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重複がどうしても許せない息子

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11歳・小5

みなさんこんにちは✨

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いやぁ。再発見です。

この日、息子は塾から指示された家庭学習(宿題)の“重複”が許せないと、中規模程度の爆発をしていました。

テキストの、たった1ページの重複です。

それでも息子は許せない。

『うあーーーーーーー!!』と叫んで壁を叩くわ蹴るわ…。気持ちのコントロールが難しいのね。わかっちゃいるけど『難儀じゃのう😩』と思う他に私に手立てはありません。

わたし
わたし

息子がパニックを起こしても、そんなにも許し難いか。そうかそうか。と思いながら見つめることしかできません。だけどその後の対処は私の仕事。任せとけ!

宿題の重複があった

『前にもやった!』問題

この日、息子は塾の宿題をやろうとテキストと問題集を開きました。

今週分の宿題として指示されていたのは、全部でテキストの6ページ。

そのうちの一部、ある1ページにおいて息子が何かに気づいたようです。

息子
息子

あ、このページは前にもやったよ!

そうなの?よく覚えとんな。
息子
息子

絶対やったって!ほら!

確かに、息子の言う通りでした。

今週分の宿題として指示されたテキストのある1ページは、11月の中旬頃(←半月も前の話やで。よく覚えとるな。)にも宿題として指示されたことがあり、息子はそれをノートにきっちり解いたことを覚えていました。

すなわち息子は、以前確かにやったはずの全く同じページが再び宿題として指示されたことに気がついたのです。

怒る息子

息子が通っている塾は個別指導です。授業の進度も宿題も、息子に合わせたオーダーメイドであるのです。

集団塾のように全体としてのカリキュラムが決まっていれば、このような重複は起こらなかっただろうと思います。

この重複は、もしかしたら教科担当の講師がついうっかり以前にも指示した同じページを再び指示して起きたことかもしれません。もしくは復習の気持ちでやってこいとか、そういうことかもしれません。詳しいことはわかりません。(←追記:結果的には“講師の方のうっかり”でした。)

だけど息子は、とにかくこれが気に入らないし許せない。

息子
息子

こんなの、しないよ!

といきなり彼は怒っています。

 

そうなのです。

息子はおそらく彼の特性のために、“繰り返しの反復練習”とか“コツコツ”とかを極めて不得手としています。今まで何度もそれができずに彼は苦労し、誤解を受けたり低い評価を受けたりなどもありました😭

それでもどうしても絶対に息子に“コツコツ”やらせたい場合には、必ず事前に本人の心に響く『意味づけ』をして“本人の納得”を形成させる必要があるのです。

だけど今回の宿題指示ではそういうものもなされていません。

だから息子が受け入れられず怒り出してしまったことも今の私であれば分かるのですが、とはいえなかなか難しい問題です。

次善の策で提案しよう

さぁどうする。

私はどうすれば良いのかを考えます。しかし息子はすでに怒っている。

息子
息子

こんなのやらないよ!もうね、前に、きちんとやったの!!!

とはいえね、塾から指示された宿題を『やらんで良い』と私が言うのもおかしな話。一応取り組むように促してみることはやってみよう。

ここは次善の策で。

それは実現可能性が高そうな範囲で声だけかけて、やらなくてもそれ以上は言及しないこと。一応それは実践しよう。

そんなわけで私は、

私

先生にも何かお考えがあってのことかもしれないよ。

だからさ、10分間だけでも取り組んでみよう?それで出来たところまでで終わりにしよう!

息子にそう、声をかけてみたのです。しかしそんな簡単に話が通じるわけがねえ。

息子
息子

やらないの!!

私

うん、それでも良いとは思うけど。

でもさ、10分だけ手を動かしてみようよ。それだけなら耐えられるかもしれないし。お母さんはあなたならやれるんじゃないかと思ってる。

息子
息子

う゛ーーーーーー!!やるよ!やればいいんでしょ!

すると息子はまずはバタバタと足音を立ててトイレに行き、そして不機嫌そうに戻ってきたら勉強机にガタン!と座り、足をバタバタしたり机を掴んで揺すってみたりとし始めました。

如実にあからさまに明確に嫌そうである。

それでも息子はなんだかんだと当該ページをやり始めました。えらいぞ、息子。

そう。所詮はテキストの1ページにしかすぎないわけです。他のページは新規の宿題なわけだから、ガタガタ言わず、1ページくらいの重複なんてサッとこなせばよろしいのにねと思います。

サッとやっちまえばいいのに、それが出来ないから難儀なのだ。

もしくは反対に、『俺は絶対にやらん!』と決めても良いと思うんだけど、その際はせめて“自分で”決めて欲しいとは思うのです。だけど今回は『やる』というので見守ろうと思いました。

 

さて。そのまましばらく様子を見ておりましたら、ようやく手をつけ始めたかと思ったら、息子はまたガタン!と大きな音を立てて席を立ったかと思ったらバタバタと自室からタイマーを取ってきて私が言った『10分』をきちんとセットし始めました。律儀な男だ。

タイマー、スタート。

しかし息子、座ったまま再び動かず。

チラリと様子を見てみると、先日のお誕生日に祖父母からもらったシャープペンを持ってカチカチカチカチと延々と芯を出しては歯を食いしばり、『ううーーーーー!』と真剣に唸っています。

嫌なんだろうなぁ。しかしそんなに素直に感情を態度に出せるのは羨ましい。

とはいえね。

10分と決めたからには、そりゃあ私も声をかけますよ。

私

10分って決めたのなら、その間はしっかりやりなさい。手が止まっているよ。

息子
息子

わかってる!やってる!!

