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動かない息子は思考している

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不登校

みなさんこんにちは✨

今日は我が家の息子(13歳・学年は中学2年生)の最近の様子と、そこから私がふと感じたことを記録しようと思います。

妹(6歳)は小学校受験を経験し、おかげ様で本当に穏やかで恵まれた環境へ就学することができました。場面緘黙症とともに育つ娘の就学を私は本当に心配していたのですが、今となれば『何をあんなに心配していたのだろう?🤔』と自分でも苦笑いをしたくなるほどスッと小学校に馴染んだ娘の様子に、私は安堵しています。娘も強くなったけど、これについてはやはり“環境”が良かったと思ってる😭

そうしてようやく余裕も感じられるようになった私は、ここしばらく様子見という名目で自主性に任せていた(放置していたともいう😅)息子へと再び目を向けました。

今の彼は、ほとんど静止していると言ってもいい状態です。

ダンゴムシか。

息子は現在、中学2年生の年齢です。

小学生の高学年から長く続く不登校を継続し、生活リズムこそ大きく崩れてはいないし日々の家事はスムーズにこなしてくれているけれど(←本当にえらい🙌)、毎朝決まって行く場所も特になく刺激も少なく、中長期の目的も未だ持てていない

今の息子はそのような状況なのだと思います。

動機も持ちづらくて当然なのだと思います。悲しいことに、不登校の間もせめても続けていた英語や数学などの学習にも、最近では今ひとつ身が入っていない様子です。

だいたいさ、彼のiPadでのYoutubeの試聴時間が数日で25時間を超えるとか、一体どうなの🥲息子は今は伸び盛りの年齢であるはずなのに、親としては子供のそのような時間の消費の仕方がとても気になってしまいます。

だけどそれも、刺激が少なく動機が持ちづらい環境ゆえのこと。当然と言えば当然なのです。(←衣食住の安全が確保されてりゃ、私もたぶんずっと漫画アプリとかみてると思うし、笑。)

息子には本人が心を奮わせて動き出そうとするきっかけもなければ、彼はまだ時間はまるで無限であるとさえ感じているのだと思います。実は時間は有限で極めて貴重なものであると気づくためには、彼はまだ少し幼いという、そういうことかなと思っています。

 

私も、普段は息子を信じていつかきっと彼が動き出す日を待ち続けたいとは思っています。だけど私も非常に未熟な人間でして、余裕がないことも機嫌が悪い日もしょっちゅうです。っていうかそもそも親はいつの世も言わんでも良いことを言うものなのだから仕方ない、笑。

先日、ついつい私は息子の様子が目に余り、言わんで良いことを言いました😭🙏

私

もう、他にやることないの!?ないならないで、作ったらどうなの?

(↑悪い例です:このようなことは言わないでおきましょう。親が言ったくらいで動くのなら、最初から苦労はしないのですから。)

この時。

息子はグッと口を噛み、下を向いて、黙り込んでしまいました。反発してくると思ったのに。

私は、そんな息子の反応から感じました。

『今の状況が良く無いことくらい、息子自身も自分で重々分かっているに違いない

と、私はふとそんなことを直観的に感じたのです。

感情のコントロールは下手だが、息子は頭の良い思慮深い子である、自分でも頭では分かっているに違いないな。

そうして息子は、朝から手放さず持っていたiPadを片付けて、何も言わず自室に戻っていきました。

  

私がこんな要らんことを言ってしまうのは、動かない息子が歯痒いという気持ちに尽きます。

息子は、これまでの学校社会や人との関わりの中で不協和や満足のいかない体験を重ねてしまい、自分に自信を持てないままとなっています。そのこと自体は、親である私も似た資質を持つ先人であり、深く共感できることも実際です。そして本来の息子は私よりもずっと真面目な性格であり、そのような不協和の中でも彼はずっと全力で頑張ってきてしまいました。そうして今の彼は自信を育めていないことのみならず、疲弊してしまっていることも知っています。

それでも。たとえそうだとしてもです。

彼がずっとこのままで良いわけではないと、大人である私はつい思ってしまいます。

またいつか自分なりに区切りをつけて、次の一歩を踏み出す勇気を湧き起こし、与えられた時間をしっかり使って成長することこそが人生の醍醐味であると気づいていってほしいです。親子とは言え他人だけど、それでも私はどうしても息子の今の時間がすごく勿体無いと感じてしまっているのです。

幸い彼は、元気で健康に生まれてきました。成長過程では両親ともに健康で健在、世界でも有数の治安の良い国の都心部に育ち、困窮も無く、親の贔屓目なのは承知の上で申し上げれば顔良し頭良しスタイル良し(←ええ、贔屓目だとわかっていますよ、笑)と、彼は彼が手を伸ばせばどんなリソースにだって手が届く、そんな恵まれた環境にあるのにどうしてそれを活かさない!?

