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不登校特例校、ギフテッド児の出禁事例

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今の公教育はそれでいいのか?

みなさんこんにちは。
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高IQのギフテッド児という子供らは、日本の公教育の枠組みにある“学校”という場に馴染みづらいことが言われています。

早ければ小学校の低学年頃、当人にストレスや不協和などを引き起こす事例が多いです。もしくは遅くとも小学校の高学年〜公立中学校ではなおさらに、という感じでしょうか。我が国のギフテッド児には不登校の割合が顕著に高いことが知られています。

それは子供が悪いわけでもないし、学校が悪いわけでもありません。悪いのは両者の相性というだけなのですが、それもまた難儀なことに、決定的に『何が悪い』というものもなく、つまりは『ちょっとずつ色々なことが噛み合わない』というものだと思われるから気の毒です。そのような複雑な状況は、幼い子供には上手く言語化できない事例も多いでしょうし、ただただ混乱の中にあり、辛い時期をお過ごしになった親子も多いだろうと思います。

しかし、決して誤解してはならないのは、ギフテッドの子供達も本当は行けるならば学校に行きたいと思っているということです。これは絶対にそうだと言えます。

なんだか違和感を抱えてしまっているけれど、生来とても好奇心が旺盛で人好きな子供達がギフテッド児です。居場所を求めてであったり、仲間を求めてであったり、そして当人の成長に伴い自らの進路を叶えるために、それでも前向きに学校に戻ろうとする子供もいます。そんな彼ら彼女らを、私は心からの敬意をもって讃えたいと思っています。

しかしながら、ギフテッド児の激しさそして繊細さと過敏さは、並の大人に取り扱えるものでもありません😭産んだ親さえ制御不能な子供達。「並の大人」が飼い慣らせるわけがないのです。それでもまれに、奇跡的な出会いに恵まれるチャンスが学校という場に転がっていることも事実ですが、そんな出会いにいったいどこに行けば確実に恵まれるのかは誰にも本人にもわかり得るものではありません。

親だって必死やねん!しかし親はこの重荷を手放すことはできないのだ。

さて、今日はあるお母様から寄せられた、現在中学生の男の子の事例を紹介したいと思います。私は彼の心が心配です。

高IQで生まれてきたその彼もまた、小学校の低学年から長く不登校を経験しています。それでも人懐っこく明るい笑顔のそのお子さんは、学校には行かずとも、関心を共有できる友達もおり、放課後はお友達と待ち合わせて遊びに行ったりもするそうです。しかしながら、これもまたよくあるケースで、人懐っこいギフテッド児に特有の“近すぎる距離感問題”が度々勃発してしまい、数々の人間関係のトラブルも経験してきた様子です。

彼は親御さんのサポートの甲斐あって、健やかに中学生になった今、彼は自ら自分の進路を思い描いて中学2年生の学年から学校に戻ることを自分の意思で決めました。

復学先は、これまで学籍を置いていた地域の公立中ではなく、近年新しく設けられ始めている学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)ということでした。

不登校特例校とは、不登校の児童や生徒に合わせた教育をする文部科学大臣指定の、「不登校の子どもへの配慮がなされている学校」です。

配慮には、授業形式や授業時間、授業内容などが挙げられます。

不登校児童生徒の実態に配慮し,例えば不登校児童生徒の学習状況にあわせた少人数指導や習熟度別指導,個々の児童生徒の実態に即した支援、学校外の学習プログラムの積極的な活用などで、生徒1人ひとりの実態や状況に合った教育で運営されます。

K君
K君

定められた内申点を取って、希望する高校へのチャンスを増やしたい。

不登校期間が長かった彼ですが、自分で申し込みと手続きをして、4週間という長い体験期間を通い切り、校長先生との面接の末に自力で手にした入学許可証。すごいことです👏

K君
K君

実際、4週間の体験は不登校で落ちている時期の人は無理だと思った。

そう、なかなかハードルが高いでしょうね。その不登校特例校では編入前に「本当に毎日通えるかどうか」を厳しく見ていたのでしょう。(←実は、昨年度に我が家の息子も同じ学校に編入申し込みだけでもとしましたが、あえなく落選という結果でした。不登校からの復学ですが、本当に厳しい制度設計になっていますね。)

素晴らしいことだと思いました。彼の「学校生活を送りたい」「希望の進路を叶えたい」という気持ちは本気であり、不登校特例校という場であれば少人数制で手厚い指導が受けられると聞きますから、彼はきっとこちらで過ごし、飛躍の土台を作っていくのだと、私も共に誇らしさを感じていたところでした。

 

あれからまだ3ヶ月。

最近になり、そのお母様から、驚きの連絡が入りました。

お母様
お母様

連日学校から電話が来ます…。今日はついに学校から「学校滞在時間を減らすように」と要求されました。

はい?復学意欲を高めることができた義務教育期間中の子供に対し、不登校特例校から「なるべく来るな」とはどういうこっちゃ!?
私

え?どういうこと?なんのための不登校特例校やねん!

