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息子の大爆発、その後

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11歳・小5

みなさんこんにちは✨

今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨

もう12月ですね。グッと寒くなりました。皆様におかれましても体調管理にはくれぐれもご留意いただきたく存じます。

さて、今日は11月の初旬に書いた“息子の大爆発”に関する話(↓)のその後と、それに関する考察を少し書こうと思います。

これについて、大変ありがたいことにいくつものご意見、息子への励ましなどをいただきました。ご意見をくださった皆様、ありがとうございます。

私はこの件を通して、息子の大爆発の向こう側には“期待された通りに振る舞う”ことを訓練するような学習/教育の在り様が見えてくるように感じました。小学生の道徳の話にも触れながら、少し考えてみたいと思います。

わたし
わたし

受験においては時に学問的な正しさに加えて、求められる回答を素早く書くことも大事なスキルだと私たちは受け入れなくてはなりません。

あの問題を振り返る

どういう状況だったのか

最初に、あの時に息子が受け入れられなかった理科の問題を振り返ってみたいと思います。

問題となったのは(2)です

河口において、川から運ばれてきた土砂がどのように堆積するかを問う問題です。

そして問題となった(2)で問われているのは、海水面がさらに上昇した際、もとの堆積物の上にはどのようなものが積もるのかということです。

これに対し、息子が書いた答えはこう。

息子
息子

泥、砂、レキの順に積もる。

ところがどっこい。模範解答とされるものには、

『つぶの小さなものが積もる。』

と書かれていました。

息子はこれが受け入れられず、大爆発を起こしたのです。

前提条件が全く提示されていないのにも関わらず、なぜそう断言できるのかが私にも全くわからない。

Aの上に何が積もるかなんて状況次第でいくらでも変わることであるはずです。そしてその『粒の小さなもの』という書き方さえも曖昧です。それはいったい泥なのか、砂なのかさえもわかりません。そんな曖昧な書き方がさも『模範解答』としてデカイ面をしていることが私も息子も全く理解ができません。

考えれば考えるほどにわかりません。

一体海水面は何センチ何ミリ上昇するのか、その上昇は一体なにが要因で、その時の気候条件はどうだったかとか、そもそも地域はどこなのか等のそういったものは一切何も提示されていないにも関わらず、『その上に堆積するものは何ですか?』と気安く聞かれても学問的に即答なんかできるわけがないのです。

おそらく息子も、それを思っただろうと思います。何なら自分の書いた解答は、考えられる可能性をできるだけ広く示唆したものであると、最善を尽くしたと思っていたかもしれません。

しかしテキストの模範解答は、『粒の小さなものが積もる』という無根拠かつきわめて曖昧な解答でした。そして息子もやや“白黒思考”が強いので、それ以外は『不正解である』と突きつけられたような気持ちになってしまったのかもしれません。

とにかく、息子は混乱しました。

そして彼の感情が込み上げてきて溢れ出し、情報処理が追いつかなくなってパニックとなり、ついには泣き出してしまったということだったのかなと思っています。

専門家の意見:人選ミス

この問題で息子が大爆発をしてしまったので、少し落ち着いた時に私は大学の先輩で地質学にちょっと詳しいであろう研究者仲間に意見を求めることにしました。

私

忙しいとこすみません、息子の理科の勉強でこういうのがあって。模範解答はこうなのだけど、これについて意見を聞かせてもらえないでしょうか?

というふうに。

すると彼は面白かった。たぶん笑い話になると思うし本人も嫌がらないと思うから書いちゃうけれど、これは現役の研究者に意見を聞いてはいけない類の問題だったと私は後から思ったね😂💦

その友人研究者は、とにかく一気に捲し立てました。『河口と言っても詳しいことがわからないと。国土地理院のホームページを開いてみて。地図が閲覧できるでしょ、それで例えばこのあたりだとこうだけど、このあたりだと事情が違う。あ、お前の住んでいるところ、海抜数メートルしかないじゃん!😂』とかあれこれ勝手に言った後、

地質学者
地質学者

それは聞き方が悪い。無視でいいんじゃない?

