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キノコが苦手、感覚過敏

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10歳・小5

みなさんこんにちは✨

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もう文化の日ですね。1年が過ぎるのは早いなぁと毎年思う。子供の頃は同じ1年でもどれだけでも時間があると思っていたのに。最近は本当に時間が経つのは早いと感じてしまいます。

息子は今日も、朝からテストを受けに行っています。テストは毎回嫌がらずにしっかり受けてくれる息子を『偉いなぁ😲』と尊敬の気持ちを感じます。

 

さて、今日は感覚過敏について考えようと思います。

先日、私は当サイトを読んでくださっているという方とZoomを用いて情報交換会をしておりました。

その際に、つい手を叩いて笑ってしまったことがあって。

Sさん
Sさん

息子君は、“感覚過敏”とかありますか?

私の周りではね、キノコが苦手なお子さんがとても多い印象です。

んまっ!奇遇ですわ!息子もキノコだけは駄目なんですよ!!😲

その方の御子息はいわゆる2E児(2E: Twice-Exceprional:突出した高知能と発達障害を併せ持つ人)で、私の息子は2Eほどの高知能ではないですが(それでもなかなかの高知能の類です)、とにかく類似の資質を持つ子供の親同士でいろいろなことを笑い話に変えて話が尽きず盛り上がりました。

“キノコが苦手”

高知能+発達障害児のあるあるなのかもしれません😂

どうでしょう?

そのような子供(大人も)は、やっぱり結構いるんでしょうかね😂統計を取ってみたい気もしてみつつ、今日は息子とキノコについてを振り返ってみようと思います。

わたし
わたし

息子は、小さい頃からキノコだけは口に入れることすらできません。わがままとか好き嫌いとか、そういう次元ではないみたい。

感覚過敏とは

感覚過敏は苦痛を伴うものなのです

感覚過敏。

これは何も、発達障害を抱える人だけの話ではありません。

感覚過敏のある人すべてに発達障害があるというわけではありませんし、発達障害のある人すべてに感覚過敏の症状が見られるわけでもありません。

感覚過敏それ自体は、極めて一般的なことなのです。

まずはそれを押さえましょう。

 

感覚過敏は、聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚等、人間の全ての感覚領域においてさまざまな刺激に対して起こるもので、その外部刺激を過剰に感じ、激しい苦痛を伴って不快に感じられる状態のことを指すものです。

こればっかりは、我慢しろとか、甘えだとか、そういうレベルではないみたい。

例えて言うなら、女性の妊娠初期の悪阻だね。特定の匂いを受けつけられず耐えられないとか、眠くて眠くて起きてられないとか。そういうことはわりと近い状況なのかもしれません。あとは船酔いなんかも近いかも。

あれは甘えでもなんでもないですよね。

そういうものなの。どうしようもないの。辛いものは辛いんだ。

 

感覚過敏とはそういうものです。

わがままなどではありません。

一番辛いのは本人です。

だから周囲が理解することが大切だし、当人は自分でできる対処を探して積極的に取り入れる“努力と工夫”が必須です。

 

さて、私の息子にも感覚過敏がありそうです。

主に触覚。

いつも初夏の衣替えで苦戦するのはたぶんこのせい(↓)。

これまでの私は息子が嫌がろうがなんだろうが、季節に合わせた装いをしないと危険であるという考え方から無理に息子に半袖の衣類を着させていました。

だけど今年は特に大変だったし、私もだいぶ反省しました😅

今夏からは息子の感覚過敏を私がようやく受け入れて、息子には『七分袖』の衣類を着てもらうことでお互いの落とし所となりました。

今まで無理をさせてごめんね、って、そんな気持ちで反省してます。来年からは大丈夫。『七分袖』が定着すると思います。

ちなみに最近の“初冬”の衣替えはスムーズでした。息子はすんなりと七分袖→長袖衣類に衣替えを完了できています。

今までもそうであったが、そっち方向は問題ないんや。

息子とキノコ

息子の場合、感覚過敏はもう一つ。

おそらくこれも“触覚”なのかな。

彼はとにかく、幼い頃から“キノコ”だけは食べられません。

食べられないというよりは、口に入れることができない。そんな感じの嫌がり方です。

 

それについては幼い頃から、もう物心がつくとかそれ以前、固形物を食べ始めた時からそうでした。だけど私は、

私

まぁキノコくらい、食べなくても死なないし。

そんな気持ちで私は特に気にすることなく、それを放置してきたわけです。

何よりキノコって、避けようと思えばいくらでも避けられる食べ物なんだよね。そういう点では超ラッキーでした。

 

