みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
今週の月曜、私は久しぶりに単発仕事に出ておりまして夕方を留守にしていました。
この日は息子の帰りを出迎えることができません。そのため息子とは前もって『宿題や学習も、今日は一人で進めておいてね』とよくよく話し合っておきました。
私は14時半頃に下校してくるであろう息子のために、“帰ったらやること”をリストにして用意しておきました。いつもは私が確認と用意をしている宿題も、今日はなんとか自主的に進めて欲しいと願っていた。
だけどさ。
私が16時過ぎに様子を見たら、息子はなーんにもやってなかったよ。
それを指摘したら、息子の“自分理論”が炸裂です。
『全力でやってた!疑うなんてひどい!』ってもうそれはそれは大叫び。疑うもなにも…出来てないから言ってんじゃーん。
こんなんじゃ、とても仕事復帰なんかできないなぁ、と、思い知ったような気がします。
母親が出迎えない放課後
久しぶりの仕事でした
今週の月曜は会議のため、私は本当に久しぶりに息子の帰宅を出迎えることができませんでした。
思えば昨年の混乱(“発達障害に気づくまで”のカテゴリーをご参照ください)により私は退職せざるをえなくなり、昨年の秋からはまさに息子と二人三脚。そんな状態で二人で復活してきたのです。
私は息子の生活を立て直し整えるために緊密なサポートをしてきました。
物を失くさない工夫、宿題や提出物の管理。
これらの点で問題だらけだった息子の小学生生活を整えて、そのやり方を息子と一緒にやってみせ、スムーズな生活はこうして実現するのだと教え続けてきたつもりです。
宿題に関しては毎日の『学校の宿題』と『塾の宿題』、『習い事関連』をリスト化し、スケジュールに合わせたパターン化を目指していきました。
はい、よくできたね。じゃあリストの次にあるものをやろう。そしてこれとこれが終わったら今日は塾に行くんだよ。
私は息子が帰宅したら自分の手を全て止めて、息子の隣に座って宿題を見守り、声をかけ続けていました。
正直、小学5年生の子供に対して世話を焼きすぎかな?とも葛藤しました。
だけど息子は普通の小学5年生と同じように“先の見通しを持つ”ことや“タスク管理”ができません。それが彼の特性なのです。
だから今は親として、いっそ“監視する”つもりで付き合うことで息子を鍛えていくしかないのだろうと思っていました。
昨年の4年生の時、息子は学校の宿題の漢字ドリルを最後までやり切ることができませんでした。
そして春からの5年生では、計算ドリルを1ページすらもやりませんでした。
7月上旬に担任教諭からの話を受け、私は息子を日々計算ドリルに取り組ませてきました。だけどそれはなかなか進まず、今日の時点でようやく《21》をやっています。
本当にやりたくないのでしょう。
進めるペースは1日1ページすらも限界です。
なんとか進めたい私と、嫌で嫌で仕方がない息子。息子はなんとか1ページを終えたら、
今日はもうやったの!だからもうやらない!
と断固拒否する始末です。
クラスの進度に追いつかないといけないのに、他の子は日々同じだけ進んでいます。これじゃあ追いつくものも追い付かん。
だけど出来るだけは声をかけていかなくては。そんな思いで毎日ちょっとずつやらせてきました。
なんにもやってない
月曜。息子の時程によれば今日の帰宅時間は14時半。夕方に通塾があるのでそれまでに宿題や計算ドリルなどの日々のタスクを進めなくてはなりません。
だから私は昨夜から、そして当日の朝にも、
今日はお母さんお仕事だから、鍵は必ず持って行って、あと、宿題は自分でしっかりやるんだよ。帰ってからやることをここに書いておくからね。これ見て、1つずつやってね。
と息子に話してありました。
そして私が戻ったのが16時過ぎ。息子が帰ってから1時間半は経っています。
おかえり〜。大丈夫?宿題見よっか😊
と声をかけたら、なんとなんにもやってなーい。
息子は自室で床に放り投げたランドセル(いまだに言わないと置き場に置けない)を開けて床にどしんと座っていました。
帰宅後にすぐに取り掛かれるようにと、朝から私が開いて置いた塾の算数ノートは机の上にそのままです。もうすぐ塾の時間。塾に行く前に終わらせないといけないのに。今日の放課後の動きはあれほど何度も話して、息子も「わかった」って言ってたのに。
『あれ?宿題は?』
私が息子にそう声をかけると、息子がいきなり怒りだしました。
ひどい!今、一生懸命やってんじゃん!
