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[親子登山] 丹沢最高峰”蛭ヶ岳”を目指して(前編)

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親子登山

みなさんこんにちは✨

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2021年4月24日-25日、私と息子は神奈川県の丹沢山塊の最高峰、蛭ヶ岳を目指して1泊2日の登山に行ってきました。

東京から近いのに、何気に私たちは初めての丹沢です。

ずっと行ってみたかったのですが真夏はヤマビルが出るので避けていたこと、真冬は積雪もあるのでちょっとな〜、と思っていてなかなか機会がありませんでした。

”しっかり歩いた!がんばった!”と心から思える充実の登山でした。

わたし
わたし

動画(前編)にまとめたので是非見ていってください🌟

【親子登山】10歳息子と母が行く丹沢蛭ヶ岳(前編)
前編(1日目):ヤビツ峠から入山〜塔ノ岳〜丹沢山
わたし
わたし

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春は丹沢

近くて遠い丹沢山

丹沢山塊は神奈川県の北西部を貫く山塊です。日本百名山(丹沢山: 標高1,567m)にも指定され、標高はそれほど高くありませんが富士山や丹沢山塊の山並みの眺望が素晴らしい、とても人気の山域です。

 

丹沢山塊へは、距離的にはとても近いです。

東京から登山口までのアクセスも大変良くて、非常に行きやすい山の一つだと私も常々思います。

だけどね、山域自体が広大で、例えばちょっと塔ノ岳まで行こうにも往復するとゆうに15km以上の行程となるために、丹沢へ行くということは、よしいくぞ!という十分な”気合い”を要します。

今回歩いた丹沢山塊の登山ルート

 

丹沢山塊の最高峰は蛭ヶ岳(ひるがたけ、標高: 1,673m)。蛭ヶ岳は神奈川県の最高峰でもあります。

せっかく丹沢に行くのなら、日本百名山の対象の”丹沢山”のみならず、”最高峰の蛭ヶ岳”にも行ってみたくなるのが人情ってもんじゃないですか!?(๑•᎑•๑)

 

だけど蛭ヶ岳は広大な丹沢山塊のほぼ中央に位置しており、日帰りでの行程は健脚の方が季節と天候を選んでやっと可能になるレベル(基本的に不可能という意図で書いております)

丹沢山塊の中心に位置するため、どのルートをとっても非常に距離が長く、標高差もあってなかなか険しい道のりです。

 

さらに丹沢は夏にはヤマビルが発生します。

ミミズやゴカイの仲間(環形動物)で体長1.5~5センチメートル。前後に吸盤を持ちしゃくとり虫のように移動しながらシカなどの動物から吸血して生息する。
神奈川県HPより引用

これがなかなかくせ者で、私はこのヤマビルを避けたいがために丹沢になかなか足が向きませんでした。

 

春になったら丹沢へ

私は密かにずっとそう狙っていたのですが、感染症の流行で山小屋は定員よりかなり少ない受け入れで予約を取ること自体が難しい💦

やっと山小屋の予約が取れた!と喜んでも直前で天候不安(強風と発雷)のためにスケジュールを再調整…💦(雨はいいが、子供を連れての風と雷はあかん💦)

 

そんな近くて遠い、丹沢蛭ヶ岳への親子登山。

4月下旬の蛭ヶ岳。

さまざまな条件がビシッと揃い、やっと行ってくることができた、私にとって念願の登山だったのです。(๑•̀ㅂ•́)و✧

登山計画

さて、丹沢山と蛭ヶ岳。

丹沢山塊は登山コースが多いので、どんなコースで行くかは手段や都合によっていろいろ選ぶことが可能です。

まず思いつくのは最もメジャーな、『大倉』(秦野市観光協会HPへ)からの入山です。

だけど大倉から塔ノ岳を一直線に目指すことになるこのコースは、通称”バカ尾根”と呼ばれる大倉尾根をただひたすらに登り続けることになる、体力と、何より多大な精神力を要するコースです。

私

バカ尾根の登りは、息子には絶っっ対に無理だわ…(私も行ったことないけど)

ということで、入山口は自ずと『ヤビツ峠』に決定です。

ヤビツ峠から塔ノ岳を目指すコースは『丹沢表尾根縦走コース』と呼ばれていて、距離は長めですがアップダウンを繰り返しながら富士山に向かって歩く気持ちの良いコースだそう。

 