って、本当に余計なお世話ですよね😣

だけど私はついつい息子を見ては、そんなことを思ってしまっているようです。

 

親なんぞがどんなに願えど、息子は未だ動きません。

私も、息子は外側から無理矢理にでも動かせるような類の子どもじゃないと分かっています。もう13歳で親主導が効く年でもない、いつか動き出せるかもしれないタイミングを見逃さぬよう見守るしかないと分かっているつもりですが、

見守るというのもまたすごく難しいことだと思いませんか?😭

私はとても怖いです。

“見守り”という名のもとで、

それは単に私が思考停止をしていることとは違うのか?

今の私が無知なだけで、彼のために出来ることが私の知らない切り口からもっとあるのではないだろうか?と、

それが断定できなくて、怖いです。

私は、息子に幸せになってほしいと心から願う強い気持ちをずっと持ち続けています。

だけどもし、今の私がするべき努力、計らい、無知や支援不足の結果として、何より大切な可愛い息子に将来の可能性に大損をさせてしまうことになったらどうしようといつも思ってしまって、だからこそ『このままでいいのだろうか…』と勝手にハラハラしては要らんことを言ってしまっていることが実際です。

 

だけど今回、息子の表情から私はハッとさせられたと思いました。

『今の状況が良く無いことくらい、息子自身も自分で重々分かっているに違いない

うん、分かってるんだろうな。彼は悩み思考し、それでも動けないという最も辛い状況に立っているんじゃないだろうか。

うん、分かっているんだろうなと思いました。

このまま中学に行かなければどうなってしまうんだろうとか、自分ってダメな人間なんだとか、繊細で敏感すぎるほどの息子だもの、考えていないわけありません。

彼は思考しています。

だけど彼に勇気はまだ出ず、どうして良いか的確に判断できるほどの人生経験もありません。その思いが自己否定にも繋がって、本当に不安でいっぱいなのだろうと思いました。

 

私にできることは、息子に要らんこと(=分かっていること)を言うことではないでしょう。

息子と本当によく似た資質を持つお子様(:高IQ・思春期早発症・不登校経験あり)を育てている友人が、私に親身に温かい言葉をかけてくださいましたので、共有したいと思います。

Mさん
Mさん

追い込んじゃ今は絶対ダメよ。不安がいっぱいなはず。今の時間は必要であり必須、それがあるから未来がある。

母親だっていつも冷静じゃないし、言いすぎる事だってある。息子を思えばこそだし。

Mさん
Mさん

いつでも間に合うっていう事を伝えてあげて。中高レベルの勉強なんて、彼らにしたらなんでもないことだよ。今はゆっくり進めば大丈夫だよ。

そうだよね、『いつからでも間に合うよ』って親が言わねば誰が言うのだ!!

今はほんの、途中経過。

息子は生まれて13年しか経っておらず、この先にはいくつものアップダウンが待っています。その途中経過と捉えよう。

アップダウンは永遠に続いていきます。私もそうだったし、息子のことも、その先の世代も想定すればそのアップダウンは息子が大人になって私が死んでも続いていくもののほんの一瞬の途中経過にすぎないのだと捉えることができるでしょう。そんな視点を持てればこそ、心持ちを中長期的に構えられると思いました。

息子は思考しています。一つ脱皮をするために。

私はそれを支えるために、

私

大丈夫だよ。

って言い続けたいと思います。

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不登校 中学生 高IQ
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10歳から向き合う発達障害/ギフテッド

コメント

  1. 中1の母 より:

    今回のお話しは泣けました。
    うちでも1ヶ月ほど前に同じようなことがありました。YouTubeばかり観ている息子(中1)にイライラした私が「学業が終わったら、その知識をもって今度は社会に貢献できる人にならなくてはいけない。学生である君が今そんな画面ばかり観て過ごしてていいのか。」みたいなことを偉そうにぶちまけてしまいました。悲壮感たっぷりに聞いていた息子は何も反論せず、タブレットとスマホを「あけないでください」と書いた紙と一緒に廊下に置き、自室に籠もりました。数時間後に息子部屋を覗くと床のすみで毛布に包まり寝ていました。さらにしばらくると、起きてきて、「悲しすぎて、首を締めたけどしぬことはできず、毛布に包まっていた。」と泣きながら訴えてきました。
    すぐに自傷行為につながりがちな息子です。最近なかったので、私も油断していました。きつく言ってしまったを謝りり、決着しましたが、本人もやらなくてはいけないことはわかっているんですよね。
    私もまた、余計なこと言っちまったと反省する次第ですが、言いたくなる日もあります。

