みなさんこんにちは✨
今日は直近の親子登山を記録します。
先月末。長かった息子の自宅待機期間が明けて、私は精神的に参りかけていた息子を久しぶりの山歩きに誘いました。
今回目指したのは、山梨県の十二ヶ岳(標高:1,630m)。富士山の北側に連なる外輪山の一つで、とにかく!富士山にめちゃくちゃ近いのでその眺めが最高なのです✨さらにこの登山道には吊り橋があって面白そう、歩行距離は長くないのにアップダウンもそこそこあって、それはそれはたくさんの“アドベンチャー感”を満喫することができそうです。いつか行こう、いつか行こうと、計画だけはしておりました。ようやく機会に恵まれました。
大きな笑顔、息子の覚悟、真剣さ。山を歩く11歳の少年として、強い意志を感じることができた、大満足のアスレチックの登山でありました♪
その様子を、今回もyoutubeに動画をアップしています🙌ご覧いただき、高評価とチャンネル登録をいただけましたら嬉しいでーす😊
【十二ヶ岳】必要体力度:☆☆ 難易度:C(梯子や鎖場あり、滑落の危険あり)
所在地:山梨県富士河口湖町
アクセス:河口湖ICを出て、ナビで『河口湖町立西浜小学校』を目指す(小学校横にも5台分の駐車スペースあり)。その先のトンネルを抜け、文化洞TN登山者用駐車場(無料、広い)へ。
親子登山:適)親子共に登山経験が必須。ハイキングではありません。危ないなと思う所は何箇所もあります。自分の体の大きさやリーチに合わせたルートを取れる判断力、ロープや鎖を使って冷静に崖を降りる柔軟性が備わっていること。親は子供から目を離さず、的確な指示を出しましょう。
登山装備:要)登山靴、冬はチェーンスパイク
歩行時間:約5.5時間(休憩含まず) 獲得標高:約955m
感想:富士の眺めが抜群です。東京から近く、何度も行きたい山域です。
息子と2人で十二ヶ岳へ
息子と2人は久しぶり
2022年1月30日。私と息子は2人だけで山歩きへと出かけました。
えっと、息子と2人だけって、一体どれくらいぶりだろう。ここ最近は娘だったり山友達とも一緒に行って、いつも賑やかにしていたような気がします🤔
確認しました。登山アプリ(YAMAP)の記録によると、なんとそれは2021年8月1日に行った富士山🗻以来!
そんな事実にびっくりしつつ、この日は息子と2人で山を歩ける久しぶりの貴重な機会。楽しんで来たいなとワクワクしながら出かけました😊
本当ならね、この日は息子の気晴らしが大きな目的なので、いつもの山友達のナイトウさんも誘っていました。しかしあまりの新型コロナウイルス感染症の流行状況を目の当たりにし、今回ばかりは泣く泣く別行動となった経緯あり😭
息子も本当はナイトウさんに会いたかっただろうに、健気にこんなことを言うわけですよ。
いまの流行がひどいから、ナイトウさんは誘っちゃダメだよ。もし僕たちがウイルスをもっていたらうつしちゃう。
今後のお付き合いの方が大事だから、今回は別行動で我慢したほうがいいと思う!