お母様
お母様

何かあったときに、連日「帰れ」と言われるらしいです。それでも本人は学校に居たいんだし、困りました😢「帰れ」と言わないで貰えると嬉しいと伝えてみました。

お母様
お母様

入学前の体験では「入学したら毎日登校するのですよ!!」とあんなに厳しく言われたのに…ダブルスタンダードよ。ダブスタはこの子には通じないのに😢

 

今日はついに、「自分なんか来なければいいと思ってるんだろ!」と別室で喚いたらしいのです😭


なんてことだ…彼の心が心配すぎる…

えっと、、、どういうことなのでしょうか。それは本人が『喚いた』のではなく、喚かせた大人がそこにいたのでしょう?

そりゃあギフテッド児は激しいです。親だって時に手を焼きます。それはこのサイトを観に来るような方は百も承知でありましょう。だけど理由なく癇癪を起こしたり、喚いたりする子達では決してないことも親はよく知っています。

そしてさらに、そんな子供らを支えるためにと設置されているのがまさに不登校特例校であるはずです。ましてや相手は義務教育期間中の子供であり、学校に通う意思もある。そんな子に向かって、「帰れ」という大人がいるの?不登校特例校はただの素人か?なんのための別看板や、全然機能しとらんやんけと私まで憤りを感じました。

お母様
お母様

あれからも連日電話が来ますが、「本人の為に来ない方が良い」とか「実際、煩くて嫌だと言ってくる子も出て来てるんです」とか言われています。

私

え?先生の力がただ及ばないからってことじゃなくて?「本人」のため?「他の子」のため?なんじゃそりゃ。

不登校特例校の無力さを棚にあげて、学校側が迷惑だから来てほしく無いとは言えないから、もっともらしく言ってるだけなんじゃないんかいな!(←理不尽だと思ってる)

お母様
お母様

しかもそれを、親に子供を説得するように依頼してくるって、変じゃないかな?どうして本人と正面から解決しようとしないんだろう?

お母様
お母様

技術とか音楽が楽しいから行きたいとほんの数日前にも言っていたこと思い出して泣けてきた😭

本人にも向き合えないのか。もう小さい子供じゃない、中学生や。分かるように話せば伝わる年齢や。
私

大変な状況でしたね。それでも私は、K君が義務教育期間中だというのが全く解せません。

そりゃ高校生以上なら退学とかもあるのかもしれない。だけど今は義務教育の年齢やぞ。大変な体験期間を乗り越えさせて、「毎日来ましょうね」って入学を認めておいて…毎日来たら手に負えないから滞在時間を減らせって、なんなのそれ。

区に相談マターかな?それとも区も、学校の味方になっちゃうパターンかなぁ?

お母様
お母様

それでも、出禁は一旦受け止めます。私としては、今回の息子の登校時間短縮案件は、毎日毎日私(母親)を説得しようと電話が来たことが違和感です。私を通さずに本人と向かい合って欲しかった。私は揉めてこそその先がある(失敗の経験を活かす)とも思っていて。何で本人置き去りなの??と思います。

お母様
お母様

この記事(↑)もそうです。

「保護者の理解」「母親の同意」が論点になっていることが私はとても違和感を感じます。(←ちなみにこのお母様は法律家です)

私

なるほどね。先生方も忙しい、余裕がないのはそうなのでしょう。そうして今は本人に向き合う力さえない大人が教師をやっている。そういうことかもしれませんね。

一般的な公立中学校のことも知りませんが、私は本当に、不登校特例校という看板を掲げる学校が、学校に行く意欲のある義務教育の年齢の子に「学校滞在を減らすように」と言ってしまう件は、理解をすることができません。

100歩譲って、どんーーーなに、その子が扱いづらいとしてもだよ。授業中の発言が多いことや、クラスメイトに関わりたいとする意欲と気持ちが強いのだということですが、何かあればすぐ「帰れ」と言われる指導は間違っていると思われるし、意欲の塊のようなその子の心をその間違った対応が傷つけてきた、そうして学校現場の大人が本人に癇癪を起こさせた、それが今の状況を産んでいるだけなのではないかと思われてなりません。

ましてやそこは不登校児を支援するための特例校…その看板は、なんのために付いとるの?

「帰れ」だなんて、自分よりも年長者にそんなふうに言われたら、大人だって辛いに決まっています。子供の生来の特性だよ?義務教育から排除されるほどそれが悪なのか?大人が扱いきれないというだけではないか。

私はそのお子さんの心がとても心配でなりません。それでももしもできるならば、教育に参画することをあきらめないでいて欲しいと思いますが、経過をまた聞いていきたいと思っています。

 

あれかな…。特別に設置された不登校特例校でもこうなのだから、ギフテッド児は一般的な公立学校でも、親の知らない普段の学校生活の中ではこんな扱いを受けてきてしまっているのだろうかと過ぎります。大人の意に沿わないという子供に対する、学校現場の大人からの暗黙の排除が、実際は横行しているのだろうか?

そんなことも、考え始めてしまう事例です。

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