    • Naomi Naomi より:

      本人もわかっているのだとは思うのですが、それでもあまりにも生産性のない(ように見える)様子には言いたくなる日もあります。本当に。
      私もお話を伺い、胸が痛くなりました。
      こうして共有し合えることで「ここにも頑張ってらおられる方がいる」と励みになります。子供ら同士も同じ年頃、これからも共にグッと頑張っていきましょう。

  2. 匿名 より:

    ipadには我が家も本当に悩まされています。学校から支給されているものなので、学校からのセキュリティーがかかっていて、親はペアレンタルコントロールもできません。ルータで安全管理をしても完璧ではなく、また宿題で必要だと言われるので、子供の「自主性」に任せるしかないのです。Youtubeも含め、SNSは中毒になりやすいですよね。かの、イーロンマスク氏も子供にとってのSNSは「ドーパミン、マキシマイザー」だと表現しているくらいです。発達障害の子供、特にADHDの子供は、刺激を常に求める傾向にあります。大人でも携帯を開いた瞬間、気がついたら数時間経っているなんてザラにあります。子供なら尚更です。Ipad学習については、学校側もギガスクール構想を導入してから間もないので、対応が学校によって様々です。子供の脳に及ぼす影響は、良くも悪くも未知数です。子供の個々の特徴をしっかりと判断できるのは親しかありません。カウンセラーや病院の診断書などを取り入れて、学校側としっかり話し合う機会を持つことも必要だと思っています。インターネットと本人の興味が一致すれば、過集中の傾向にある子供なら尚更、相乗効果をもたらすけれど、今の子供たちは残念ながら、アプリやネットを利用するばかりで、それを道具として何かを生み出すこと、例えば、プログラミング言語を深く学んでアプリを作成する側になるという方向性へ、教育指導を子供達にしていないのは悲しいことです。

    • Naomi Naomi より:

      わかります😭学校もえらいものを支給してくれたものだと、取り上げようにも『これは俺の!学用品だからーー!』となるので頭を抱えていたことがありました。(←我が家は不登校も長くなり転居と転校もあったので学校支給品は一旦返却となったところです🙌)

      生産性も、多くを望みすぎか?とも感じることもありますが、本当におっしゃる通りなのです。先日は息子がノートPCを欲しがりました。「これは受け身の時間潰しの道具ではない、これをつかて何か生み出す技術を身につけるなら買っても良い」と話し、今は保留となっています。これからの時代を生きる子にはPCなしで生きていくことはできないでしょうし、上手に使えるなら早く買い与えたい思いもあるのですが、まだ尚早かなと感じています。

      • 匿名続き より:

        学校支給品のIpadを返却できて、ラッキーでしたね。PCを何のために欲しいのか、はっきりと明確な目的を先に作れるような環境を提供してみるのもいいかもしれませんね。Naomiさんの息子さんは、ギフテッドですし、好きなことを一旦見つけられたら強いと思います。日本の教育カリキュラムは今だに軍国主義的なところがあり、皆と同じように行動することを強いられる環境です。ギフトの子は、洞察力や思考力が深いので、日本の教育方針の根幹部分から疑問を感じてしまうと、学校へ行く意義すら見つけられなくなりがちですよね。Naomiさんの息子さんの興味を刺激できる時間、思考を巡らせる時間がその分増えて、私は良いなあと思いますよ😊 息子さん、英語も得意なら、プログラミングの子供用の本を洋書など探して購入してみるのも良いかもしれませんね。
        Amazon .comで検索すると色々楽しいですよ!
        Coding for Kids Ages 9-15: Simple HTML, CSS and JavaScript lessons to get you started with Programming from Scratch (Coding for Absolute Beginners) Paperback – May 19, 2020by Bob Mather (Author)

        何か没頭できる素敵な趣味が見つかりますように😊

        • Naomi Naomi より:

          ありがとうございます😊本当にその通りで、

          何か関心を持てるものが見つかれば暇なんて感じる余地はないはずなのに…

          と、私はあの暇そうな息子を眺めながら、ついつい感じている毎日です( -_-)遠い目

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