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事実重視、過剰に素直

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息子の発達凹凸特性

みなさんこんにちは。本日もご訪問ありがとうございます✨

そういえばなんですが、私はかねてから息子の言動で『不思議だなぁ…』と思っていた事がありまして。

しかし先週に当サイトで“コミュニケーション”に関することをあれこれ書くうち、

私

あっ!もしかしたらこれも“事実重視のコミュニケーション”特性の一つかも!!

と思い当たったことがありましたので、今日はそれを記録しようと思います。

具体的には、息子は『わからない』を多用すること。

(自分のことでしょ??わからないってなんやねーん!!🌋って私はいつも思っていたけど、これも息子の事実重視、かつ過剰に素直なコミュニケーションの在り方なのだと感じました。

わたし
わたし

難儀なもんです。見ているこっちがハラハラします。しかしそれでも息子の特性への理解を深め、それに基づく論理的な対応が肝要です。

『以後、気を付けます』が言えない息子

わからない、と困惑する

私は息子に“注意”をすることが多々あります。それはもう、本当に毎日のような茶飯事ですが、最近はそれでも違う方法も模索しています。そもそも言って直るなら苦労せんのよ。直させるのではなく、“直ってしまう”ように導く対策の方が効果的だというのが私の最近の考えです。

とはいえですね、やっぱり言わないと分からないことも多々あるわけです。

それは例えば、息子のすぐに崩れてしまう姿勢の悪さだったり、丁寧さを欠くために現れる字の汚さだったり、時間の見積りが甘いことによる遅刻癖、放り投げるような物の置き方、机の上や自室の床をあっという間にカオスにしてしまう乱雑さだったりといったことが挙げられます。

本当にね、それが息子の特性なのだとわかっちゃいるけど、やっぱり自分で気づいていかなきゃ直るものも直らんの!😐と、私はそんな気持ちで注意をします。

とはいえそんな息子のわちゃわちゃ具合も、一段上から眺めてみれば、結局自分(息子)が困るだけで他の人に迷惑をかけないことなら多少放置でOKにしとこ、って最近の私は思っています。(←いちいち言うとこっちも疲れるしね😅)

しかし。

時にはそんな息子の“不注意”が、他人に迷惑を及ぼすことにもなりうるわけです。さらに言えば、危害を及ぼす危険な事態にもつながります。

以前に我が家で起こったことは、息子がダイニングの椅子をガタンガタンと前後に揺らして座っていた(←ロッキングチェアではありません。つま先でパタパタと音を立てて歩くこと同様、感覚刺激が心地良いと感じる特性があるようですね。)ところに幼い妹がふと通りかかり、4歳の娘の小さな小さな足の指が、息子のダイニングチェアの足に力一杯踏まれてしまったという事故でした。

たまたま私も目を離していました。娘の泣き声に気づいて駆けつけたところ、『骨折したかも!?』と焦るほどに娘の足が腫れてきて、すぐに救急に走ったことがありました。(幸い打撲でした)

これはそんな時の話です。

私

椅子をガタガタすることは、こんなふうに危険なんだよ!

もう絶対にしてはいけません!

分かった?

私は息子を、そのように言って叱りました。

そして私は期待します。

息子が、今の出来事をしっかり受け止め、

息子
息子

今度から、気をつける!

とか、『もうしません』と、そう言ってくれることを期待しました。

だけど息子は、そういう返事ができません。実際の息子の返答はこうなのです。

息子
息子

またしないかどうかは、わからない

私はこれが本当に理解不能で、どうして分かってくれないのだろう?と頭の隅で考え続けてきておりました。

とりあえずの『もうしません』は言えません

そんな返事をされた日には、

私

ヲーイ!そこはとりあえずでも、『もうしません』って言うところやろー!

と私はひっくり返りそうになるわけですが、とにかく息子は、『もうしません』が言えません。

私はこれがとても不思議でした。

取り敢えずでも、『以後気をつけます』との言葉が聞ければ私も気持ちを収めることができるのに。妹だって安心できると思います。しかしそこで、

息子
息子

またしないかどうかは、わからない。

そう言われてしまったらば、私だって引っ込むことができないわけです。

私

わからないって、どういうこと?やるかやらないかを決めるのは自分でしょう?

あなたとしては、気をつける気持ちは持っているのよね?

私はなんとか息子の口から『気をつけます』を引き出したい。私もどんどん意地になる。

だけどどんなふうに話してみても、息子は断固、『気をつけます』とか『もうしません』が言えません。

なんで?

“過剰に素直で過剰に正直”だということだ

だけどね、先週に“事実重視のコミュニケーション”という単語を自分で書きながら、あぁそうか、って気持ちになったの。合点がいったという感じでしょうか。

つまり、息子は彼の特性ゆえに、『不確実なことは言いづらい』という状況なのだということでしょう。

だからそこは取り敢えずでも(仮に嘘でも)、

息子
息子

もうしませーん!

って言えれば良いのに、またするかもしれない可能性が0ではないので、それがなかなか言えないの。だからこういう返答になってしまうのだと言うことですね。

息子
息子

またしないかどうかは、わからない。

とにかく正直。過剰なほどに。

ものすごく素直。こっちがハラハラするほどに。

それが息子のコミュニケーションなのかもしれないな、って今の私は感じています。

そういうこと!?

そんなコミュニケーションをする息子ですから、この先心配なことも多々あります。

例えばそれは、息子は“相手が嘘をつくかもしれない”ということが計算に入ってこないという可能性。私も若い頃はそういう節がありました。疑いを知らないというか、『相手も自分と同じだろう』と変に思い込んでいる部分があります。

だから相手としては社交辞令やぼかして言ったつもりのことでも、私はそれが理解できずに、

私

なんで良い加減なことを言うの!?嘘つき!

と心を乱す経験を何度もしました。

息子もきっとそんな思いをするのだろうなと思えてくると、こっちがハラハラしちゃいます。

どう対処すれば良いのでしょうね。

自閉傾向のある人は特有の文化の中で生きているのだと本などで読んだことがありましたが、それを曲げる必要はないとは思う。だけど世の中と折り合いをつけていくには、私は息子になんと言ってやれば良いのだろうかと考えています。

それについては、もう少し長い時間をかけてヒントを集めていきたいと思っています。

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