みなさんこんにちは✨
今日は、私の新しい情報収集について記録します。いや、私にとっては新しいだけで、一般的にはなんでもない話なのでスルーしていただいてOKです🤣
昨今の、情報収集のあり方は実に“多様”だと感じています。
私は基本的には情報は書籍や文献などの活字から収集したい派ですが(←古いタイプの人間で恐縮です😅)、最近ではインターネットを活用して、ブログであったりYoutubeだったり、そのような媒体から情報を得る人も多いのですね。
先日私は、当サイトを読んでくださっているというMさんという方とZoomでお話しさせていただきました。Mさんのお子さんもとても繊細なお子さんのようで、高IQであり不登校を経験しているということでその当時の様子についてたくさんのお話を聞かせていただきました。
私は、Mさんが本当にお子さんのことを熱心に考え、適切な行動されていることに大きく感銘を受けました。私はMさんにお尋ねしました。
『その接し方や対応については、一体どのように学ばれたのですか?』
そのお返事が、私にとってはすごく新しいものでした。
子どもとの接し方については、本田秀夫先生のYoutubeなどをとにかく見漁りました。
すると自分も変わったし、子供との関係も劇的に良くなったことを実感しています。今は本当に自分らしい子育てができていると思ってます!🌟
私にはこれまで、Youtubeを見る習慣はほとんどありません。いや、時々見るけど山友達の登山動画と、あとは次に行きたい山の登山動画くらいかな😅💦
ちなみに私は他所様のブログなども全く見る習慣はありません。
それは“嫌”で見ていないのではないのですが、なんというか私は有限とはいえ無数のようにある選択肢において自分が知りたい情報へのアクセスの方法がとても難しいと感じている、というのが真の理由だろうと思っています。(私は検索とかが下手なんでしょうね…どうやったら上手に探せるのか知りたいです。)
ちなみにですが、
“他所様のブログ”という点については最近本当にありがたいことに、当サイトを読んでくださる方々が私の困りごと(最近では不登校や反抗期などですね)を察知して、
参考になりそうなブログを発見したので送ります。このあたりかな?よろしければご参照ください。
と教えてくださることもあるのです!
検索に苦手意識のある私にとって、これは本当にありがたくて助かっています。嬉しいです😂
さて、そんなわけで私は先日の週末に少し時間があったため、お話をさせていただいたMさんが『見漁った』という本田秀夫先生のYoutube動画を私も見漁っておりました。
本田秀夫先生は児童精神科医であり研究者。特に、“発達障害”に関する著作が素晴らしいです。私も書籍は概ね一通りを読みました。特に下記の2冊(↓)は息子の理解に参考になることが多く、何度も繰り返して読んでいます。
動画の話に戻ります。
いくつかの動画を見漁るうちに、ふと、今の息子の状態に関して情報が得られそうなそんな動画を見つけました(↓)。
こちらの動画では本田先生が一問一答形式で、発達障害や不登校のお子さんをお持ちの親御さんからのご質問にテンポ良く簡潔に答えておられます。
以下に印象に残ったそのお答えを、ちょっとメモだけしておきます。
- 学校に「行きたくない」と言われたら、一旦休んじゃうしかない。
- (海外のデータではあるが)学校に行けなくなるお子さんは全体の約7%程度である一方、それが自閉スペクトラム症のお子さんだと42.6%にものぼる。自閉スペクトラム症の子供には通常学級のカリキュラムや人間関係は楽しくないことが多い。
- 不登校は完全には予防できない。人一倍傷つきやすい子どもたちなので、ある程度は仕方がない。
- 不登校児に起こる“昼夜逆転”は理にかなっている。
- 学校は相性が悪く楽しいと思えない子にも、学校以外で楽しく通える場所があれば深刻な引きこもりにはなりにくい。
- 学校中心の生活を重視しない。特性との上手な付き合い方を学んでいくことが大事。
- 『癇癪』は二次障害の一つであり、既に慢性的なストレスがかかっている状態。
- 子供が家で暴れて家庭崩壊しそうなほどの頑張りは、親子関係の悪化を招く方向への頑張りになるのでやめた方がいい。
- 不登校のお子さんが振り返って自分の気持ちを話せるようになるのは、中学生後半以降。無理に話させようとしない。
話の内容は分かるのです。
だけど私は、なんだか考え込んでしまいました。