計画を考えるにあたり、本気で山好きの友達(←山が好きで拝島に住んでいます。職場は都心。)にも意見を求めました。

丹沢山のみやま山壮で1泊で行けば良いかと👍

私と息子の体力やこれまでの登山歴を考慮して、十分行ってこれるだろうとのアドバイス✨ありがたい✨

 

よしよし、概ね固まってきた。

このルートで確定だ。

登山計画

【1日目】ヤビツ峠(0900) -二ノ塔-三ノ塔-烏尾山-行者岳-正次郎の頭-塔ノ岳(1300) -丹沢山(1500, みやま山壮泊)  歩行距離約10km

【2日目】丹沢山(0630, みやま山壮)-蛭ヶ岳 (0830) -丹沢山 (1030)- 塔ノ岳 (1230)- 大倉(1630)  歩行距離約16km

予算立て

1泊なので、予算も立てておかないとなりません。

まず、今回は”十分気をつけて電車とバスで行く”ことを決めました。

我が家は自家用車がないので、ちょっと出かける時は概ねカーシェアリングサービスを利用します(↓)。

カレコ・カーシェアリングクラブ

だけど今回は丸二日。山中での宿泊で、車は移動だけにしか使いません。その間借りっぱなしにすることを考えると、ちょっとコストが高すぎます。

渋々ですが、車は諦めて公共交通機関で向かいます。

 

それにどうやら他の方の山の記録を見ていると、丹沢方面に行くのなら『丹沢・大山フリーパス』という切符を買うと良いと書いてありました。

ほう、これを買えたら交通費が抑えられるし、何より都度の精算がないのはとても楽だ。良い感じ。

丹沢・大山フリーパスを買ってから行こう

我が家から行くと、代々木上原でこのフリーパスが買えるのでまず交通費は2,350円(大人1,560円+子供790円)。

しかも4月から丹沢エリアのスタンプラリーが開催されているようだ。

スタンプを集めることは、絶対に息子のモチベーションにつながるに違いない。ということで参加の方向で、2人分で1,000円

みやま山壮は1泊2食で8,000円(良心的!)。2名分で16,000円ね(現地にて、子供は1,000円引きとのことで15,000円で宿泊させていただきました)。

あとは飲み物(山小屋での🍺)とお土産代。

2人で2万円少々ってところかな?🤗

 

だけど万が一何かあった時、山中で頼れるのは現金です。

クレジットカードもSuicaもiPhoneだって、山に入ればそれらはとても非力です。

必要十分な現金を必ず用意してから山に入る。

特に子連れだと尚更です!!子連れ登山時には特に意識しておいてくださいね✨

丹沢山へ

晴天の週末は

4月24日(土)の朝。

天気予報は変わらず今日は晴天で、明日25日は夕方から雨だけど、風や雷の警報は無いので大きな問題はありません。

秦野駅からヤビツ峠に向かうバスの始発が遅め(0744)なので、自宅も比較的ゆっくりな出発です。

代々木上原駅での乗り換えで、予定通り『丹沢・大山フリーパス』を買えました。

秦野駅までも急行の電車に乗って、気楽な気持ちで向かいました。

しかし見てるとホントに面白い😅

乗ってくる人乗ってくる人、みんな登山の格好をしています、笑。

これは小田急線の車内の様子。印象的でついこっそり撮っちゃった。伊勢原までは、車両内で登山客が9割方を占めました😅

息子の足(右下)と、乗客のほぼ全員が登山の格好をしています😅

そうだよね〜。

その前週が雨予報+強風と発雷で登山向けの天気ではありませんでした。

この日は、久しぶりに晴れた週末でした。

しかも翌週から”3度目の緊急事態宣言”が発令されることも決まっています。登山客が集中する日取りだったようですね。

伊勢原駅で”大山(おおやま)”に登山に行かれる方が降りて行かれ、私たちは秦野駅まで、さらに大倉から入山する方は渋沢駅まで行かれるものと思われました。

 

秦野駅からヤビツ峠まではバスで約40分。息子はバス酔いをしがちなので酔い止めを飲んでから乗車して、下車後もしっかりと休んでから歩き始めました。

ヤビツ峠バス停のすぐ上にあるレストハウスに立ち寄って、スタンプラリーの用紙も無事に購入できました🤗

スタンプラリーの用紙を購入!今年中に制覇だ!

