みなさんこんにちは✨
ついさっき、夫と社会(地理)の勉強をしていた息子に私は一抹の不安を感じました。
ここは三重県の伊勢志摩地方の有名なものでしょ、挙げてごらん。
ヒント。お母さんがよく『欲しいなー』って言ってるやつだよ🐷✨
あぁ!あたりめ🦑かーー!!
・・・。
あぁ、こんな息子が1年後に中学受験をできるのだろうか😩
母は受験が不安である。きっと父も不安である。学力のみならず、息子のメンタル面でも不安である。
だけど我々は、我々ができる最善の方法でしか、息子を育てることはできません。彼のために、私たちは一体どこまでできるのか。それを考えていくことしかできないのだよと、私と夫は泣けました。
そんな息子の、一年後に来たる中学受験。
先日に書いた受験直前期の過ごし方について、当サイトを読んでくださるお二人の方からご経験をもとにした具体的なアドバイスをいただきました。
そのお二人が共通して仰ることには、
重要なのは、“日常”を大きく崩さないこと。
私は大きな納得を得たし、そういえば自らも子供の頃からそうして心の安定を保ってきたのだったと思いました。
そんな“私のケース”も紹介しながら、記録しておこうと思います。
ただでさえ、受験は非日常のオンパレードです。その中で如何に日常を吸収するかが大切なのだと教わりました。
受験は“非日常”のオンパレード
日常を失うことで崩れやすくなる息子
1月中旬。息子の小学校で新型コロナウイルス感染症に罹患するお子さんが相次いだことで息子は濃厚接触者に特定され、のちに学級閉鎖、息子はこの間自宅待機を強いられました。
その際、繊細な息子は精神的に大きな負荷を抱えました。
ちょっと、精神的にきてる気がする…。
息子は日常のリズムを失ったことで、自らそう申告するほどの辛さを抱えた状態でした。
自ら辛さを自覚して、親に申し出たことは彼の素晴らしい成長です。
だけど私は、とても心配になりました。
来たる、来年の中学受験。
その直前期の過ごし方次第によっては、息子は受験どころではなくなってしまうのではなかろうか。
先日の記事には、そんな不安を記録しました(↓)。
これに対し、当サイトを読んでくださるお二人の方より貴重なご意見とアドバイス等をいただきました。ありがたいことです✨とても勉強になったし、私はいくらか具体的なイメージが湧きました。
それらを拝読し、未だ子供の受験を経験していない私がまずは認識すべき重要なことは、
そもそも受験とは、コロナがあっても無くても、もともとが非日常のオンパレードだということです。
コロナが無くても、受験は本来が“非日常”
私は息子の受験直前期の過ごし方において、基本的には
- 感染の機会を避けるために、精神的な不調を覚悟で自宅に篭る
- メンタル維持を最優先に、感染覚悟で日常を維持する
この2択しかないと思っていました。
しかし、そんな私に届いたアドバイスには驚きました。
今日のブログで気付いたのですが、コロナが落ち着いても、中学受験は非日常のオンパレードですよ。
中学受験は小学校を休んで(友達に会えない)、毎日違う場所で、知らない人に囲まれて試験を受けるという非日常の連続です。模試で擬似体験はできると思いますが、模試と違って受験日程はタイトになります。
できるだけ日常生活を送るのが良いかなと思います。
私は受験期間は試験後に小学校に行って、放課後に教室で先生とおしゃべりしてから帰宅してました。(←日常の吸収目的)
彼女の話を聞かせてもらい、もうね、私が驚いたのなんの。
コロナ禍じゃなくても、受験はもともとが非日常。
息子のように特に繊細な子でなくても、受験生たるもの意識的に日常の吸収に気を配り、非日常の中にも日常を保つように努めていると言うではないか!