ランドセルから物を出すのだって時間がかかるんだからね!それなのにやってないって決めつけるような言い方はひどいよ!
『ランドセルから一生懸命物を出すことに1時間半もかかったっていうことなの?』
そうだよ!そう言ってるじゃん!
はい、はじまった。息子の自分理論の始まりです。
実際にランドセルにも物は満タンに詰まったままです。1時間半もかけて何を取り出したのか教えて欲しいくらいですがそこは触れずにおきましょう。
それにやってないなら「やってない」とか「これからやる〜」って言えば良いのになと残念です。それならこちらも笑って受け入れられるのに。こんな対応の仕方で、この子はどんな大人になるんだろう。
早速ガックリ。
だけどこの時、息子は部屋のエアコンはつけていました。ここは進歩したと評価できる。去年まではどんなに暑くてもエアコンもつけない部屋でフリーズして、私が帰宅するまで真っ赤な顔で過ごすことはザラだったのです。
今日の宿題は『ドリルが終わっていないひとは終わっていないところをやる』
さておき、今日の学校の宿題を確認したら、
ドリル:終わっていない人は終わっていないところ
というものでした…。やべえ。
そうだ、明後日からもう夏休み。だから明日までに、終えるべきところを終えてこいという宿題でした。
『こりゃ大変だ。お母さんも先生に、夏休みまでには一度必ず提出しますって言ったのよ。だからしっかりやらなきゃね。』
『それで今、計算ドリルのクラスの進度はどれくらいなの?』
そう息子に聞いてみたら、
いま《35》くらいまで進んでるよ
(↑信用ならん面があるのでこっそりママ友に確認しましたが大体合ってました。ごめんよ息子😅)
そっか、少なくともあと14ページもあるのね、大変だね。
今のペースで2週間はかかる分量を、たった一晩でやることになるのか。大変なことだ、どうしよう。私がそう焦ったところで、息子が謎の一言を発したわ。
余裕で終わるよ
『はい?その根拠はなんですか?1日1ページもできない男が、どうして明日までに終わるって言えるのですか?』
あんたは本当に先の見積もりってやつができないのねと思いつつ私がぼやくと、そこで息子がまたキレた。
終わるって言ったら終わるの!疑うなんてひどい!
いや、疑われる材料だらけでしょうよ。お母さんは終わるという根拠がわからない。
さらに息子は続けます。
今日やって、終わらなかった分を明日学校でやれば絶対終わるの!
え?今日の宿題をどうして今日終わらなくて明日学校でやる前提でいるんですか?
たとえ明日学校でやったって、終わるような量ではないとお母さんは思うけど。
だって先生が、『それでも終わらなかった人は、委員会活動の時間を使ってでも必ず終わらせましょう』って言ってたもん!委員会活動の時間にやるように、もうそう決められてるの!
あのねえ、それは、『宿題でやってこないなんて絶対にあり得ないけど、どうしても事情があってできなかったら委員会活動を自分だけ休ませていただいてでも絶対にやれよ』という念押しだよ。半分脅しだよ。
あんたそれ、最初からドリルをやるために用意された時間じゃないんだよ?そこは理解して?
だって先生がそう言った!!委員会活動の時間にやるって!!