子供にまで、自然と我慢させてしまうのがこのご時世というものでしょうか😭会いたい人に、会いたいときに会える世の中が待ち遠しい。
自動車でのアクセス
自家用車を持たない我が家は、この日は朝5時30分にカーシェアの車をお借りして、十二ヶ岳登山者用駐車場へ朝7時30分到着を目指して向かいました。
朝5時過ぎだと、『明日は随分ゆっくり目だな😊』と感じるところが山登りですね。
山の性質、積雪の心配もあったのでしっかり陽が昇ってから歩きたかったし、駐車場は広いみたいなのでそれほど急いで向かわなくても宜しかろうという判断です。
東京からだと、十二ヶ岳へは中央道→富士吉田線、河口湖ICを目指します。その先はナビで“河口湖町立西浜小学校”を入力、駐車場は小学校横にも5台程度(←通りすがりにも確認できるくらいしっかり『P』マークが付いていました)。
だけどさらにその先のトンネルを抜けたところに、より広くて便利な駐車場が出来ています。今回目指すはそちらです。
車を停めると、先に1台の車がとまっていただけでした。
今日の十二ヶ岳は空いてるな。良かったわ😊
そう思いつつ、私と息子はおしゃべりしながら楽しく登山口へと向かいました。(登山口までの行き方などは動画をご参照ください↑)
富士の眺望、毛無山
毛無山→十二ヶ岳ルート
十二ヶ岳に登るルートは本当はいくつかあるようですが、実質的には私たちがこの日歩いたルートの1択で間違いないと思います。
十二ヶ岳とはその名の通り、12個のピークが存在する山の総称であり、そのピーク一つ一つに“一ヶ岳“から“十二ヶ岳”まで番号がふられています。駐車場の位置、登りやすい毛無山に登頂してから十二ヶ岳を目指すことで、“一ヶ岳”→“十二ヶ岳”の順番で十二ヶ岳に向かうことが可能になるの。逆から歩く人は少ないと言う印象です😊
駐車場からはまず、毛無山を目指します。
登りごたえのある林の中をトコトコと歩き、コースタイム90分で毛無山の山頂。毛無山の山頂は富士の眺望が見事ですが、まぁ私たちが行った日にはちょっと残念な富士山でした😅
ここまでで、山の中で誰とも会っておりません。私も息子もマスクを外し、リラックスして歩いていました。少し休憩をして、十二ヶ岳に向かいました。
アップダウンが続く、アトラクション登山道
毛無山から十二ヶ岳への稜線は、短い距離ながら細かなアップダウンが続き、岩場や鎖場、ロープ、吊り橋などもあるとても楽しそうなルートです。
一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳、と、私たちは順調に進みました。どんどん険しくなる山道。まさかと思う傾斜を、ただ1本のロープを頼って降りていく緊張感💦
途中、四ヶ岳のピーク上では少し晴れた富士山が見えました。
ルートはどんどん険しくなります。(動画をご覧くださいね)
核心部は、十一ヶ岳〜十二ヶ岳へのルートでしょう。最大斜度はどれくらいかわかりませんが、降りている方としては、もうね、垂直に近い感覚です。
八ヶ岳(こちらは「はちがたけ」でしょうね)を過ぎた頃から、登山道は日陰の斜面にも変化します。凍結した狭い尾根、そこをロープを頼って上がったり降りたりするわけです。
しかもこの日は、だーーーれともすれ違っておりません。私は息子に言いました。
もし、お母さんが(崖から)落ちたら、あなたはどうするか考えられる?
今日ばかりは待っていても、後ろから人が来ないかもしれないよ。
明るいうちに自分の安全を確保した上で救助を要請するにはどうしたら良いだろう?
もちろん私と息子は、十二ヶ岳に来る前に一緒に登山口と下山口、大まかなルートの確認を済ませています。だけどもしここで事故があったら、息子は1人で下山路を考え、安全に冷静に行動することができるだろうか。
なんか今、初めて具体的にイメージできた…。結構大変かもしれない、もっと準備してこればよかった。
このとき、息子は『もし母が落ちたら、自分はどうするべきか』を、初めて真剣に考えたと言いました。
その時の真剣な眼差し、そして難所を超えた時の大きな笑顔。
なんだかね、山を歩く11歳の少年として、もはや母に付いて歩くだけではない頼もしさが垣間見えた、そんな成長の登山になったのではないかと感じました。
何があっても、自分の身を護るために、どうか最善の行動をして欲しい。その土台の上で、登山を楽しむ人であって欲しい。そんな生き方をしてほしい。
高くないけどものすごく心もとない吊り橋を渡って、十二ヶ岳に着きました。
暖かい食事をとり、まさかの息子のミカンの食べ方に笑ったり、下山路では私も息子も派手に転んで(←転ぶ方向がマズかったら落ちてたよ💦)大笑いしたり、大満喫の久しぶりの親子水入らず登山でした😊
そんな様子は動画でぜひご覧ください(↓)
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今日も私の趣味にお付き合いくださり、ありがとうございました😊また書かせていただこうと思います✨
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