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選択的『不登校』

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11歳・小6

みなさんこんにちは✨

我が家の息子は思春期(反抗期)を迎え、非常に悩み多き日々を過ごしています。

そして今、息子はほとんど小学校へ登校できておりません。彼はどうやら小学校へ登校する“意義”を見失ってしまったようなのです。

これは“不登校の急性期”と捉えることも出来ますが、だけど私としては、なんというか、息子については遅かれ早かれこんな日がいつか来るだろうと頭のどこかで思ってきたように思います。

何事にも、納得しなければ実行できないのが息子です。

幼い頃は小学校へも当たり前に行っていたけど、その『当たり前』に彼は疑問を持ってしまったのかなぁ?と思っています。

わたし
わたし

私としては、学校へ行く意義がわからないなら行かなくてもOKだという意見です。息子には、学ぶことをやめないこと、勉強が嫌いにならないことが大切なのです。

そのための手段は、決して登校だけではありません。

学校に行く意義がわからない、と言う息子

気づいてしまった

ことの発端は、私が息子に、

私

朝起こしたりも、もうしません。全て、自分で管理しなさい。

そう宣言したことだっただろうと思います。

息子はそれから決まった時間に起きられず、その週は結局、月曜日から金曜日まで5日連続で登校不能となりました😩

翌週もまた、そうでした。

だけどその頃には息子の方から『朝、起きるのを手伝ってほしい』という申し出があり、私は毎朝息子を起こすようにはなりました。しかし息子は、それでも起きることをしませんでした。

息子
息子

やっぱり起きない。学校も行かない。

そうかいな。まぁ今はオンライン授業もあるのだし、好きにしたらいいと思うよ。そんなふうに私は心から気楽に、ゆるーく様子を見ておりました。

しかし、オンライン授業もだんだんと受けなくなっていく息子の様子に、私は徐々に不安を感じました。彼は部屋で一体何をしているの?部屋の様子を観察すれば、どうやらベッドでゴロゴロしながら読書などに没頭している様子ではありますが。

そこで私は息子から話を聞きました。そこで息子はこのような本音を言ったのです。

息子
息子

僕はもっと、人と喋りながら勉強したいと思ってる。

だけど学校の授業は一方通行で、それを聞くために45分間も座っていられない。ずっと意味がわからないと思ってた。

学校に行く意義がわからないし、とにかく行くのが面倒くさいという気持ち。

気づいちまったか!

気づいちまったね💦気づいちゃったよ💧

『何のために学校に行くの?』

それはきっと、誰しも一度は思ったことがあるはずです。学習のため、友達に会いたい、その人によって色々な動機があるでしょう。だけど今、息子はそれらの全てを見失い、学校に行く意義や価値を見出せなくなっています。おそらく息子は今回の私からの放置と朝寝坊が続いたことをきっかけに、自分の内側にずっとあった“素朴な疑問”に気づいちまったのかもしれません。

『行くのが当たり前だよ』『みんな行ってるよ』

そんな一般論なんかは、私の息子には到底通じるとは思えません。

何事も、本人が心から納得しなければ実行できないのが息子です。

もちろん登校することは勉強だけのためではないし、小学校で揉まれることが何よりのSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)だという考えもあることは重々承知しております。

だけど、今の息子に登校を強要すると二次障害が出そうです。慎重な対応を要するだろうと思われました。

何が一番嫌なのか?

息子
息子

学校に行く意義がわからないし、とにかく行くのが面倒くさい

そう言う息子と、私と夫は何度か話し合いを持ちました。息子が言うには、授業の内容が嫌なわけではないらしい。先生との関係も悪くないし、クラスメイトとも特段問題はないらしい。

息子
息子

だけど授業を受けるのが、とにかく嫌な気持ちなの!

そうなのかー。

一応親としては、一般論的なこともあれやこれやと言いました。せめて義務教育の間は学校に通うべきであるとか、不自由な社会からも学びがあるとかなんとかです。しかし、息子の意見は変わることはありませんでした。

私

ってことはさ!もしも45分の授業を録画してあったとしたら、それを1.5倍速とかで早送りで見るのには耐えられそう?