山中での出会い

いつもながら歩き出しになかなかエンジンがかからない息子。

眠いとか重いとかグダグダいって、ちっとも足が動きません(いつものことです)。

それをイライラしながら、「しっかり歩け」と1人でカリカリする私…😭

それでも二ノ塔に着く頃には息子もしっかり目を覚まし、体が温まって楽しく歩けるようになりました。

二ノ塔からの富士山。壮麗です。

塔ノ岳までの道のりは長く険しいです。

アップダウンを繰り返し、大きな鎖場もいくつか超えて行かねばなりません。

息子は体力的にはソコソコですが、気力がまだまだ未熟なので”気力が切れて歩かなくなってしまう”ことを私はとても心配していました。

だけど今回、三ノ塔から烏尾山に歩く途中あたりで知り合ったオジサンたち(オジサン1号さんとオジサン2号さんと自己紹介されました、笑)に気にかけていただきくっついて行って、おかげで息子は大人が歩くなかなかのペースで塔ノ岳まで歩くことができました。

塔ノ岳到着!(息子は『写真は嫌だ』というので撮れませんでした💦)
塔ノ岳山頂(1,491m)にて。ランチパックが破裂しそうだと喜ぶ息子!
左から:息子、今回お世話になったオジサン2号さんとオジサン1号さん

コミュニケーションがやや苦手な息子ですが、気の合う人、波長の合う人に出会えたらスッと仲良くなれるのは彼のとても可愛いところだし愛されるところかなって思います🤗

オジサン1号さんと2号さんに出会えたことも、息子にとって良い経験でした。

オジサン1号さんとオジサン2号さんと別れた後も『またどこかの山で会えたらいいね』『そうだねって話しながら歩く息子。山歩きを通して彼の感受性が豊かに育つことを実感します。

 

丹沢表尾根は変化に富み景色もよくて最高ですが、体力的にはなかなか消耗するコースでした。

持参した飲料水を想定以上に飲んでしまって、翌日の飲料水に不安も感じていた矢先、大学の山岳サークルのみなさんがトレーニングで水を積んで歩いているところに出会いました。

お話ししていると、トレーニングの重りに積んでいたペットボトルの水を「欲しいだけいくらでもどうぞ」と、快く分けていただけるとのこと!

山岳サークルの学生さんにお水を分けてもらって大助かり!

これで安心して丹沢山へ向かえます。

 

軽食を取り、オジサン1号さんとオジサン2号さんにお礼のご挨拶と握手をして、私たちは丹沢山へ、オジサンたちは大倉へと歩き出しました。

塔ノ岳から丹沢山へ

塔ノ岳を出発したのがすでに14時30分をすぎていました。

予定では13時には塔ノ岳に到着し、15時には遅くても山小屋に着いているはずでした。

まずいな、やや遅れている。

この季節は日が長くなっているので山小屋に辿り着く前に日没ということはないだろうけど、あまりに遅くなると安全登山に関わってきて、山小屋にも心配をかけてしまいます。

だけど塔ノ岳から丹沢山まで標準コースタイムが約90分。

普通に歩いても16時の到着か。ギリギリだな。

塔ノ岳をすぎるとぐっと登山者も減ってしまい、まるで全然違う山に入ったような感覚です。

私は少し焦りました。

息子もずいぶん疲れている。なんとかペースを保って歩かせて、一刻も早く丹沢山に着かねばならない。

そんなふうに気が早る私でしたが、

塔ノ岳をすぎてからの丹沢山までの登山道はそんな私たちを大らかな気持ちにさせてくれる、本当に気持ちの良い道でした。

夕暮れの富士山を見て息子が感動しました

私と息子以外に誰も歩いていない登山道。

隣にはずっと富士山が見えていて、空がだんだんと赤くなります。

日が傾くにつれて息子は目を見張り、満面の笑顔で『神秘的だ』と言いました。

順調に歩ききり、丹沢山に着いたのは16時ちょうどのことでした。

大きく遅れることもなく無事に歩ききることができた息子の脚力と、それに彼の精神力の成長に私はとても感心し、彼が景色を見て綺麗だという気持ちを共有できることの幸せを強く実感しました。

夕暮れの丹沢山(blitzenさん撮影)

丹沢山のみやま山壮は美味しい食事に定評のある山小屋です。

17時過ぎに美味しくて野菜たくさんの夕食をいただき、それから息子は読書をしたり(Kindleはどこに行くにも持っている😅)、私は持参したお酒を飲みながら山小屋で一緒になった方と山の話をして富士山に日が沈むことを眺めました(良い方ばかりでした🤗)。

20時30分に消灯です。

息子は消灯と同時に電池切れ😊

ぐっすり眠り、翌朝の行程に備えました。

 

長くなりましたので後編へ続きます🤗

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