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ペースダウンの勧め

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我が家の中学受験(撤退まで)

みなさんこんにちは✨

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昨日に無事始業式を迎え、息子も小学5年生になりました。

紆余曲折の末、4年生の2月から再始動した我が家の中学受験。

この春休み中は1年遅れのカリキュラムを巻き返すために塾の補講がビッシリと入っており、息子はヒーヒー言いながらもなんとか全部こなしてくれました。

途中、息子に疲れが見えてきて、塾の先生から『少しペースダウンしても良いと思います』と言われてしまい、私は小学生が勉強することの難しさを改めて認識するにも至りました。

ドクターストップ。イエローカード。そんなところでしょうか。そうだよね飽和しちゃったら元も子もありませんものね。

でも、まさか塾の先生から『勉強を控えて』と言われるとは予想しなかったよ。難しいなぁ〜😞

中学受験の家庭学習

新5年生の学習時間

中学受験を想定した新5年生の勉強時間って、だいたいどれくらいなんでしょうね?

私が以前に勤務していた研究所は東京大学出身の研究者が大半で、彼らは『22時まで塾に行って、起きてる間は勉強していた。』『6年生の間は学校を休んで勉強した。』と言うようなことを話していました。

まぁそれは高偏差値の特異集団であるのでひとまず参考程度にして置いておくとして。

私は、いま小学生のお子さんを持つ周囲の友達の何人かにそれとなく聞いてみたり、またはいくつかの中学受験ブログなどを覗いてみたりとしましたが、概ね総合すると「平日は通塾+家庭学習1時間」、「塾のない日は家庭学習2−3時間」、「週末は午前中は勉強がマスト」とか、だいたいそんな話が聞かれました。

 

集計すると、概ねだけど、週換算で通塾+12時間〜ってところでしょうか?

多くは無いよね?少なすぎますか?もちろん”その子次第”なんですが、今後も意見を聞いていきたいところです。

 

正直なところ、私は『思ったより少ないなー😲』という印象でした。夫も、同じ印象を持ったようでした。

でもさ、それはもしかしたら東大出身集団から受けた前情報や、もしくは自分の『大学受験』と比較しているから”少ない”と思うのかもしれません。

私だって、大学受験の時は寝てる時と食べてる時以外は勉強してました。ほぼ大人だったし、田舎を出たいという目標もあったから。

でも、息子はまだ子供です。

自由時間を十分に持たせつつ、やる時はやる!というスケジュールが重要かなと考えました。

息子の学習スケジュール

さて、私の息子は以上を踏まえて学習スケジュールを模索中です。

息子には、朝少しだけ早く起きて勉強する『朝学習』の時間も作りました。これは結構良い感じ(↓)。

息子の学習時間は、朝にだいたい30分。

これに加えて、学校がある日は空き時間に『45分の学習』+『15分の休憩』を1-2セットくらい。

週末や春休み中は、午前中のうちに同サイクルを2-3セット+通塾という感じで進めてきました。

いずれも学習時間は時間の進捗を”見える化”した↓のタイマーが役立っています。

学習内容は塾から指定される宿題にまず取り組む。宿題範囲が終わって時間がまだ残っていたら、塾で学習した同単元の発展問題に挑戦したり、理解度に不安があると思われた場合には基本問題を繰り返し解くことを練習させるようにと取り組んできました。

学習は、きわめて順調なように見えていました。

注意から始まったパニック

字が汚い

しかし先日、あまりにもだらけた姿勢で学習に取り組む息子。

ノートの字も汚くて、丸付けをしていた私はイラッとして読めません!と怒って注意をしてしまいました。

汚い字だと怒ったノート。器が小さくてごめんなさい。。

そうしたら息子は歯を食いしばり、まるで当てつけのようにギーギーと強い筆圧でノートに字を書き始めました。

筆圧が強すぎる!

そうじゃないの。

私は、ノートに字を丁寧に書いて欲しいだけなの。丁寧というのはそんな歯を食いしばってギーギーとノートに書くことではなくて、普通に文字を書けば良いの。

すると息子は

『丁寧に書けって言うから書いたのに!』と反論し、

『丁寧に早く書いて欲しいの。そんなギューギューと力の限りに書くのはとても普通の書き方ではないし時間もかかるし間違っている』

『丁寧に書いている!』

『あなたのやってることは両極端なの!通常通りの書き方で、もう少し丁寧に文字を書けば良いの!ほら、この問題もう一度やってみて!』

そんなやりとりが続きました。

するとみるみるうちに

『文字って何!?38って何?割り算って何?』と取り乱す息子。

あーーーーーー。

やっちまった。。。

そのまま塾へ行った息子

そして通塾の時間になり、パニックから完全に回復しないまま息子は塾へいきました。

その授業の後に、算数の先生から連絡があったのが表題の

少しペースダウンしても良いかと思います』

という指摘でした。

私が気負いすぎた

勉強とリフレッシュのバランスは

確かに私にはやるからには全力でやらねば!』という気負いがありました。

息子には基礎単元をしっかり身につけて欲しくて、繰り返し繰り返しを意識して勉強するように指示していました。

それが、息子のペースを少し超えていたようです。

だから息子の字が乱れたし、それを息子のキャパシティ以上に責めてしまい、息子にパニックを引き起こさせた。

それを塾の先生は察知して、飽和してはいけないのでペースダウンをしても良いかと思います、と仰った。

 

難しいです。確かに飽和してはいけない。ペースダウンをするべきだと理解はしました。 

 

一方で、中学受験を想定した5年生が、春休みに午前中を勉強に費やすことは決して”勉強過多”ではないと思う自分がいることも事実です。

息子は実際に午後は友達とゲームをしたりiPadを抱えて動画三昧、夜は夕食後から読書に没頭して過ごしています。だから午前中くらいはしっかり勉強しようよと本気で私は思っています。

 

ペースダウンというのは具体的にはどういうことなんだろう。

息子の自主性に任せるということだろうか。

それで1年分のカリキュラムは追いつくことができるのか?

やるべきはペースダウンではなくて、”息子の意識改革”の方ではないか?

 

まぁ意識改革なんて至難の業だろうけどさ。でも、”午後は動画三昧”って、本当に見ていて残念なんですよ。思わず口出ししそうになるのでそんな時は私は別室に逃げ、『あれは彼なりのリフレッシュの方法なのだ』と自分に言い聞かせています。

(リフレッシュというのは集中の合間に行うもんでしょう?午後いっぱい動画三昧とか、どうみても頭空っぽの受け身で時間を消費しているだけにしか見えないの!!!😭😭😭😭

 

とはいえ今最も重要なのはやっぱり『やる気をくじかず続けること』であるのは間違いありません。

塾の先生は「いずれ家庭学習の時間も増やしていきますので。」と仰って下さっているので、とにかく今は一旦ペースダウン。(←自分に言い聞かせている)

そしてその”家庭学習が増えてくる頃”には息子にも多少の勉強力が育っていることを期待して、今はしっかり待つべきなのだろうと思いました。

あー、器が小さい自分が嫌になる💦

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