みなさんこんにちは✨
ちょっとだけアナウンス:最近噂程度で聞こえてきたものですが、そういう事例もあるという話程度に共有させていただきます。
私もおかげさまで当サイトを介して発達障害、凹凸すぎるお子さん方(親も含む)、高IQの生きづらさを抱える方々とのネットワークが広がりつつありますが、そんな中で最近ちょっと聞こえてきたお話の中に、
最近、発達障害児のママを狙った“ねずみ講”みたいなものがあるみたい。繋がりのある人がハマってしまって…世の中油断できないよ。
と注意を要するものがありました。
入り口は無料の個別相談みたい。
ということなので、本当に油断がならないと思います。私も詳しくは知らないことだしここではそんな事例もあるという程度の話しかできないのですが、困っている人を言葉巧みに誘導しようとする人も世の中には存在するということがとても怖いと思います。
もちろんね、わからんでもないのです。親は始終子供の困難と共にあり、孤独にありがちな中で親がなんとかしなくてはとか、肩にかかる重さには逃避したくもなりますよそりゃ。私自身も、今ではだいぶ成長してきたとは思っていますが、息子に向き合い続けるうちに疲れてしまってもう何もしたくない…と、そんな日もまだあることが実際であり本音です😢
だけど私は、子供のことで悩む私たちを支える柱は自分の自宅の中にしかないと思っています。外部の専門家を頼ることは有効ですが、それは補助にすぎません。私はそう捉えています。情報を集め、全てのことを考え判断していくのは保護者である私たちが主体のはずです。周囲の話は必要だし必須ですが、「我が家には我が家の文化がある、外の話はあくまで参考程度なのよ」とする程度の理性は持っておかなくてはならないと強く思ったケースだったし、どうか皆様にもこの思いを共有したいと思いました。心のどこかに留めておいていただけましたらと思います。
と、そんな前置きはさておきまして。
今日は我が家の“ワルワルデー”というものについて記録したいと思います。
我が家ではかねてより私の友人宅の文化を取り入れて、定期的に“ダラダラデー”というイベントを設けてきました。
ダラダラデーといいますのは、主に夫の不在時や帰りが遅い時に取り入れられる、普段は食事はダイニングで取っていても、たまにはリビングに座卓を出してテレビや映画なんかを見ながら時間を気にせずダラダラとご飯を食べようぜ!とするものです。
我が家の子供たちはこの“ダラダラデー”がとても気に入っているようです。
今日はお父さんの帰りが遅いでーす!
と私が言えば、
やった!(←ヲイ!笑)ダラダラデーにしよう!
ダラダラデーがいい!にいに、テーブル出して!映画を見ようよ!
と子供達から歓声があがるほど(笑)のイベントとなり、すっかり我が家に定着してしまいました。あまりの見事な定着ぶりが面白くて、私は先日その文化を教えてくださった友人と話しをしていた折には心からお礼を言いました。
教わったダラダラデーなんだけど、うちでも定着しちゃったのよ。面白いね、たまにはいいよね。良いことを教えてくださりありがとう😊
するとその友人は、なんだかニヤニヤしながらも、こっそりとした声でさらに面白いことを言いました。
実はね、ふふふ…さらに“ワルワルデー”っていうのもあったりするの😁
“ワルワルデー”っていうのはね、何か頑張った日とかにね、夕方以降は好きなように過ごすことができる日よ。
その日はお風呂も自由、食事も好きなものを食べる、栄養とかも関係ない、お菓子だけでもいいし食べなくても構わない。
リビングにクッションや布団を出して、好きな姿勢で、お行儀とかもう寝なさいとかも言われない。食べて遊んで疲れたら寝る!っていうそんな日なのよ😎
すっっっごくリフレッシュになるから、試してみて!!
明日からまた頑張ろうっていう気になるよー!
あ、ワルワルデーの注意点は多くても3ヶ月に1回だから、そこだけは絶対に守って!
