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#8 外出への誘い

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息子の特性に気づくまで

みなさんこんにちは✨

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2020年4月中旬。息子は同級生男子3人でオンラインゲームができるようになったことで少しずつ表情を取り戻し、友達が勉強していてゲームを待つ間には息子も少しずつ学習に取り組むことができるようになっていきました

このオンラインゲーム仲間は2021年3月現在も続いています。ありがたいことです。

友達と交流することはとても大切。

でも、そもそもずっと家にこもった生活をしていることも絶対に良くない

散歩に誘えば息子がまたパニックを起こすかもしれないけれど、少しずつ外に連れ出そう。夜や早朝なら息子を説得しやすいかもしれない

この頃私は何度も何度も息子を誘い、徐々に息子に外出の機会を作っていくようにしました。

生活にリズムが戻ってきた

少しずつでも学習再開へ

友達との繋がりや一緒にゲームをする楽しみを得て、息子はまだまだ不安定ながらも笑顔を取り戻していきました。

私たちが住んでいる地域は中学受験が盛んな地域。息子の友達は多くが中学受験を前提に通塾し、それぞれの課題に忙しくしている子たちです。

友達が勉強を終えることを待つ間、息子は手持ち無沙汰でした。何もせずにただ時間が来るのを待っていました。

そんな息子を促してみると、息子も少しずつ自分の学習に取り組むことができるようになっていったことは大きな進歩でした。

学校に行き、決められた授業を受けていれば”周りと同じように勉強をする”ことは当たり前です。しかし、長引く休校中では友達が一体どのような生活をしているのかをうかがい知ることは全く出来ません。

確かにちょっと考えてみればさ、小学生の男の子がみんながどうやって生活しているかもわからない中で『自分だけはしっかり勉強を続けよう!』なんて思うわけがないんですよね💦

今回オンラインで繋がったことをきっかけに、息子はようやく友達がみな勉強をしていることを知りました。

『友達も勉強や宿題はしっかりやってるんだよ。だからさ、ゲームを待ってる間に少し勉強もやってみようよ。』

このような声かけが功を奏し、だんだんと息子も動けるようになっていきました。

この頃の写真が1枚見つかりました。

在宅勤務中の私のデスク。PCを使って仕事をしながら(している風を装いながら、という方が正しい)膝に娘(当時2歳)を乗せてお絵描きをさせ、その傍には当時息子が通塾していたSAPIXのテキストの丸付けをしています。

小学校も保育園も閉じたのに大人は家で仕事して通常の成果を出せって、ホンマ無茶な話やで…。

息子は相変わらずぼーっとすることが多く、精神的にも波がありました。

しかしゲームの時間を楽しみに待ち、学習にも取り組めるようになったことで息子の生活にはメリハリがつき、生活は少しずつ良い方向に回り始めたように見えました。

外出への誘い

息子を外に連れ出したい

息子は幼い頃から必要以上に律儀なところがあり、ダメと言われたこと自分の中でのルールを崩すことにものすごい抵抗を示す傾向があります。

息子はずっと『臨機応変』という言葉は通じ難い、極めて融通が効かない難儀な性格をしています。

今ではこれも彼の特性の一つなのだと理解していますが、彼の発達障害の特性が分かる前までは私は「なぜ息子がこんなにも頑ななのか…」と理解に苦しむことが多々ありました。

とにかく、家の中に閉じこもったままの生活は不健康だ、特に子供には絶対に良くない!

そう考えて息子を外に誘いますが、この頃の息子は案の定、頑として外出を嫌がりました。

未知の感染症を怖れる気持ちと、学校で先生に言われた外出を控え、なるべくおうちで過ごしましょう」という言葉が彼に完全にインプットされていたんでしょうね。

「学校の先生はそう言ったかもしれないけど、お母さんは外に出ても良いと思っているよ。

ところが、このような声の掛け方は大失敗でした

このような複数の矛盾する意見は彼を混乱させ、彼に制御不能のパニックを起こさせました

その度に私は幼い妹を避難させ、息子を押さえつけるように落ち着かせることを繰り返して自分も大いに消耗していきました。(辛かったなぁ〜😭)

外出の誘い方の工夫

う〜ん。もう少し違う方面からの声かけが必要やな。

「お母さんは、外に出て外の空気を吸うことがとても大事だと思っている。だからどうか外に出て欲しい。」

「この感染症は人から人にうつるのであって、人が居ないところで感染するものではない。」

何度も何度もそう話してきました。

「もしかしたら、外に出ていることを誰かに見つかって怒られると思っている?」

日を改めて、息子にそう尋ねました。無反応でしたが、パニックは起こしませんでした。

「人が外に出ていない時間に少しだけ散歩するくらいなら、絶対誰にも会わないよ。」

反応は薄いけど、この声の掛け方であれば大丈夫な気がしました。

私はあれやこれやと言い方を変えて何度も息子を誘い続け、4月後半に差し掛かる頃、やっと息子を夜の散歩に連れ出すことに成功したのがこの写真(↓)。

妹は滑り台を楽しみます。兄は滑り台で寝てるだけ。

夜8時すぎの近所の公園。

最初の緊急事態宣言下で、夜だし、もちろん誰もいませんでした。

全ての遊具が独り占め状態で開放的で、幼い妹はブランコに乗ったり滑り台を楽しんだりと無邪気に楽しそうにしています。

兄である息子はなんだかムスッとしながらも、それでも一緒に来てくれたことは大きな成果でした。

緊急事態宣言下だし、あまり遠くへは行けないけど、ちょっとずつでも外出の頻度を上げてリフレッシュする機会を作っていきたい。私はなんとか息子を外に連れ出せないかとそればかりを考えて、色々と計画を検討し始めました。

自粛生活はまだ当分続く

息子も私も精神状態の限界がすぐそこまできていた

この頃、2020年4月27日のメールにおいて、息子が通う小学校の一斉休校ならびに娘が通う保育園の臨時休園が延長されるという連絡が来ていました。

小学校も保育園も、当初予定されていた5月7日に再開はしない。休校期間が5月末日まで延長されることが決定されました。

3月には春休み明けまでの辛抱だ、4月にはGWまでの辛抱だと思って耐えてきた自粛生活。それがさらにあと1ヶ月以上延長されることになったというニュースは、私にとって非常に辛いものがありました。

息子も私も、もう限界は近い。

息子のメンタルはあと1ヶ月以上も持つのだろうか。

どうか何事もなく登校再開の日が来て欲しい。

そう願っていましたが、GWの最中にはまた一つ、大事件が起きました。

その大事件で息子の精神状態は一気に崩れ落ち、ついに本当に手がつけられない状態になりました。(それは#11あたりで書こうと思います)

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息子の特性に気づくまで
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