みなさんこんにちは✨
先日に、私は息子が『数学』を学び始めたことを書きました(↓)。
波はあれども数学の学習はなんとか継続しているようで、彼もそろそろ中学数学の概ねの形は見えて来ているのではないかと感じています。
その少し前に、私は一応の念のための確認にと算数検定の6級(←小学6年生程度の算数)の過去問を息子に勧めたことがありました(↓公式サイトで公開されているものです)。
だけど心配は無用でした。息子はしょうもないケアレスミス(笑)はあったけれども申し分のない高得点を取れるようで、小学6年生までの算数に関しては大きな不理解も勘違いもなさそうであると分かりました。
結構忘れてるわ〜。でも、出来てるでしょ?
算数検定は受けないで卒業ってことで良いんじゃないかな。
しかしまぁ、息子はここ半年は学校にも行かずほぼノー勉強が続いていたのに、急に取り組まされた算数検定の問題できっちり点数を取って来れることには私はかなり驚きました。基礎はきちんとできていて、それを発揮もできている。学校には行っていないけれど、算数については人並み程度の理解度には十分達していると言って良いでしょう(←だけど字は汚い)。
そうして彼は数学へと移行していくことになりました。
算数から数学へ。
いくつかの細かい点での仕様変更に、独学の息子は一つ一つに戸惑いました。
例えばそれは、掛け算の『✖️』の記号が、『2x(エックス)=4』のようになぜかいきなり省略されたりするところ🤣
え、なんで掛け算だけが省略可能なの!?理由はあるの?他の+やーや割り算の➗もどれも省略されていないのに!
ほえー、なんでだろうね?調べてごらんよ。
調べるまで興味はないからいいや。
….(そうなんだ、難しいな😅)
また、中学1年生の数学では方程式が登場します。
おかあさーん、これ、何て読むの?
呼ばれて息子の机へ行ってみれば、息子は初めて『x(エックス)』に出会った場面でした。
あぁ、それはエックスと読みますよ。初対面だね、初めまして。これから長い付き合いになりますよ。
初めましてー。
そんな挨拶をして、たった数秒後のことでした。
・・・💡
なーんだ、x(エックス)は今までの□(四角)ってことか。
ほへー。理解が早い!その気づきと理解力に私はさらに驚きました。それからエックスについて息子がブーブー言い出しました🤣
今までの□(四角)とx(エックス)は同じ意味でしょ?なんで数学ではxを使うの?□のままじゃいけないの?
任意の数字と言う意味合いではどちらも同じ。『x』は世界共通の数学記号だと思っておくれ。今後はそちらを使うのよ。
え!?だったら最初からx(エックス)って教わるべきだったんじゃないの!?□(四角)の時代はなんだったの!?💢
そうだねぇ。□は子供向けってことなのかねぇ。子供が少しでもとっつき易いようにって、ことだったんじゃない?(←いい加減な仮説ですみません😅)
□でもエックスでも同じで、それでエックスの方が世界共通なら、最初からエックスって教えるべきだよ!ひどい!💢💢💢
そうだよねぇ。“四角の時代はなんだったのか”と言われると、私には答えられません(←どなたか息子への説明で良い案があれば教えてください)。
そして確かに息子は、こういうダブルスタンダード(っていうのか?)は大の苦手だろうと思います。意味が分からないと息子は納得しないのです。『今までは四角ね、だけどこれからは同じ意味だけどエックスね』って、やっぱり混乱するのでしょうね。確かにそういう子供には最初から『エックス』で教えてくれた方が良いのかもしれません🤔
しかしそれも、息子がすぐに『なーんだ、x(エックス)は今までの□(四角)ってことか。』と気づく理解力の高さゆえの混乱なのだと思いました。
そこで私はこのエピソードを、区の教育相談を担当してくださっている臨床心理士さんにもお話しました。
算数検定の過去問も、また、エックスが四角であるとパッと見て自分で察するあたりもそうですが、彼の課題解決能力は年齢以上には高めでしょうね。
一方で、別の側面では年齢以下の幼さも彼にはあります。特に情緒面では顕著だろうと思います。
そうなんですよね〜。そんな息子に対して私は何が出来るでしょうか?
お母さんが出来ることはないですよ。『彼の中には大きなギャップがあるのねー』とそのギャップをまるごと受け入れておけば良いのです😊
そうなのか😲私は何か“対処”をしないといけないかと思ってた。
だけどそんな積極的な関わりは息子には今は必要なくて、
『息子はこういう子供なの。それが息子なの。』
そう私が受け入れておけば十分で、その上で自然に過ごしていくことが“十分な対処”になるのかもしれません。
高い課題解決能力の一方で、情緒的な幼さもある。
思春期で親から自立したいと突き動かされる一方で、依存したい気も強い。
今の息子は、そういう時期らしいです。過保護にあれこれ先回りをするのではなく、それが息子だとただ受け入れて穏やかに自然に過ごしていこうと思います。
コメント