みなさんこんにちは✨
先週の記事でチラリとだけ書きましたが、私は昨日の16日(日)にちょっとした資格試験を受験してきました。同日、息子も別会場で初めての数学検定を受けていました。
おかげさまで私も息子も問題なく試験を終えて、今朝はそのひと段落の気持ちです。
さぁ次の目標へ向けて、気持ちを切り替えていきましょう。
だけどここにちょっとだけ、恨み言を残しておこう😐私の資格試験の出願時に起こったバタバタから、これは本当に日本の悪しき習慣だし、本当になんとかならんのかいなと思わされたことがありました。
なんでこんなに手間なんだ!
とりあえずひと段落の私と息子
お疲れ様でございます。私が昨日に受験をしたのは、『危険物取扱者試験』という試験です。その中でも私は“甲種”という種別を受験しました。これは全ての危険物を取り扱うことができるという、最上位の資格です(↓)
なんで危険物!?って、思われますよね😅ええ、仕事にも何も関係ありません🤣ホントのホンマにただの趣味🤣
その受験動機は、もちろん人生初のアルバイトをしてみて感じた“自分に出来ることを増やしたい”という思いもそうなのですが、私のメインのモチベーションは母も日々勉強している姿勢というのを私の子供達に見せつけたいと思う心😎そんな私にとって危険物取扱者資格を得なくてはならない理由というは一つも無くて、言って終えば“試験であればなんでも良かった”というのが本音ではあるのですが、
だけどまぁ、せっかく取るならきちんとした国家資格が良いんじゃないか?
そして幸いにも私には学生時代に培った化学の素養(←私は大学は理学部を卒業しています:私の博士号も理学です)がありましたので、私のバックグラウンドに対しそれは高い親和性があった、単に非常にとっつきやすかった。
そんなわけで、私は昨日にこの危険物取扱者資格試験を受けました。
尚、合格発表はまだ先ですが、受験の手応えとしては問題なかったと思います。“合格していないわけがない”というだけの点数は取れただろうという自己認識あり、名前も書いたし、体裁的にも不備はないはず。(←分からんけど、でもたぶん大丈夫👍)
ちなみに同日、私の可愛い愛息子は別会場で初めての数学検定(5級)を受けていましたが、彼もまた試験後には十分な手応えがあったと言っていました。
絶対受かった。名前も書いたし。
良かった良かった。楽しい学習機会でしたね。やっぱり何かを学ぶというのはとても楽しいものなのです。
日本の悪しき習慣に直面した私の出願
ところでですね、そんな私の資格試験に際しては、ちょっとしたバタバタが発生しておりました。
私が昨日に受けた“危険物取扱者試験”の甲種というのは、実は誰にでも受験できるわけではない、『受験資格』が要求される試験でした。
これが、結構手間でした。これは本当に日本の悪しき習慣だと思うのですがどうでしょう?
振り返ればそれは私の試験の出願時。私がこの試験を受けようかなーと思い立ち、公式サイトで試験日程を確認したのが今年の2月の中旬でした。
お、ちょうどいい日程で試験があるじゃないか!申し込もう。
なになに受験資格とな。オッケー、クリアしていそう👍
順調そうに見えました。ちなみにその甲種試験の受験資格はこんなのです(公式サイトからの抜粋です:↓)
【1】 大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
【2】 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
【3】 乙種危険物取扱者免状を有する者(実務経験2年以上)
【4】 化学に関する事項の修士・博士の学位を有する者
なるほど、化学に関する専門課程を修めた人しか受験することはできないのね。それでもパッと見て、国立大学の理学部を卒業し博士号まで取得している私は【3】以外の条件はいずれも満たしそうでした。
だから、私はすっかり慢心しておりました。
それから私は速やかに消防署から受験願書をもらってきて、それを2月の末に10日間ほど設けられた申請期間内に郵送して申し込めば良いらしい。だけど [2] では出身大学から成績証明書を発行してもらわなくてはならないらしいから面倒そうだ、取り敢えず、手元にある自分の博士号の学位記のコピーを添付すれば足りそうね♪って、ただそれだけだと思っていました。
あまりに楽観。だって何も不足はないの。だってそれは正真正銘、私の学位記なんだもの。
そうして受験申し込みの期間がやってきて、それからのらりくらりと写真を撮ったり自宅の物入れから学位記の発掘などをしたりして、出間締め切りの数日前にようやく願書を送付しようとする段になり、私はハッと気がつきました。
待って。学位記も卒業証書も発行は全て結婚前の独身時代、私の旧姓の名前だけど、大丈夫?
私は一応確認のためにと消防センターに電話をしました。しかし私の訴えは、非常にあっさり棄却されてしまいました。
原則として旧姓使用は認めません。証明書類が旧姓の場合は出願時に戸籍抄本を添付してください。
とはいえここでゴネても仕方がないの、窓口の人は何も悪くないのです。さぁ私の今の本籍地は、夫の実家の住所に置かせてもらっています。今度はそちらの市役所へと電話です。だけどこちらもお役所仕事😨
郵送での戸籍のお届けは、請求から7日ほど見ていただいております。お急ぎの場合は速達で出してください、数日は短縮可能です。
まさかここで、こんなトラップがあろうとは。
いっそ、行くか?戸籍を取りに、夫の故郷の市役所へ。どこかの平日、特急電車で行ってこれば娘の保育園の時間内には往復できる。
いやいや、何か配慮がないか聞いてみよう。私は再び消防センターに電話をしました。
これから戸籍を取り寄せる関係で、もしかしたら出願期間に間に合わないかもしれません。どうなりますか?