息子
息子

あー、それならいいかも。だって教科書を読めば済むようなところもあるんだよ。それなのに、授業の45分は辛すぎる。

なるほど、わかってきたぞ。

なるほどねぇ。なんだか息子の不満もわからんでもない気がします。

息子は、ドリルなどのただ反復するような課題等も断固としてやらないくらいの子供です。とにかく息子は周りのペースに合わせて集団で学習することが、そもそも向いていないのかもしれません。言われてみれば英検の勉強だって自宅での独学で、自分のペースで(それなりに楽しそうに)やっているではないですか。

これまでの息子は、その幼さのために登校することが当たり前だと疑うことさえしませんでした。

しかし今回、ひょんなことから“選択的に登校しない”という時間ができてしまって、彼はそんな“今までの当たり前”に疑問を持ってしまったのだと確信しました。

我が家としては、息子が登校しなくても全く構わないとは思っています。今は私も仕事をしておらず家で様子を見られるのだし、何も支障はありません。

っていうか、今の息子に無理矢理にでも登校をさせる意義なんて、親である私にも見い出せません😅

私

わかった。学校には行かんで良い。

だけど“何もしない時間”というのは人間をダメにすると思うので、生活リズムは維持すること何らかの学びを継続していくことは必ず意識するようにと、そのように私は息子に言って不登校を認めることに決めました。

スクールカウンセラーとの面談をして

息子の意見を重々聞いた私はすぐに小学校に電話をし、まずはスクールカウンセラーの方と面談をさせていただく運びとなりました。

私

このような背景で、息子が『学校に登校する意義がわからない』と申しております。家庭としても、登校を無理強いするつもりはありません。

そう相談する私に、スクールカウンセラーさんが仰ったことはとても驚かされるものでした。

スクールカウンセラーさん
スクールカウンセラーさん

5年生の始め頃、息子さんと面談をしたことがあります。ちょうど1年前頃ですね。

その時から既に『学校が楽しくない、行く意味がわからない』と言っていたと記録があります。

私としては、『よく今まで頑張ってきたな〜』という印象ですから、ここでお休みして一息つくもありなのではないでしょうか?😊

面談してたんかーい!知らんかったぞー!
スクールカウンセラーさん
スクールカウンセラーさん

このような状況は、高知能で特に特性のあるお子さんで時々見られることです。学校で集団で勉強すること自体が合わないのでしょう。

彼の大きな目標は学習を進めて行くことですから、その方法は学校以外にも今は色々ありますよ😊

私はとても驚きました。

息子が、自発的にではなかったようですが、既に1年前にスクールカウンセラーさんと面談をしていたこと、そして既に今と同じ意見であったことに私は本当にびっくりしました

なーんだ、ずっと前からそうだったのか😅

だったら尚更、今このタイミングで登校させる意味はない。私は大いに納得できた気持ちでした。

なおさらオッケー!

そうして私は今後の展望についてスクールカウンセラーさんからいくつかの提案を受け、今しばらくは登校は強要せずに(もちろん行きたい時に行くのはOK)自宅で過ごすことの有意義な計画を考えて行くことになりました。

個人がどうありたいかが重要だ

私が子供の頃なんかには、不登校は“悪”でさえあったような印象です。

だから子供に不登校のサインが見られる不登校急性期においても、たとえその環境が我が子に合わないとわかっていても、なんとか登校させる方に持っていこうとさせていたのがその時代のやり方だったと思います。そうしてみんなが疲弊する。

しかし今は多様な選択肢が増えてきて、

私

不登校でも、別に良いじゃん

って考え方に、社会全体が概ねシフトしていることを感じます。

だけどさ、今の私が思うのは、もう少し一歩進んでほしい。

私

学校に行く/行かないは、もはや他人にどうこう言われるものではないだろう。

どうしたいかは、個人が選べば良いんじゃない?

そんな考えのもと、我が家は今、試験的にではありますが息子の『選択的不登校』に踏み切ることを決めました。

もとより息子は“ゼネラリスト”にはなり得ない資質の子供なのです。オールマイティーを求める公立学校が合わないのは当たり前とも言えるわけ。よく今まで行ってたよとさえ思います🤣

もちろん試験的にやってみて、かつての一斉休校の時のように息子の心身の健康と成長に影響が出るならその都度修正していきます。

さぁ、息子の思春期は、きっとそうなるべくしてなったのだろうと思いつつも、予想しなかった方向に成長の糧を求めようとしております。

“息子がこれからどうありたいか”

それを軸に、様子を見たいと思います。ただの五月病かもしれんしね〜♪🤣

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↓ゼネラリストといえば、立花隆氏です。ゼネラリストについて知りたい方にお薦めです。

↓そして立花隆氏といえば『精神と物質』です。少し専門的ですが、知的にめちゃくちゃ面白い本です。時代を越える名著ですね。

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コメント

  1. […] […]

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