オーケー、分かった、任せとけ。子供達にも共有して、いつか機会があればやってみよう。そう思っていたのがこの10月初旬のことでした。
それから。11月第一週を終えた、この週末。
我が家では場面緘黙症という不安症を有する娘の成長の糧となるようにと、ずっと取り組んできたことがありました。それが無事に、ひと段落を迎えたことが今週でした(←まだ終わっていないので書きませんが、いずれ詳しく記録しようと思っております)。
よく頑張った。
本当に、スモールステップに恵まれて娘はより良く成長してきたと思います。
場面緘黙というのは、強すぎる不安ゆえに主に家庭外での人とのコミュニケーションが妨げられる障害です。だけどこの挑戦をきっかけに、今の娘はこんなこと(↓)を言うほどにまで成長していることを感じます。
わたしの喉には扉があるの。声がそこから出ていかない。
だけど今日はね、喉の扉が『パカッ!』て開いたのが、なんだかわかる気がしてきたの。わたし、もうお名前とお返事はどこでも言えると思うんだよね。
多くの支援者に恵まれました。明らかに、まるで1年前とは別人のように娘はいっそう明るく変わりました。
かつて、同じ場面緘黙症を有した私自身は、私の“喉の扉”が開きかけたのは高校入学の15歳の頃だったかなと思い出されるところです。だけど娘は私よりも10年も早くきっかけとなる何かを掴もうとしている、そう思うと涙が出ます🥹私はこれまで、私と同じ困難を持って生まれてきた娘に、せめても当時の私が得られなかったあらゆる支援を与えたいとただ精一杯に支えてきたつもりですが、その確かな手応えと歩みを感じることができているのが今なのです。
だからこの週末はそんな彼女の挑戦がひと段落を迎えたことを家族が心から喜んで、お疲れ様の外食にでも行く?と娘に聞いてもみたのですが、娘の希望は違いました。
ワルワルデーをしてみたいんだけど、いい?
そっちかい!笑。とそんなわけで我が家の第一回ワルワルデーの開催が実現することになりました🙌
早速私たちは自宅のリビングにクッションなどを敷き詰めて、
それから近くのスーパーに買い出しに行き、各々好きなものを買いました。なんの制限もありません。
娘はお寿司とフルーツの盛り合わせ、お菓子たくさん、ケーキまで買って、
私はたこ焼き、枝豆、日本酒と(←超嬉しい😎)、夫はお肉のお惣菜を買い込みました。息子はお買い物に同行しなかったのでお刺身などを適当に。
お風呂は勝手に入っておくれ、娘は早速ゴロゴロ寝ながらお菓子を食べて(←ワルい!笑!🤣)久しぶりにとみんなで桃鉄なんかもやりました🤣
翌朝、私は結局リビングでそのまま寝てしまい(←ワルい!笑!🤣)、娘も23時前までは起きていたと聞きました。コノヤロウ、なんて悪いんだ💨
だけどびっくり、これがまた、本当にリフレッシュになったのです。朝起きてきて、家族が口々に昨夜の楽しさを口にします。
昨日楽しかったー!
本当に、すごくスッキリした気分だわ〜。なんでだろう?
今日もワルワルデーがいい。
だけど残念、ワルワルデーは多くても3ヶ月に1回程度という回数制限があるそうだ。次回は早くて年明けか。
そんな我が家の第一回のワルワルデーは、とても良い思い出になりました。
それぞれの家には、それぞれに本当に面白い文化があるようですね。取り入れてみて良かったです、定着するかもしれません。
悪いことも、たまには全く悪くないですね😎👍
コメント
子供のことで悩む私たちを支える柱は自分の自宅の中にしかないと思っています。外部の専門家を頼ることは有効ですが、それは補助にすぎません。
これ、なんか響きすぎて思わずコメントしました。
「我が家には我が家の文化がある、外の話はあくまで参考程度なのよ」
外部の知識・情報は必要ですがそれだけに頼るのも違うしふまえてやっぱり自分ちが大事なんですよね。
娘ちゃん、1年で凄い成長を遂げられましたね。なおみさんもサポート素晴らしいです。
そしてワルワルデー!
リフレッシュが最高です。
自分ちに合う形を見つけていく人生の豊かさ♡
そう、我が家には我が家の文化があり、よその真似をしても上手くいこうはずもないということは一つの真理ではないかしら。
しかし判断をするために情報だけは多い方がいいのだけど、我々の頭には限界がすぐそこにあるので(←本当に一人の力は小さいものです)そこは他の事例や専門家から積極的に吸収したいところです。
娘の場面緘黙に関しては、あまり情報が得られていなくて自身の経験に頼るところも多いことが心配だけど、それでも娘も成長していることが感じられて嬉しいなと思っています。
それぞれの困難と発達段階をよく見ながらスモールステップで進めたいと思っているけど、サポートにも本当に頭を使いますね😂
ワルワルデー、試してみて!めっちゃスッキリするよ!