・・・(知らんがな、と言わんばかりの沈黙)、まぁ、いよいよ間に合わないと分かった時にまた電話をしてみてください。願書は出願期間最終日の当日消印まで有効です。
なんてこった、どうしたもんか。これは本当に日本の悪しき習慣なんじゃないんかいな😨
どうして大人が結婚したというだけで、自分が自分であることを証明する必要が発生するの?しかもそれには手間(←日中に郵便局へ出向き、為替を買わなければならない)もお金(←戸籍の発行と往復の速達送料)もかかってしまう。
だけどやれるだけはやっておかなくてはなりません。
週が明けた月曜日、私は朝一番で郵便局に出向いて行って戸籍の発行料の定額小為替を購入し、
超特急の速達でお願いします。
まずは夫の故郷の市役所へと戸籍の請求申請書を郵送するしかありませんでした。
むむむ、しかし本当にやるせない。私が苦労して取った自分自身の学位なのに!そんな不満を手近な夫にぶつけたりもしてみましたが、
あー、そういうこともあるんじゃない?仕方ないでしょ。
しかもそれは結婚に際し“姓を変えた側”だけが被る手間だということがまた私の不満を増長させます。
なんなの、一体。
私は夫の附属物に成り下がったのか?これまでの学位さえも『それは私本人の経歴です』と役所の発行物がないと認められないってなんなのよ。
だけど今の私には、そんなプリプリした思いであれどもただただ夫の故郷から戸籍が送られてくることを待つしかないことが現状でした(←ちなみに無事に出願に間に合うように戸籍を送ってもらえました、ありがとう市役所の人😭)。
ふと感じた地方格差
ちなみにですが、地方都市に本籍を置いている場合、私のようにいざ急に戸籍抄本が必要になったら取得方法はなにがあるか?
- 窓口まで取りに行く
- 郵送で請求
それに加えて、近年ではマイナンバーカードを利用したコンビニでの戸籍証明取得の方法もあるそうです。
私はパッと喜びました🙌
だけどどうやらそれは現時点では“利用できる市区町村”がまだまだ限定的であるようでした。しかも私の夫の故郷は未対応…😭
ちょっと!あなたの生まれの市が戸籍のコンビニ発行にまだ対応していないじゃない!遅れてるよ!怒!
そんな私の八つ当たりだってなんのその。
あの街が先進的なわけがない、笑。きっとあの市がそういうのに対応するのはようやく日本中が終わって一番最後頃だと思うよ、それくらい保守的な街だから。
ええい仕方ない、要望だけは出しておくか。
ところで、いっそ我が家の本籍地そのものを今の住まいに変えて良い?そうしたら今後どこへ転居しても戸籍はコンビニから取得できるから、そのメリットは大きいよ(←今の住まいの区は対応済み✨)。
良いんじゃない?でもそうしたら、何かやらないといけないことはあるの?
運転免許証やパスポートの変更手続きは必要になるね。
え、それはやだなぁ〜、めんどくさすぎる!(←出たw)
そのめんどくさいのを、私は『今』も『これまで』もやってきてんでしょうが!💢
まぁ本籍地の移転はおいおいですが、それでも故郷などの遠方に本籍地がある方にとって、コンビニで戸籍等の証明書類の発行が可能になりつつあるということは朗報だろうと思いました。
住民票及び運転免許証への旧姓併記という手段
戸籍はさておき、私の今後を考えていくと、やっぱり“旧姓”の証明は後々も必要になってくるだろうと思います。
何か動くたびいちいち戸籍を取り寄せるなんて面倒ですし、その都度少額ながらもお金と手間と時間がかかってしまいます。
だけどちょっと調べてみると、私が全く知らなかっただけで今は制度がだいぶ変わってきていることを知りました。
社会において旧姓を使用しながら活動する女性が増加していることを背景に、住民票やマイナンバーカード、さらには運転免許証への旧姓併記は十分な旧氏の公証になるというのです(↓)。
私はこの資格試験の出願のための戸籍の請求時に、自分の旧姓併記のための戸籍抄本も合わせて請求しておきました。
そうして届いた戸籍抄本を一通は試験の出願へ、もう一通を区役所の窓口に持参しました。まずは住民票への旧氏の記載、次にマイナンバーカードへの記載、手続きは流れるように大変速やかに終わりました。
そうして発行された旧氏記載の住民票(またはマイナンバーカード)を最寄りの警察署や運転免許試験場に持参すれば、こちらもまたあっという間に、しかも無料で運転免許証への旧氏併記がなされました。
本当に、旧姓って一体なんなんでしょうね。今回はすっかり振り回されてしまいました。
それでも今後は社会の変容に合わせ、旧姓も簡便に公証されるようになっていくのだろうとは思います。
不便を感じておられる皆様、もちろんすでにご存知の方も多いでしょうが『こんな手段もありますよ』というご紹介と記録方々、書いておこうと思います。
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