とバッサリ切り捨てられました😅

うむ。研究者に聞いたのは私の人選ミスであった。

詳しい人ほど、答えようがないのである。そういう経験は私もたくさんしてきている。よし、他の手だ。

 

そして当サイトでこの話を書いた時、hiropさんがコメントで寄せてくれたこの一言は私にも大きく響きました。

hiropさん
hiropさん

問題や解答をdisるんじゃなくて、こういうことを理解してるかどうかをテストするならもっといい問題を考えてみるとか、建設的なことにつなげる習慣にするように考えるかな。

そうなの。これは“子供の学習”なのです。知らんとか放っておけとか言うのは易し、しかしそれでは思考停止を導くだけで建設性が足りません。

その上ね、問題を悪く言っちゃあテキスト自体の尊厳だったり沽券などにも関わってくるし、ひいては息子の学習意欲にも影響してくるかもしれません。ここは慎重にいくべきなのです。すなわちこれらを踏まえてhiropさんは、

  • 自分がこの単元で身につけるべき知識は何かが分かっていれば良い
  • より良い問い方があるとすればどういうものか

という『自分自身を認めること』『思考力強化』のきっかけにして活かせということを教えてくださったと思うのです。

うむ。さすがである。

そのほかにも、

なにが堆積するかということも、なにが流入するかによって変わりますので回答不能でしょう。困りものですよね。息子さんガンバレです。

などのご意見をいただきました。本音はやっぱり回答不能だよ。ホンマによ😮‍💨

歳の近い子からのアドバイス

いただいたご意見の中で、当サイトを読んでくださっている方が比較的最近に中学受験をされたというお子さんにも意見を求めてくださったというものがありました。(嬉しい!ありがとうございます!)

その内容に、私はとても驚きました。ハッとしたような発見があったのです。

息子と比較的歳の近いお子さんが仰るには、

これは息子さんが解答してることは内容的に合ってるからマルもらえるでしょ。気にしなくていいんじゃない?

というアドバイスをいただいたのです。

えっ!マルってことでいいのか!!!

このご意見を拝読し、私は『そうなのか!』と驚いたし自分の考えの偏り方にも気が付きました。

これまで私は、学問的な正しさに極端に囚われすぎていたのです。そう、例えばまるで自分がその河口の責任者であるかのようにまで思い違い、『事実でもないことは絶対に言えないぞ!』という謎の責任感さえ背負った気になり、

私

そんなの、状況によっていくらでも変わるでしょう?だから即答はできないよ。

って勝手に逃げただけだったのです。

だけど私はもちろん、息子だって“その河口”にはなんの責任もありません。適当なことを言っても誰も困らないし、責任なんかも追求されたりしないわけ😅

だからここは適当に、『最も確からしい回答を自信を持って書く👍』が取るべき行動だったのだとようやく私は納得しました。それで十分マルがもらえるというのですから。

事実、メールをくださったその子のママはこう私に教えてくれました。

これは学問ではなく受験スキルの練習、求められるものをいかに速く解答するかです。おっしゃるように「水面が上がる」だけでは学問的には正確なことはわからないですよね。だから問題のパターンを覚えて自動的に解答するのもスキルかと思いました。私は学問は入学してから学べばいいと割り切っていました。

なるほど。学問に触れるチャンスはこれからいくらでもあるのだ!

その後少しして、息子は塾でこの単元の定着度を確認するための小テストを受けていました。

そしてそのテストでは問題となった(2)と同じような問題が出題され、息子はきちんと『粒の小さいものが積もる』と回答しきちんとマルをもらってきました。息子はきちんとあの爆発を覚えている。そして活かしている。“スキル”としても息子に身についたのだと感じました。

まずは受験とはそういう側面もあるのだということ。

これを私も息子も今一度受け入れて、『やり方』を覚えていくことも大事だろうと考えました。

 

長くなりましたので今日はここで区切ります。

もう少しだけ、私がこのことから学んだことを次回に書こうと思います。

コメント

  1. hirop より:

    こんばんわ。

    コメントが息子さんの成長の一助になったのなら幸いです(^^)。

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