登山だけでなく、防災という観点からも、何かしらの対策を立てないといけないなとずっと思っていたのです。
その2. 迷子になったとき
先日、家族で食料品の買い出しのために最寄りの大型スーパーに出かけていた際のことでした。
迷子のお知らせの、
子供さんのおおよその年齢と服装の特徴を知らせるアナウンスが流れました。
これを聞いて、私と夫は顔を見合わせました。どうやら同じことを考えたようでした。
うちの娘(3歳)も、自分の名前は言えないね、って。
年齢的には言えても良い歳ではありますが、彼女にはまだそれが難しい。
彼女は初めての場所や人に慣れることに時間がかかるのみならず、緊張すると視界を閉ざして”見えないフリ”もしちゃうので名前を言うことはきっと無理だと思うのです。
一人でどこかへ走って行ってしまうタイプの娘ではありません。だけどこれから何があるかわかりません。
それ以来、娘にはいつも”緊急連絡先を書いたカード”のようなものを持たせたいとずっと考えていました。
ラミフィルムを見つけて買いました
手で貼る簡単ラミネート
そこでAmazonで見つけて購入したのは”ナカバヤシ その場で簡単ラミネート 手貼りラミフィルム10枚入り”。
サイズは一番小さい”定期券”サイズにしてみました。
ラミネートでカードを作ろうかな?と思っていたのですが、ラミネーターまで買う気になれず保留にしていました。だけどこれは数枚ちょこっと作れれば良いなという私にピッタリだ!
と、見つけた時は感動して喜びました😊しかも安い😊
今朝にポストに届いていていました。Amazonは早いなー。
とりあえずプレゼンテーションソフトを立ち上げてカードの大きさを見積もって枠を書き、まぁこんなもんかと呟きながらデザインしつつ必要そうな情報を入れてみる。
まずはこんなもんか?とりあえず、悪くない、うん。
これをPDFで保存して印刷し、大きさを合わせて切ってラミフィルムに挟んで、それを貼り付けるのは道具もいらずに本当に簡単✨✨✨
やった!とても綺麗にできました!ラミネーターで接着したような、遜色のない出来上がり!
そして角に穴をあけ、
登山用のザックに付けた場所は雨蓋のすぐ裏。
ここは誰かがザックをあけたら、一番最初に目に入る場所です。かつ普段は外から見えない、申し分のない箇所のような気がします。
満足。
カラー印刷できなかったのは我ながらウケましたが、これはこれで主張しすぎず良い感じなように思えます👍
私の一番のお気に入りザック:グレゴリーのJADE38(↓)
登山用ザック、夫や子供たちのためにも作っていこう
出来栄えに満足して夫に見せたら、夫も「へ〜、要るね〜👍」と大変喜んでくれました。
早速明日から増産しようと思っています。
私のテント泊用の大きいザックにも付けたいし、夫のトレラン用のバッグにも付けて欲しいという話。
息子のランドセルと息子の財布にも入れておこう。娘のポシェットにはラミフィルムを切って少し小さめのものを付けておこうと思います。
登山事故にも防災にも迷子にも、日頃から”当事者感”を持って準備したいと思います。
日頃の意識は大事だと思います。何かあってからでは遅い。東北の大震災の時も、”誰かわからないご遺体”が多かったというニュースもありました。
これを読んだ方が、ご自身や家族、周囲の人のために何かしら考えるきっかけになれば嬉しく思います。
今回使ったラミフィルムはこちらで買えます(↓)。作ってみてくださいね😊
コメント