特性のあるお子さんの場合、不登校も『ある程度は仕方ない』と言われることも事実であろうと理解できます。なぜなら彼ら/彼女らは人一倍傷つきやすい人種だからということですが、一方で、親の立場も考えた時にはこのことは本当に難しい問題だと思いました。
私も、かつてはフルタイムで自分のキャリアとして仕事をしていたワーキングマザーでした。2020年の一斉休校で、息子の情緒が大きく崩れてしまう時までは、実母が病気で倒れるまでは。
一般的な、両親がフルタイムの共働きの家庭の場合は特に、
子供の『学校に行きたくない』と言うその一言は、家庭における“致命傷”です。とても大きな事態です。
学校と学童保育や保育園、それらが順調であって初めて共働きは成立します。
親にもキャリア、情熱、人生設計がある中で、子供が『学校に行きたくない』と言った時。
それを『ある程度は仕方ない』と心から受け入れられるものだろうか。しかもその理由も親にも子供にもよく分からないとなったとなれば、ますます難しい問題であることも実際だろうなと思わざるを得ないのです。
もちろん最も重要な優先事項は、子どもの心身の健康です。それは間違いありません。
だけど、親が抱えるキャリア喪失、家計の変化、経済面への不安や焦り、伴う親の心身のケアは誰も議論さえしてくれないのねと、私は動画を見ていてなんだかそう感じてしまったのだと思います。
さらにこちらの動画の中では、子供の不満は全て親に矛先が向きうるのだとも言われていました。それは我が家でも、本当によく起こっています。
我が家においても、どんな予定があったとしても、直前に息子が癇癪を起こせば全ての予定が吹っ飛びます。そうして子供が癇癪を起こして暴れても、親に逃げ場はありません。親はどんな理不尽さにあっても、自分で気持ちの整理をつけなくてはなりません。
それに否定的注目をせずに流せるか!?本当に?
子育ての書籍などでは、特に思春期に近づくにつれ『子供を1人の人間として尊重しましょう』と書かれています。だけどそれは“会話が通じる人”の場合に限るのではないか。
相手は感情のままに激しく非論理的に食ってかかってくるような状況でさえも、それでも1人の人間として尊重されるべきなのか?予定も全部ダメにされた上に罵られ、それをどうして尊重できる?出来ることなら『ふざけるな!いい加減にしろ!』って叫びたいのが親の本音ですわよね😩💦
本当に、特性のあるお子さんの親というのは難儀なものです💦
私も当サイトで時々書いたような気もしていますが、
『息子の生きづらさを支えたい』『息子を正しく理解したい』『大変なのは本人だ』
それももちろん本音でもあるのですが、親も難儀をしています。そこにもうちょっと議論が及んで欲しいなと思ったり。
子供だけでなく、親だって大変な思いをしています。だからと言って見捨てることも、逃げることもできません。
親の負担たるや、相当なものであり、
子供の不登校は『ある程度は仕方がない』のはわかるけど、親のつらさも『仕方ない』のか?
それは大変な人に、『大変だと思うな!』と言ってるようなものではないのか?
と改めて感じてしまったような気がします。
っと、愚痴っぽくなりました💦
私も頭の中では『仕方ない』と思いながらもやっていくしかないということは分かっています。専門家の方も動画において、『仕方ないと割り切るしかない』と、そんなメッセージを発しているのだと感じます。
1人で抱え込んではいけませんね。
そんな親を支えるために、情報と共感が必要だろうと思いました。
ちなみにですが、当サイトを介して知り合った方がそんなお子さんと親をサポートするためにと動き始めたと聞き及んでとても心強いと感じています(↓)。
保護者が困難になると、子どもが2次障害に陥る可能性が凄く高くなります。
保護者の精神の安定の為にも不登校、gifted、2Eのお子さんがおられるご家庭をサポートすることは重要です。
Youtubeなどの動画を通して、私は新たな視点からの多角的な情報を得られました。すっかり愚痴っぽく考え込んでしまいましたが😅、そこで感じたことや考えたことはきっと私をさらに成長させてくれるでしょう。
最近の私はMさんから教わった動画などを見漁って、そんなことを考えました😊
そしてMさんが考え乗り越えてこられたように、いずれは私も自身の変化を起こし、私の意識も徐々にアップデートしていけるのではないかと感じました👍✨
今日はやや愚痴っぽくなってすみません。だけどこの一言に尽きますね。『親というのは、本当に難儀なものですね💦』
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