やってねーから言ってんだよーんと心の中でつぶやく私。ただし言い返さない、着目しない。

その間にもタイマーはどんどん進んでいます。

息子は歯を食いしばり、机を拳でダンダンと叩きながらも残りの時間はなんとかかんとか取り組みました。がんばれがんばれ。

終わらなくても怒る息子

ピピピピ…

タイマーが『10分』の終了を告げました。

私も声をかけました。

私

がんばったね。そこまでにしようか。

息子
息子

あと三問だけ、終わらなかったよ!!!

終わらなくても怒るんかい!
息子
息子

おわらなかったーーーー!!!うあーーーーーーーーー!!!

息子はそう叫んで勢いよく椅子をたち、そのはずみで使っていたシャープペンが床に落ち、それを拾いに行った息子はついでに壁と目が合い壁に向かって叩くわ蹴るわ

気の毒だ。気持ちの落とし所がないのだろう。
私

(終わらないって怒るくらいなら、もう一度座ってやっちゃえばいいのに…)

って私は思うけどね。

息子にとっては最早そう言う問題ではないのでしょう。つまり息子は気持ちのコントロールが制御不能になってるだけだと思われます。

息子だって、壁を蹴りたくて蹴ったわけではないのです。思わぬところで自分としては『達成済み』だと思っていた課題に出会って混乱し、その混乱が溢れ出してどうしようもないから蹴ったのだとは思われます。

そもそもそんな“どうしようもない気持ち”になってしまうことが彼の特性であり生きづらさ

壁は蹴っても構いません。相手が“人”でなければ、家の壁くらいそりゃー好きに蹴っても構わんさ。

大変だとは思うけれど、こういう経験をなんとか消化し、特性に折り合いをつけてもらうしかないのです。そう思いながら私は息子を見守りました。

切り替えたが

結局その後。息子は半泣き状態になりながらも、その“残り三問”も片付けました。

私はすぐに丸つけをしました。

全問正解、パーフェクトです。私は息子を褒めました。

私

おおーー!さすが!よくできてるね!

息子
息子

だから!前に一回やってるから!!もうわかってるの!!!

そうだよね、もう身についている単元なんだよね…だから余計にタチが悪い。

それをもう一度やれと言われたから嫌だったんだよね。結局学校の“計算ドリル”や“漢字ドリル”が苦手なのと構図は同じなのです。

だけどさ。

大人から見れば本当に些細な、言って終えば『そんなことでそこまで取り乱すの!?』って思わない?

『そんなこと』で感情が溢れ出して爆発するなら、この子は本当に集団の画一教育に向かない子なんだなぁと思えてきます。

難儀な子じゃ…能力はあるのに、それを活かすチャンスに恵まれるだろうか。

とにかく“魔の1ページ”が終わりました。

私

お疲れさん。何か他のことをして、切り替えなさい。

私がそう言うと息子はベッドに走って行って飛び込んで、何やらうーうーと唸りながらしばらくバタバタと暴れていました。

だけどね、今回は比較的短時間で落ち着いて戻ってきました。

少しずつでも気持ちをコントロールできるようになってきたのかな?と私は少しずつの息子の成長を感じました。

 

だけどその教科の宿題は、あと5ページが残っています。それらは新規の宿題であり、今日のところはむしろそっちが大事と言えるでしょう。

私

落ち着いたら、残りのページもやっちゃいなよ。

私はそう声をかけたけど、

息子
息子

もうやらない!!

と息子は完全にスイッチオフの状態です。

『たった1ページ』のせいで全体のスイッチが切れちまった。もったいない。

ま、しょうがないな。夕食後にでもまた誘ってみよう。ということで息子は自室へ引っ込みました。本でも読んでいるのでしょう。

塾の講師にもお伝えしました

本当にね。難儀なもんだと思いますよ。

そのたった1ページの重複が、そんなにも許せないか?と私は思う。

それでもやると決めたのに、いざ向き合えば(傍目には見苦しいほどに)大混乱&イライラが大爆発で溢れ出す。さらにその後の『やるべきこと』にも気持ちが向かなくなってしまう。

そんな息子が『難儀だなぁ』としみじみと深々と思いながら私はこれを書いています。

 

だけどそれが息子なのね。

彼だって、好き好んで混乱したくてしているわけではないのです。それを理解し、混乱しなくて済むようなやり方を息子自身も周囲も探っていくことが肝要です。

この宿題を指示した塾の講師にもお話しする必要があるでしょう。

そして私は早速夕方、塾が開いた時間を狙って教室に電話をかけました。そして担当講師におつなぎいただき、一連のことをお話ししました。

結果、宿題の重複は講師の方の“うっかり”でした。

塾講師
塾講師

大変失礼しました。得意科目であるのに同じところを指示されて、僕に信頼されていないと思って落ち込ませたかもしれません。その件は必ず次回、本人に伝わるように声かけします。

分かっていただいて嬉しいです。ひと段落。

きっとこれから気をつけてくださるだろうし、私も息子が“重複に気づいた”時点で宿題にストップをかけ、先に塾に確認の電話を入れるべきだったかもしれないなと反省しました。

私もまた気をつけよう。

それでまた様子を見よう。

こうして少しずつでもきっと彼の成長につながっていると、信じたいと思います。

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