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行動が揃わない

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息子の特性を理解する

みなさんこんにちは✨

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我が家の息子はすんごい”マイペース”。

何をするにしても、取り掛かりが遅いんです。

それに私はいつもいつもヤキモキしてばかりです!😭

なんにせよ、取り掛かりが遅い

みんなと行動が揃わない

ある日の朝食時。息子だけが揃いません。

この写真は、つい先日の我が家の朝の食卓です。

朝食時。だけど息子が不在です。

我が家は概ね朝7時過ぎに家族全員で朝食を取りますが、しかし息子がこの時間に揃って着席していることは少ないです。

 

朝。

食事の用意ができて、そろそろ朝ごはんだよと声をかけて、息子も「わかった」と返事をします。

しかし、いざ全員で「いただきます」という挨拶をしようかという頃。

息子は「トイレ行きたいんだった!」(先に行っとけ!😠)とか、「頭がかゆい!」(急にかよ!😠)など言ってバタバタとどこかへ行ってしまいます。

 

息子が戻るのを待つこともありますが、平日など待てない時は他の家族は先に食事を取ります。

食事がどんどん冷めてしまうし、朝食なんてそんなにゆっくり食べないので家族も早々に食べ終わりそうになっていく。

それでも息子は戻ってこない。

この日も、息子がトイレと頭痒い問題を片付けてようやく着席したのは全員が食べ終わり離席をした後でした。

わざとではない

おそらく息子は”わざと”行動を揃えないのでは無いと思います。

根は真面目で、裏表なんて持てない子です。わざと行動を遅くして困らせようとする反抗心や、わがままを言っているわけではないと思うのです。

しかし、取り掛かりの遅さは幼い頃からずっとです。それを指摘したり正そうとすると息子は癇癪を起こすので、本当にどうしたものかとずっと悩んできました。

成長とともに少しずつ改善するだろうとも思いましたが、思ったほどの改善は今もなお見られません。

切り替えが苦手なのだろうとは思う

そして、下(↓)の写真は息子のいつだかの通知表に書かれていた『所見』です。

給食や活動全般で、全体から遅れてしまう姿が見られました、と書かれています。

息子の通知表『所見』より

小学校に上がると担任の先生による一斉指示で行動の切り替えを要求される機会が増えていきます。

しかし、やはり息子は集団の中でそのような一斉指示によって行動を切り替えることが苦手であり、取り掛かりが遅く、結果として遅れてしまうことが見られているのだと思われました。

また、これはつい先程の息子の学習時間の様子です。改善を要すると思い撮影しました。

勉強時間は1セット45分。しかし、時間通りに取り組めない。

息子は最近は『45分の学習』+『15分の休憩』を1セットとして勉強しています。

その際、学習時間は時間の進み方を”見える化”した(↓)のタイマーが役立っています。

しかしこの日、「さぁ10時から勉強時間ね」と言っておき、10時になって私がタイマーをセットしたとたん、息子は「トイレ!」と行って走って行ってしまいました。

そして、10分が経っても戻ってこない。これはそんな写真です。

時間だけがすぎていくタイマー

「勉強時間は10時からだと言ってあったのだから、その前にトイレやその他の用事は済ませて準備を完了しておかなくてはならないの」

と、私は毎度毎度そう言いますが、息子は「わかってる!」と言うばかり。

「わかってるならやりなさい!口ばっかりじゃない!」

と、私は怒りたくもなるのです。

そのくせね、あれですよ。

息子は時間遅れで学習をスタートするくせに、このタイマーがピピピと鳴れば「休憩だ!」と言って本やゲームに飛びついて行ってしまうのよ😠

ねぇ、最初の10分や15分はトイレに行っていたでしょう。だからその分は延長して、キリの良いところまで頑張りなさい。

だけど、そんな話は息子には全く通じません。

「だって休憩時間じゃん」としれっとした顔で言う息子。

 

あぁ、たぶん学校でもこういう行動ペースなんだろうなぁ…。

彼は学校でも、授業開始のチャイムが鳴ってから、それからあれこれと探したりトイレに行ったりしているのではないだろうかと思うのです。

食事や勉強時間だけでなく、出かける時間などもそう。

「9時に出かけるからね」と言ったら、9時になってからやっと靴下を履き始めるような子です。

私たち他の家族はそんな息子を、靴を履いて上着も着た状態で、うんざりとして待つのです。

どうすれば良いか

口うるさく言うことはあまり効果がなさそうだ

そんな息子の切り替えの遅さ、取り掛かりの遅さに対してはどのようにすればよいのかと考えています。

これまで、つまり彼の特性がわかる以前までは、とにかくガーガーと口うるさく言ってきました。

時間を守ることの大切さをあの手この手で話したり、

「今から準備をするのではないの。この時間に開始をできるように用意を整えておいて欲しかったの。」

と、何度も私はそう言いました。

ときには「また?この前もそうだったじゃない!何にも分かってくれてないね!」と頭ごなしに怒ることも多々ありました。

すると息子は癇癪を起こして余計に手がつけられなくなることや、「今やってるでしょ!」と声を荒げることで反応します。

悪循環…。効果なし。お互いに消耗するだけだ。

 

