みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
数日前に懸念した、大学入試の“受検不可”ニュースは撤回されたようですね。
そりゃそうだ。
と思うと同時に、こんな浅はかな意思決定や“3日”でそれがひっくり返る今の政治の頼りなさを憂います。
何より、大変なのは現場だし。
そういや私も以前は大学教員の仕事をしておりましたので、若手教員ですからセンター試験や大学入試の二次試験日には“試験監督員”として積極的に駆り出されたものでした。今度の別室受験も、せめて医歯薬獣医学領域の専門家がきちんと監修した“別室”が用意できる会場は良いのでしょうが、単科大学などではそういうことも難しいかもしれません。
無症状とは言え、濃厚接触者の受験生を監督する人の振る舞い等のマニュアル化など、感染防御に現場は気苦労を抱えるだろうなぁと想うわけ。今は私は、遠くから応援だけはしております。
(↑医歯薬獣医といった専門家がウヨウヨと居てふんだんに利用可能なところは、大学が会場であること利点ですね。)
(↑あー。当時の試験監督について嫌だったことを思い出しました。大学受験は土日なので、土日の子供の預け先が無い教職員のために託児も用意されたんですよ。だけど国立大学もアホなのか、子供の預かり代は1日1人1万円。2日で2万。兄弟がいたら倍々です。駆り出しといて金取るんかーい!って思ったよね😅一方、試験監督の手当は3,000円くらいだったかな?アホくさいよね〜😅だけどね、子持ち女性研究者がまだ少ない時代だったので払ってました、お金払って土日潰して立ち仕事で本当に嫌だったけど😤今は当然、託児は無料にはなったのかな?)
ところで、感染症の検査が陽性だったら、だけど受験が可能なくらいには動ける人はどうしても“受験不可”なのかしら?それはそれで可哀想。感染は個人の所為じゃないからね…
高校受験なんかではインフルエンザに罹患していても別室受験できるという話も聞くけれど、今はZoomなどもあるのだし、今少し柔軟な可能性を模索しても良いのではないかと思うところ。
さて、今日は娘の聴覚過敏に気づいたことをきっかけに購入した“イヤーマフ”の使用感など記録しようと思います。
今も装着して書いています。結構良いです。少し窮屈なので時々外して気分転換を要しますが、集中力が続く間は全く気になることはありません。聴覚過敏に関係なく、息子は読書や勉強にも使っています。
娘の保育園への相談も、してみました。
イヤーマフの使用場面
娘の聴覚過敏、実態を探る
今週の初め、私は娘の“聴覚過敏”に気がついた経緯と、防音のために早速“イヤーマフ”と言うものを購入したことを書きました。
感覚過敏を持つ当事者は、他人からは想像できない“苦痛”や“不快さ”を伴いながら生活しています。
外見上ではわかりません。幼い子などは、場合によっては本人さえも気づきません。感覚って他の人と直接比較ができないために、苦痛であってもそれを自覚することも、そして理解してもらうこともまた難しいことが実際です。
感覚過敏に気づいた時。
『だれでもそんなものだよ』『考えすぎじゃない?』『我慢できないレベルなの?』
他人はそんな無責任な言葉がけは、控えるべきです。そう言われると、当事者は『自分がおかしいのだ』と思う他なく、無駄な我慢を強いられます。
気がついたのなら当事者と一緒に、前向きに対策を考えていくことが肝要です。
対策というのは視力の低い人が眼鏡をかけるように、背の低い人が踏み台を使うように。それと全く、同じことです。
さて。
私(とおそらく娘自身も)が娘の聴覚過敏に気づいたことは、劇団四季のミュージカル:ライオンキングを鑑賞したことがきっかけでした。
また、保育園でお友達に耳元で大きな声で呼ばれたことも、彼女にとっては大きな苦痛のようでした。
私は思いました。
もしかして、これまで彼女は幼いからこそ訴えることはしなかったけれど、娘は日常的な集団生活において、これまでもずっと無理をしてきたのではないのだろうか?
そうだとしたら、それはとても大変なことだと思いました。
彼女の聴覚過敏は、一体どの程度のものなのか。
もちろんいずれは本人が自覚し対策をとっていくべきことではあるのですが、娘は今はまだ4歳です。親がその実態を把握して、環境を整えていくしかありません。
イヤーマフを購入してから、私たちは実験的に外出したり、娘の様子を注意深く観察したりをしておりました。
映画館に行ってみた
娘は先日、ライオンキングのミュージカルを鑑賞した時はとても辛そうな様子でした。
それでは『映画館』はどうなのだろうか?
そういえば、私はこれまで映画好きの息子とはしょっちゅう映画館に行っていますが、娘を連れて行った記憶はありませんでした😅
夫にも聞いてみました。
ねえねえ、娘を映画に連れて行ったことはある?