食べられないけど、息子の“キノコ”はアレルギーとかそういう類ではないのです。

やっぱり私はごく最近まで、息子のキノコ嫌いを“ただの好き嫌い”なのだと思っていました、完全に。

だけどまぁ食べたくないものを無理に食べる必要なんかはありません。ただでさえ、食事に興味の薄い子です。食事を嫌いにさせてはなりません。このご時世、他に食べるものはいくらでも多様にあるのです。

食べられるものは美味しくしっかり食べてくれればそれでいい。

我が家では今までずっとそう考えてきて、息子に合わせて『キノコを食卓に出さない』ことで対応をしていました。

 

だけど最近、そう言うわけにもいかなくなった😨

なんと下の娘(妹、4歳)がキノコ大好きだと判明したのです😨

そんな事情で、最近の我が家はお鍋などでは隅にコソッとキノコ(しめじやえのき)を入れたりしています。

だけど息子はそのキノコたちをそれはそれは慎重に避けるので、そんな様子を私と夫は、

私

それくらい、一緒に食べちゃいなよ!

って笑っていたけど、やっぱりそういうレベルじゃないんだろうね。

 

ちなみに息子は小学校の給食などでは、きちんと自分でキノコを避けて食べてるらしい。今の季節は『キノコの炊き込みご飯』が提供されることもあり、とても悲しかったと言って帰ってくることも時々あります😅

また、これは以前にお友達の家にお呼ばれした時、振る舞われたスープがなんと“キノコスープ”だったことがあって、だけど息子は丁重に自分の口で、

息子
息子

そのスープは食べられません、せっかく作ってもらったのにすみません。

と申し出ていました。

 

なかなか徹底しておるな。

私はただそう思ってきたけど、もうちょっと配慮してやらんといけないね。

 

ちなみにですが、何年か前、息子のあまりのキノコ嫌いが変わるかな?と思いたち、私の古い友達がシイタケ農家をやっているので収穫体験に行かせてもらったこともありました。

椎茸の収穫体験に行ってみた。2017年、息子は7歳、超可愛い。
次々と収穫する息子。めちゃくちゃ楽しかったらしい。娘は生まれたての首座り前。
嬉しそうな顔(息子比、笑)!ポーズもばっちり。椎茸ハウスの主人は私の高校時代の同級生。
袋詰め体験、お土産ももらった。息子は油性ペンに夢中😅

息子はこの時の経験がとても楽しかったらしくって、それ以来息子は、

息子
息子

あのおじさんが作った椎茸なら、1個なら食べてもいい!

と、ちょっと前進したりもしたのよね。ま、言うだけでそれほど食べないけどね😅

 

長々と書いてきましたが、息子とキノコはそんな関係。

私はこれを『キノコが嫌いは仕方ない』とだけずっと捉えてきたのです。

だけど先日、2E児ママとのZoom対話の最中に、突如登場した感覚過敏とキノコの話に私は本当に驚きました。

Sさん
Sさん

息子君は、“感覚過敏”とかありますか?

私の周りではね、キノコが苦手なお子さんがとても多い印象です。

ななな、なんでウチの息子がキノコがダメって知ってるの!?

キノコに振り回されてきた、そんな我が家はもしかして“あるある”なのか!?と驚いちゃって、もう私は笑いが込み上げてきて、手を叩いて笑ってしまった😂

 

なんでキノコ?

だけどキノコなのね!

そう言う人って多いのかしら😂

ってか、息子みたいな子供は居るところには居るってか!ウチだけじゃないんだ、でも仲間がいるなんて今までチラリとも思わなかった😂

ってな感じで大ウケしてしまったのです。

キノコ、すごいなぁ。ホントにウケるわ😂

息子もウケた

このZoom対談は平日昼間に開催されたため、私はその日、息子が小学校から帰宅してからいそいそとその内容を伝えました。

いくつも伝えたいことがありました。

たくさんのことを学びました。

私は息子にそれらの一つ一つを話していって、

私

あなたみたいにさ、キノコを苦手とする人が多い印象だって話も聞いたよ。それって“あるある”なのかもね!

って話してみたら、

息子
息子

まじで!?仲間がいるの!?

と息子も急に大笑い。

なんなら息子は、

息子
息子

そんな人たちがたくさんいるところに行ってみたい!

とまで言い出しました😂びっくりしました。

 

私

キノコの何が、そんなに嫌なの?