この日だって、45分の学習タイマーを開始した途端にトイレと言って席を立つ…。

何度も何度もそんなことを繰り返してきましたが、全く息子に伝わらず、身に付いてきてもおりません。

でも、これは放置はできません。この、切り替えが苦手であるとか先の見通しが苦手だという特性は、いつかきっと息子自身を困らせることになると思うのです。

息子に特性の自覚を持たせようとしたが

これに対し、私はまず息子本人が”見通しをもった行動パターンに不得手がある”ことを自覚しなくては始まらないなと思いました。

そう自覚をした上で、彼なりのスキルを身につけていってもらわねばなりません。

息子ももう高学年。

しっかり理解して対策を立てられる年齢になりつつあることを期待して話しました。

 

『あなたはどうしてもあれこれ気になってしまって行動の素早い切り替えが苦手な部分があると思う。それはあなたの生まれ持った”特性”なので、ある意味では脳の構造的に仕方がないことなのだけど、自分や周りが困ることがあるので対策方法を考えて行ってもらいたいと思っている』

 

昼食を取りながら、落ち着いて話したつもりでした。

だけど息子は大爆発。

「なんでも”特性”って言わないで!」

と声を荒げてしまいました。

まぁ落ち着け。

『いやいやこれぞあんたの”特性”と言わずしてなんと言うw』って思ったけど、ここは言わずにグッと堪える。

そうか、特性だと言われることは嫌なのか。学んだぞ。

(覚えておこう)

作戦変更。

もうちょっと考えよう。

そしてこの日は何も言わず、話はそこまでにしておきました。

思わぬところですんなり入った!

それから数日。

息子は春休みが終わったことで通塾も通常通り、夕方17時から20時までに戻りました。

ある日、20時過ぎに息子が帰ってきて、軽食を取りながら『あ〜学校の宿題したくね〜〜〜』と言いました。

そうだよね〜。

学校の授業が6時間目まであって16時に帰宅して、一休みしてから16:40には家をでて塾に行ってんだもの。そりゃ疲れるよね〜。

『だけど、宿題くらいはやって行った方が良いんじゃない?』

『そうだ、明日の朝学習の時間を宿題に充てようか』

 

息子は3月頃から、朝6時には起きて、30分〜1時間程度の”朝学習”の時間を取るようにしていました。

これはわりと定着し、その時間を使って彼は塾のテキストの”漢字”や”基礎計算”の練習を進めています。

明日はその時間を使って学校の宿題をしてはどうかと提案をしてみました。

 

息子
息子

おっ、ソレは良いね、そうする!

と、息子は喜びました。しかしその直後、

息子
息子

学校の宿題ならあっという間に終わるから、6時半起きで十分だよ!

と、言いました。

 

なにっ!?舐めたこと言ってやがる!!

 

私

あんたはそうやって!

あんたは時間の見積もりが甘いところがあるんだから、早め早めを意識しないとダメでしょう!

とっさにそういった私の言葉。

息子
息子

あ、そうだった〜。

じゃあ6時には起きるわ〜おやすみ〜!

びっくりするほど、すんなりと息子に入りました。

ななななんだったんだ、今までの苦労は…。

すんなり入り過ぎて驚き何も言えなくなった私

時期を待つことも必要だ

翌朝、息子はきちんと6時に起きてきて、ダラダラと宿題に取り組みましたが、宿題はそれなりの時間を要するもので、全てを終えたのは午前7時になる直前でした。

7時には朝食を取らねばなりません。

『けっこう時間かかっちゃったね。早く起きてよかったね〜』

私がそう言うと、

息子
息子

5年生から宿題も増えているし、早起きしておいてよかった

と息子はすんなりそう言いました。

『でしょ!?よかったね😊』

って私は言うけど、内心ではものすごく驚いていました。今まで何度も何度も言ってもちっとも伝わらなかったのに、これは一体何事やねん!😱と。

 

なるほどね〜。”タイミング”ってあるんだわ。

もちろん今日はたまたまで、明日にはまた彼の”見通しの甘さ特性”が全面にでてくるかもしれません。

だけど、こういうスッと入るタイミング、そしてその成功体験。

これを積み上げていくことで、息子はスキルを獲得していくのかな?

時期を待つことも必要である。その時期に向かって何度も働きかけを続けていけば、いつかきっと伝わっていく。

 

そう思うと私もとても納得できた、また一つ勉強になった一連の出来事でした。

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