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ラーケーション

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中学生

みなさんこんにちは✨

我が家の長男、中学生になったばかりの息子について、先月末には中学生で初めての運動会にも参加することができました。とても立派な姿でした。不登校が長いくせに足はなぜか早いことにビックリです、リレーでも活躍しており母は周りを顧みず大きな歓声を上げたものです😊彼の足が早いのは山登りの成果でしょうか、それとも思春期早発症の影響で彼は年齢以上に男性としての体の完成が少しだけ進んでいるためかもしれません。

さておき少しずつではありますが、母親視点では彼も徐々に中学校に慣れてきているのではないかなぁと感じています。

息子については、今も週に1日程度の“想定休み”を取り入れながら登校するという彼なりのペースを守り続けて過ごしています。この記事を書いている今日も彼は休んでいます。

息子
息子

明日休む。読みたい本もあるし。

はいよ、了解。そうして前向きな体調管理を取り入れながら、良い休み方ができれば良いよねぇ👍

何事にも、“本人のペース”があるのだろうと思います。

そりゃあ大人になれば仕事についてはそんなことは言ってられないかもしれないけれど、自分の制御方法もまだよく知らない子供のうちからわざわざ困難を強いさせて彼を潰してしまうよりは遥かに良いと思います。かつて、息子を潰しかけたことのある私は今、そのことを強く強く感じています。

だから今の私は、今よりさらに多様な生き方をしていくであろう近未来に向けて、彼が自立しようとする時に自ら道を切り開くための“余力”というか“自己効力感”を持たせておくことが大事だろうという考えです。

うんうん、私も成長したもんだ(←自画自賛👏😁)

また、今は時代の恩恵により、息子の学校への欠席連絡も好きな時に、たとえ前夜の学校が閉まっている時間帯でもオンラインでの届出で完結できることは助かります。これは親にも便利ですね、時間も気にせず遣う気の量も減り、とても気楽で良い感じ👍

そんなわけで息子の登校の“想定休み”というシステムは、我が家においてとてもよく機能していると思っています。

親も子もハッピーだ、こんなに良いことがあるだろうか。

この“想定休み”という考え方に関しては、もともとは息子の支援者である心理士さんからのアドバイスにより導入されて、それが見事に我が家に定着したというものでした。

臨床心理士さん
臨床心理士さん

前向きに、細くとも長く登校を続けていくことを目指ものです。欠席することに罪悪感を持つ必要はありません。

このやりかたは本当に良い考え方だと思っています。

子供の教育にお詳しい、当サイトを読んでくださる方からも、『良い取り組みだ』と賛同のお声をいただきました🙌

Sさん
Sさん

知人で大学や専門学校の教員をされてる方も、登校しにくい子には「○日まで休んでいいよ」と先に伝えていたそうです。大人にも有給休暇がありますものね。

そう、“先に”伝えてくれるっていうのが良いですね。それなら自分で計画的に、主体的に考えて休みを導入していける点が子供の人格形成という観点からも非常に宜しいと思います。

Sさん
Sさん

愛知県では先進的な取り組みも始まっているようですよ(↓)

それはいい考えだね!

私はこの、“ラーケーション”という考え方にとても感銘を受けました。

現代では一層親も多様な働き方をしておりますので、学校が休みの日に親も休みとは限りません。もちろん学童保育だったりなんなりの手段はあるのも助かりますが、親側だけでなく子供側の日程も調整しやすくなれば行きたい場所ややりたいことにもっと時間を割けるというもの。

親子関係の在り方って、本当に大事なんだなと今の私は思っています。娘の場面緘黙症の改善にも、このことはかなり大きく寄与しただろうと捉えています(←また近いうちにこの話は書こうと思います)。

なお、念の為に申し上げますが、何も私は学校に行く子に『学校を休め』と言いたいわけではありません。行きたいならば行ったらいいし、きっと楽しい時間を過ごせることと思います。だけどまぁ、もしも周りが自分と同じ考え方で生きている子供やご家庭ばかりだと思うならば、それは少々狭量というものですよ、とは思うかな🤣

私がここで言いたいのは、学校が全てではないということです。もちろん学校は大事だけれど、学校=人生ではない自分やおうちの都合次第によって学校は気楽に休んで構わないし、決して絶対の、第一の場所ではないよということです。大人もそう。仕事は人生を豊かにするが仕事=人生ではない、バランスの取り方は人それぞれですが視野を広く持ってほしい。きっと愛知県の取り組みも、そういう意図でなされたのだと想像します。

だから学校に行かない(行けない)子供がいても何も悪くありません。当人はそう選択をした、ただそれだけのことなんだと思う。

もちろん子供が学校にいよいよ行かないとなった際、親御さんは大きく当惑するでしょう。学校は、とても良くできたベルトコンベアであるのです。子供の行先、過ごし方、つまり目の前を流れるベルトコンベアから子供を下ろしたその後が、全く想像もつかなくなる怖さは私も経験したつもりです。

ましてやお仕事をお持ちの親御さんには“致命的”とも言える状況にさえなり得ます。学校に行かない子供一人を家において出かけるわけにはいかないですから、子供が学校に行かないというその事態は共働きのご家庭にとっては大打撃。残念ながら今の日本ではまだ、親になった大人が仕事を持つということは、家族(特に子供)がいつも健康で、子供が素直に学校や保育園に通い続けるという奇跡のような状況が続かなければ成り立ちにくいことが現状なのかもしれません。

っと、油断をするとついつい話がずれていきそうになりました😅いつもの私の悪い癖です。

だけどきっと、色々な人がいる世の中において、学校に毎日素直に足が向くって私から見れば奇跡のような話です。

そんな奇跡を起こし続けていかなくたって、たまにはもっと気楽にさ、理由なんかなくたって、学校を休みたいときに休んだって良いんじゃないの?

元気でニコニコ生きてりゃいいのです。そのうち運が向いてきます。私はそれを今まさに体験している最中です。

そんな柔軟な制度が、どうやら都道府県のレベルにおいて取り組まれつつあるらしいというニュースは私に世の中の変化を感じさせました。

今の息子の状況も順調であり、そんな私たちの背中を押すような非常に先進的で前向きなニュースだったと思います😊

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