息子
息子

嫌とか、そういうレベルじゃないよ。

口に入っただけで『オエッ!』ってなる

食べるなんて、絶対無理だよ。

 

なるほどね〜。

味覚じゃないのか。触覚なのか。

私はてっきり、キノコの“味”が駄目なんだって思っていたけどもっと根っこは深いのね。とにもかくにも息子にとっては『耐えられん!』というレベルなのだろう。それは結構深刻そうだ(←イマサラw)

 

さらに、今回はもう一つ発見がありました。

息子にとっては『自分だけがそうではない』『仲間がいる(らしい)』ことが驚きであり、

息子
息子

そんな人たちがたくさんいるところに行ってみたい!

とまで言い出すなんて。

仲間がいる(かもしれない)ことが彼にはもしかしたら心強いのかもしれないな。“自分が理解される環境”への関心が息子にもあるのだと気づいたことは発見でした。

 

これまで、特に家の外では他人の目を気にするばかりで、あまり“自分らしさ”を出すことのなかった息子です。

だけど彼もまた、理解し合える人を本当は求めているのかもしれません。

そのような環境が、いつかきっと息子に訪れることを願いたい。

その日が来るまで、私は彼を支えていきたいと思うのです。

感覚過敏はさまざま

『理解してもらえるわけがない』と思い込んでいることはマズイ

感覚過敏はそれぞれの人にみなそれぞれの感覚過敏があるものです。そしてそれは発達障害に関係ないです。他人事ではありません。誰もが当事者であるものなのです。

 

私にもあります。

私の場合は、聴覚過敏が強いです。子供の頃からずっとです。

当サイトでも何度か書いてきた気もしますが、私は同時に複数の音源が存在することをとても苦手としています。

例えばテレビが付いている部屋で、誰かが音楽を聞いているとか。そういうの。

あと、おもちゃ等の電子音。ガチャガチャした不規則な音が繰り返し延々と続くこともすごく嫌。

嫌って言うか、ものすごく気持ち悪くて身体中がゾワゾワしてきて、頭の中が『ワーーーッ!!』となって、とてもその場にいられないと感じるような感覚です。そんなことが私にもあります。

 

そんな時、私は速やかに動きます。

テレビまたは音楽、近い方をサッと消す。誰にも許可は取りません。いきなり消します。耐えられないから。

それができないときは、その場を離れる。それが私の対処法。

人に頼むことは私はしません。

私

ねえ、テレビ消してもらえない?

そういうことは言いません。

『なぜだろう?』と考えました。私はなぜ、音楽を消したりテレビを消すことを他人に指示をしないのか。

それはきっと、私は“私の感覚が辛いことを、他人にはわかってもらえない”って思い込んでいるからだと思いました。

他人の感覚過敏を軽く捉えることはマズイ

私は息子のキノコ嫌いを“ただの好き嫌い”であると思い込んできました。

他の人にはその“苦痛度”をうかがい知る術はありません。だけど本人には、とても耐えられないことがあるのです。

それを当事者は『分かってもらえない』と思い込んでいるし、周囲もそれを『どうせ大したことないんでしょう』と軽度に捉えていることは大きな問題だろうと思います。

自分と同じ感覚で生きている他人は1人もいないと理解する

私たちは、理解しなくてはなりません。

誰しもが、自分と同じ感覚の世界で生きているわけではないのだと。

理解せずとも、知っておくだけでも十分です。さらに言えば、『へーそうなんだ』と放っておいてくれれば十分かも。

そうすることで他人の目を気にしなくて済む分、感覚過敏に関連する苦痛は大きく減ります。そして生きていく上での安心感、周囲との信頼関係の構築にもとても前向きに作用するだろうと思います。

 

みんなそれぞれ違う人。

当たり前のことなのですが、それがもっと浸透することが大切です。

それを今回、息子とキノコの関係性から改めて学んだような気がします😊

 

余談ですが、私はそのZoom meetingがとても楽しくて有意義でした(ありがとうございました!)。類似の資質を持つ子供の親同士による情報交換ってすごいですね。日々の出来事を笑いに変えつつ、学べることが多いです。

息子のことは私の最大の関心事でありながら、身近な誰とでも話せるものではないことが現状です。このような場がもっと増えると良いなと思いました。

今すぐにではないですが、いずれ当サイトを介してそのような場を作ることが出来たらば、それはとても学びになるのではないかと考えています。

発達障害を理解し合いながら見解を構築し、理解を求めていくことは私がこれから出来ることの一つかもしれません。まぁ、いずれね。ご意見等ありましたらお寄せいただけましたら幸いです。

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