映画は、無いなぁ…。
ってことで行ってきました。映画館。
お守り程度にイヤーマフを持ち込みまして、観に行ったのはディズニーの上映中の『ミラベルと魔法だらけの家』にしました。
うむ。ミュージカル風で迫力もありそう。我々の実験には、もってこいの映画である。
まぁだけどね。
結論としては、映画の場合は娘はまずは大丈夫そうでした。イヤーマフは使わなくても大丈夫。楽しく鑑賞できました。
辛くなったら、言うんだよ?
大丈夫?音量は辛くない?
私は何度も確認したりと娘の様子を見守りましたが、娘は最後までイヤーマフを求めることなく楽しみました。
ジュースを飲んで、ポップコーンやポテトも食べて。帰りには可愛い雑貨屋さんでぬいぐるみを見たりもして、娘は大満喫の休日を過ごせたようでした😊
使わなくて平気であることに越したことはありません。安心しました。
それでも“苦手な音がある”という事実に気づいたことは大事なこと。そして娘は映画館は大丈夫。様々な気づきを得ることができて良かったです。
保育園への相談もした
映画を観に行った週末が明けて、最初の登園日。
私は娘のクラスの担任保育士さんに、一声かけておきました。
イヤーマフを購入しまして、自宅で着けてみた時には本人も『耳が楽だ』とは言っていました。しかし日常的には必要な感じではなさそうです。実際にミュージカルは辛そうでしたが、映画館は大丈夫でした。
恐れ入りますが、普段の様子で娘が辛そうにしている場面がないか、観察してみてもらえませんか?それで何か気がついたことがありましたら教えてください。
わかりましたー。
もしも今後、園へのイヤーマフの持ち込みを要する場合は、取り扱いも含めて看護師や他のスタッフとの相談が必要になりますので、すぐにお返事はできません。そのつもりでお願いします。
了解でーす!
確かにね。
これまで年少さんまで集団の中で過ごしてきたわけだし、耐えられないほどの苦痛はおそらく感じていないとは思われます。
だけどこれからは今一度『そのような視点』で娘を観察してもらって、そうして情報を集めていくことは必要でしょう。
それについては保育士さんにも快くお力添えをいただけそうな印象でした。本当に、ありがたいことでございます。
他にはどんな連携ができるだろうか。これからも折に触れては相談させてもらつつ、様子を見守っていきたいと思っています。
息子が喜んで使っています
そんな我が家のイヤーマフ。
娘には幼児用の小さなものを、そして私自身も興味があったので大人用のサイズのものを半ば勢いで購入しました。
それからしばらく経ちますが、なんだかんだと我が家では使用頻度が高いです😊
私はもちろん使っています。1人でPC前に居るときなどには大体いつも使っています。快適です。
イヤフォンとの併用も可能なところが良いですね。イヤフォンをして、その上からイヤーマフをすっぽり装着してしまえば一気に過集中に突入できる感じです。
流石に[イヤフォン+イヤーマフ]の状態では近くの家族との会話はちょっと厳しいですが、[イヤーマフ]単体だけなら通常会話も可能です。自分に向けられた音はきちんと拾える感じです。
また、私の聴覚過敏にも効果は高そう。
私は複数の音源が同時にある状態をとても苦手としており、例えば同じ部屋でテレビがついているのに音楽が流れていたりなどの状況下ではすごくゾワゾワとしてしまって不快です。
だけどこれも、イヤーマフを使用することによって耐えられないほどではなさそうでした。
意外でしたが、息子も喜んで使っています。
彼には聴覚過敏はなさそうですが、息子もまた、私と同様の“過集中”の特性がありそうなので、彼自身と防音グッズとの相性はとても高いと思われます。
例えばこれは、昨夜に息子が読書中の写真です(↓)。
このときはリビングに家族全員が揃っていたし、妹はガチャガチャと遊んだり喋ったり歌ったりなどもしておりましたが、息子はそんな雑音を自らシャットアウトする術を身につけたのです👍
読書をしながらパッと顔を上げたかと思ったら、イヤーマフをサッと着けてソファの上で壁に向き直し、それはそれは自由なスタイルで読書に没頭しておられました。集中できるなら良いんじゃない?
なるほどねぇ。
もっと早く使ってみれば良かったな😊って思っています。
同様に聴覚過敏を抱える人やありそうな人、読書や勉強、仕事に集中したい人など様々な方にお勧めしたいと思います。試しに買うなら、比較的安価なものも選べます👍おすすめです。
さぁ。あっという間に、年末ですね。
今年もいろいろなことがありました。大変なこともありましたけれど、総じて、良い1年だったと思います。
特に当サイトを介して出会えた方々に出会えたことは私の大きな幸せです😊
本年中も大変お世話になりました。
どうか皆様、良いお年をお迎えくださいませ。来年も何卒宜しくお願いいたします😊
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