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#1: 一斉休校と息子の異変

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息子の特性に気づくまで

発達障害を疑う最初のきっかけは、新型コロナ感染症の流行に伴う一斉休校。
息子の気力や食欲がみるみる落ちて、泣いて取り乱すなど情緒が不安定になっていきました。

息子の異変

幼い頃から繊細だと思っていた息子ですが、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う突然の一斉休校から日に日に様子が変わってしまいました。

それって泣くようなことですか?

もう10歳にもなる男が、なんでそんなにワンワン泣くの!?

自分の感情くらい自分でコントロールしなさい!

わけわかんない!

2020年の春、親から見れば本当に些細なきっかけでワッと取り乱し手がつけられなくなる息子に、私は毎日のようにそんな物言いをしていました。その時私には研究者という職業があり、幼い娘 (当時2歳) の保育園も一斉休園となっていたためその世話をしながら在宅で相応の集中力をもって仕事に取り組まなければなりませんでした。

息子の異常な態度に私は困惑し疲れ、イライラさえしてました。

しかし、これは全てが私の理解の無さのために、全く息子と向き合うことができていなかったのだと後悔しています。

ずっと後になり、臨床心理士の方から

彼の特性では、予想外の事態に対応することが難しいです。理解を超えると頭の中が“警報音が鳴りっぱなし”の状態になりがちなんです。先の見えない休校中は辛かったと思いますよ。

と言われました。

「10歳にもなるまで息子の発達障害に気づかなかったなんて、私は一体今まで何をしてきたのか。」

「どれだけ辛い思いをさせただろう。気付くのが早いほど、より対応の余地があったのではないか…」

息子の顔を思い浮かべては申し訳なく思い、涙が出るほど後悔しました。

このサイトでは過ぎた10年を反省しこれから彼が大人になるまでの10年を想い、これから彼が彼らしく生きていくために私はどのようなサポートができるのかを考えていきたいと思います。この経験が誰かの役に立つかもしれない。そうだとしたら、すごく嬉しいです。

2020年3月2日、小学校の一斉休校が開始

息子が小学3年生の春、新型コロナ感染症対策の一環として小学校の臨時休校が決定されました。政府からの休校要請が報道されたのが前週の木曜でしたので、本当に突然の出来事でした。

歴史的にも、感染症の流行は人類史に極めて大きな影響を及ぼしてきました。この新興感染症の流行に関しても国内外の混乱状況が日々報道され、感染拡大を防止するために皆んなが自分ごととして捉え慎重に対応するべきであろうという雰囲気が形成されました。

しかしながら、それはそれ。これはこれ。小学校が閉じるってえらいことです。

我が家は研究者の私、会社員の夫、小学3年生の息子と2歳の娘:夫婦ともにフルタイムの共働き核家族です。学齢期の子供が学校に行かずに過ごすことについて、多くの家庭が気を揉んだように、安全面や生活面の管理について我が家も大至急対策を立てる必要がありました。

まず、祖父母に頼ることは難しい状況でした。私の実母は病気でもう10年近く入院しており現在は東京都内の施設に入所しています。夫の両親も遠方かつ高齢で気楽に頼ることは考えづらい。

地域の学童保育は今のところ開所するようですが、小学校休校の趣旨を考えると、そして年齢的にも学童保育を卒業しつつある息子を思うとフルタイムでの積極的利用は現実的でない気もしていました。実際に、息子は低学年のうちは近くの学童保育へ通っていましたが、3年生の冬ごろから「人が多いから」「騒々しいから」という理由でだんだんといきたがらなくなっていました。

まぁ、2月から塾通いも始まったしね〜。

息子は3年生の2月からちょうど中学受験を想定した学習塾に入塾したばかりであり、元々今学期末において学童保育の契約は終了する予定でした。そんな流れで学童保育は卒業へ。休校中の過ごし方に関する我が家の結論は、両親は通常通り出勤、妹は保育園へ登園、息子は自宅で1人で過ごしてみることになりました。

息子は最初は「よっしゃー!」と学校がお休みになることを喜ぶ様子がみられました。私も「留守番してるから大丈夫だよ!」って自立に向かおうとする息子を頼もしく思い、自宅で学校の課題や塾の宿題を進めつつ、生活が乱れないよう規則正しく落ち着いて生活すれば良いのだと気楽に考えました。

まぁ欲を言えば、学校に行かない分の時間を何かしら生産的に過ごしてもらいたいなっていう気持ちはありました。内心で恐れている「留守番しつつゲームや動画三昧」で時間を消費することは避けたいなと。

もしもう少し大きかったらきっと、「この隙に何か資格の勉強したらどうよ?笑」なんて言ったと思います。実際私はこの休校が決まった時にチラッと英検の受験日を確認し、今から勉強させて間に合うかを検討したりもしました。これは自習する力を養う良い機会では!?とか、せめて自分の食事を用意させてみようか!?とか、少しでも有意義な時間となるように。

取り急ぎこのような本を仕入れたりもしました。

まぁでもやっぱり9歳。小学校3年生。「好きにやってね」って任せるにはまだ早い、微妙な年齢でした。

この少し前、生涯の楽しみや自信の源になるものに巡り会えないだろうかと息子に新しい趣味を探すよう提案した際、「やりたいことはあるよ、でもお母さんは忙しいから無理だよね」って息子は言いました。

釣りがしたい、スケートを習ってみたい、もっとスキーに行きたい、パソコンを使いたい、プログラミングでゲームを作ってみたい、って彼にはアイデアがたくさんあったのですが、自分1人で道具や計画を準備することはまだできないし、親が積極的に介入した方がスムーズにうまくいくに決まっています。ましてや時世的に自由に出かけられるわけでもなく、友達と遊んだり情報交換をできるわけでもない緊迫した状況下での自宅待機…辛いことに、親も自分の仕事を維持進捗させないといけないので、いつも隣で見ているわけにはいきません。

有意義な時間を過ごしてほしいとは思いながら、私は何もできないまま、息子を置いて出勤していく日々となりました。

出勤しても、「お昼は食べたかしら様子はどうかしら」と心配でなりません。職場からちょこちょこ電話をかけたりして、「好きなテレビを見てポケモンのアニメを見て昼はカップラーメンを作って食べたよ」なんて話を聞いては安心しつつも、私は常にソワソワしっぱなしでした。

しかし、当初は長くても春休みまでだろうと思われた休校は延長が決定し、新しい感染症の流行による情勢は日に日に深刻になっていきました。
息子が通っていた水泳やアコースティックギターなどの習い事も3月中には教室を閉じ、通い始めたばかりの進学塾も徐々にオンライン授業へと切り替わっていくにつれて、息子の様子が日に日に変化していくことを感じていました。


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