ま、こういうところなんですよ。
息子に話が通じないのってさ。
それから息子はなんとか計算ドリルを1ページだけやったけど、『明日学校でやるんだから、今日はもうドリルをやる必要はない!』と言い張りだしてもう手がつけられない。
私は『宿題なんだから、今夜は徹夜してでもやりなさい!』って言ってみたけど、当の息子が
余裕で終わるって言ってるでしょーーーーー!!!
って絶叫するから全く話は平行線。
余裕で終わるってなんなのよ。1ページにかかる時間、自分の態度も把握せず、それを連続でどれくらいやる根性が自分に備わっているのかすらも分かっておらず、この後は塾にも行かないといけないし、帰ってきてからご飯、お風呂、トイレさえも我慢しても、それでも何時に終わるかの見当さえもつけられないのに、何が余裕で終わるだよ!
結局。
何度もあれこれ言ったけど、息子には私の話は全く通じず、挙句の果てには真っ赤な顔で
お母さんは人の話を全然聞かない!大人としてどうなの?
とまで言いやがりましたケド。
はぁ。
人の話を聞かないのはあなただよ。もう、これ以上なんて言えば良いんだ😭
理詰めで詰めたいが、詰めるほどに息子は叫ぶ。
理解できないことは差し置いてもね、破綻した自分理論で大声まで出すなんてと思うんですよ。
頼むからモラハラ男とかにならないでくれよ…😭
そう心の中で呟きつつ、もうウンザリなので私は別室へ避難しようと、可能なら友達に話を聞いてもらおうとスマホを持って退室しました。
まぁ、仕方ない。今夜は横で監視しながらでも、息子が泣いても、たとえ何時までかかってでもドリルをやらせなければなりません。
実際塾の後に食事を取らせ、夫と私の監視下のもと、当日は23時までやりました。息子は『眠い(←だろうね)』とか『ひどい(←こっちのセリフだよ)』とか言って泣きじゃくりましたが結局終えることはできませんでした。翌朝は4時半に起こしてやらせて、それを監視しながら私はこれを書いていますが、もう辛い…
今まさに、こんなやり取りが行われています。
私『手が止まってるよ』って声をかけたら『知ってるけどだから何?』って言われるんですけどどうしたらいいの?
私『このペースだと終わらないよ、集中してやろうね』って声をかけたら『ハッ!どうせ終わるわけないし!』(←昨日に余裕で終わるって言ってたのは誰だよ💢)って返されるんですがどうしたらいいの?昭和なら確実にグーパンチだね。本当に見ているだけですごく疲れる。
(でも登校前に一応は終わったよーーー!よかったーー!)
このドリルをやらない問題については、先日に小学校の教諭をやっている友達に電話をして相談しました。色々と勉強になる話を聞いたので、いずれ当サイトでも記録したいと思っています。
今回私が思ったのは、去年までとはいえよく私はこんな息子を置いてフルタイムで働いていたなぁということです。仕事復帰なんて今はとても考えられない。
この子は一人じゃ出来なさっぷりが幼児以下。横について指示を出さないと動けない。これから幾分でもマシになるんだろうかと心配です。
まぁだけど低学年のうちはまだもう少し素直だったし、『宿題は学童保育でやってくること』という約束事があったことも大きいか。音読の押印も学童保育でもらってくるから、実際私はほとんど見てなかった状態でした。
それにしても、親である大人が働き続けることって本当に大変なことだなぁと思いますよ。
そういえばこの前、テレビで住宅ローンの問題もやっていたわ。共働きのご夫婦の、奥様の年収もあてにして最大限にローンを組むと危険だって言ってました。
子供が産まれて同じように働けるなんて分からない。生まれてくる子供は健康で、いつもニコニコ、朝が来たらいつも何事もなく学校に行く保証なんてないのです。
私は10歳まで気づかなかったよ。小学生の学生生活を“普通”に送らせることさえ、毎日の苦悩の連続だって。ね。まぁうちの息子は可愛いから一緒にいられるのは嬉しいけどさ。
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