また、もうお一人も同じ視点のご意見です。非日常を受け入れつつも、できるだけ日常を維持した方が良いとのご意見。
うちは塾から「できるだけ生活リズムを崩さない方がいい」とアドバイスを受け、ただしインフルエンザが1人でも出たら休む、という方針でした。
休校での不安定さの原因に、突然の状況変化と見通しの立たなさが大きいようですね。同じ長期休みでも夏休みなどは大丈夫でしょう。
予定を可視化したり、「精神的にきてる」と感じた時にこれ以上こないようにする方法をいくつか(原因を取り除く、別のことに気持ちを移す、など)自分のなかにもてたら良いかなあ。
この方のご家庭もまた、コロナ前の中学受験においてもやはり“日常の維持”をしっかり目指しておられたようです。また、パニックが予想される時には、落ち着いている時から前もってパニックにならない方策を備えておくことが大事であるとも。
経験者のお言葉に、大変重みを感じました。
さらに、新型コロナウイルス感染症による休校や受験前の欠席等は取り除きようがないイベントであることをご指摘いただき、その上で見通しを可視化したり、日常の維持をどうすれば良いかを考えていくのだと教わりました。
我々は、コロナウイルスだけを避ければ良いのではないのです。しかも私がブレていました。息子は選手であり戦士です。すると私は監督、総帥です。受験直前期はブレないかつ大きな視野で過ごすことを、誰よりもまず、私が実行しなくてはなりません。
そんな私がブレてどうする!出来ることを一つずつでもやっていくしかないじゃないかと思えてきました。
ちなみにいつも息子の教育相談を担当してくださっている臨床心理士さんにも相談しました。
“最も避けたい事態は何か”について、息子さんと前もって擦り合わせましょう。納得と可視化、パニックにならないために、少し先の未来を一緒に予測していくことが必須です。
なるほどホンマにおっしゃる通り。
息子は、このような状況が苦手であると、頭ではきっと分かっています。だけど体が馴染んでいかなかった。それを受け入れ、少し先の未来を予測していくことで心が保てるのではないかというお話でした。
日常の維持・吸収のために出来ること
息子の日常維持は
重要なのは、非日常に突入する可能性があることを前もって受け入れ、その中でも日常を感じられる対策をいくつも取ること。
それならば今からしっかり対策できそうな気がしてきます。
日常を維持するためには、きっとその人なりのやり方というのが人それぞれであるでしょう。ご意見をくれた方は、こんなふうにも仰いました。
私の場合、いつものご飯・おやつ、持ち物も日常の確保に役立ちました☕️
何が日常を保てるものやルーチンが見つかりますように❗️
例えばですが、息子は冬に愛用している膝掛けがあるのですが、そういうことよね。
膝掛けとかって、試験会場に持ち込むことはできないのかしら??
昨今の試験会場は換気のために窓を開放しておりとても寒く、受験生は上着を着たまま入試問題を解くとも聞きます。そんな時に、息子の膝掛けだったり同素材の羽織だったりが使用できたら良いのになぁというのも対策案。(←その場合は事前に問い合わせておいた方が良いですね)
または、息子の場合は『いつもの本』なども有効かもしれません。混乱しそうになったらいつものストーリーに没頭することで激しい混乱を回避する。
そういうことよね。これから息子と二人三脚していく中で、息子が気持ちを落ち着け、前を向ける何かも探していく必要がありそうです。
うん、なんだか具体的なイメージが湧いてきたね。準備期間は十分です。うまくやれそうな気がしています😊
私も絶対的な『日常維持の方法』を持っていた
そんなふうに息子にとっての“いつものアレ候補”に想いを馳せる中で、そういえば、私自身も常に“いつものアレ”を持っていたなと気がつきました。
私自身にも息子と同様、苦手な場面があるのです。また、場面緘黙の影響でしょうか、私は人前で話すときはパニックにも似た著しい緊張感を感じるし(←一言目が出さえすれば、そのあとは気持ちよくペラペラと話せます)、私はそれを自覚してきたために若い頃から“ここ一番!”という緊張しそうな場面においては事前に対策を講じました。
私にとっての“いつものアレ”は、明確です。子供の頃から、どれだけ助けられてきただろう。
そんな私の『大切な相棒』は、コイツです🐮(↓)(あんまり綺麗じゃないのでお恥ずかしいですが、私と近しい人は見覚えがある人も多いと思う😅)
この写真は、隅に大学入試の受験票が写っていたのでおそらく私が18歳時。何かの勉強をしておりますね(休憩中)。もちろんコイツはセンター試験会場にも同行しました。
初めて1人で飛行機に乗り向かった大学入試も、大学院入試も、学会発表も、いつでも私のバッグにはこのぬいぐるみが入っていました。ここぞというときだけでなく、不安な時や心の支えが必要なときも連れています。
その感触や匂いが私の心を落ち着けます。『大丈夫、きっと力を発揮できる』と背中を押される気がしてこれまで多々を乗り切ってきました。
ただね、あまりにももうボロいので(笑)、少し前に夫が勝手にこのぬいぐるみにファブリーズをかけたことがありました💢この時は本気で離婚を考えたよね、ホンマに何にもわかっちゃいない!ひどすぎる!と怒るより先に『どうしよう…あの匂いはもう戻ってこない…😨』と私は心底落ち込みました😭
さておき、いつものアレ、ってこういう物だね。私は私の特性において必要なものをきちんと用意してこれていた。ちょっと自信が湧きました。
息子にも、何かこういうものがあると良いってことです。
どうか非日常の中にも息子を維持する日常をたくさん見つけていけますように。
この話を息子としっかり共有し、健やかな将来を支えるために少しずつでも準備していきたいと思います。うまくいきそうな気がしてきました。ありがとう!😊
同じような誰かの参考になりましたら幸いです。
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