みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
子供を育てるということは、お金がかかるものでございます。
健康な大人がひとり(または二人)だけで生きていくだけならある程度努力と工夫でなんとかなりそうなものであっても、そこに“子供”が一人でも加われば、あらゆるものに追加の費用がかかるもの。それは雨天時のタクシー代や初夏のエアコン代というレベルからの話であり、きっとそれはどこの家庭も同じだろうとは思います。
加えて、もしもその子に何らかのマイノリティとしての特性があったならば、子育て費用は底上げです。療育、支援者、学校以外で自力でなんとかする教育費、(我が家はまだ行ってないけど)不登校児のフリースクール費も決して安価ではありません。我が家でいえば、娘の場面緘黙に関して通った専門家による療育や、私立小学校の受験準備費用などはめちゃくちゃ多額ではないにしても相応にお支払いをさせていただきました。就学した今も、娘の学童保育は活発な子供達の声が賑やかな近所の児童館というわけにはいきませんので、理解ある小規模で温かく見ていただける機関へと通わせていただくこともそうなのです。
本当に、公立学校に毎日元気に楽しく通うというのは普通に見えてとても難しいことなのだと感じます。もちろん家庭ごとに個々の苦労はあるはずですし、他所様を羨んでも仕方ないし意味がない。うちはうち、前向きに、大事な我が子と過ごす日々が少しでも楽しくなるよう過ごしたいと思っています。
さて、今日記録しようとするのは基礎的支出(必需品)の話ではなくて、付加的な選択的支出の類です。
『この支出』をどう捉えるか。投資なのか?投資であれば、いずれ回収できるのか?って、頭を抱えることってありますね😅
我が家でも、5月の半ばに息子にかかる生存に必須ではない上、先が全く読めない支出事件に直面し、それを支払う価値があるかどうするのかと夫と共にかなり戸惑った場面がありました。最終的には私はそれを“必要経費”と捉え直し、無駄になっても良い!回収できない投資でも良い!とハラを決めて支払った、そんなことを記録しようと思います。
その頃の記事(↓)でも書きましたが、5月のある日、普段は無欲な我が家の息子(13歳)が突然にこんなことを言い出しました。
欲しいものがある。お店に直接見にいきたい。一緒に行ってほしい。
この日に息子が『欲しい』と言ったものは、実は“ピアノ”だったのです。
嘘でしょ、どうして急に!?😱今までそんな素振りなんて一度も見せたこともないじゃない!と私には戸惑う気持ちもありました。
実は興味があったんだよ。
息子はそう言いました。
“きっかけ”は実際にはありました。少し前に私は頼まれていたのです。小学校受験を終えて志望校へと就学し、学校生活にも慣れてきてお友達も増えたという娘(6歳)から。
ピアノを習ってみたいなぁ。小学校でお友達になった子でね、ピアノが上手な子がいてね、私も一緒に弾けたら良いなぁって思ってるの。
娘は、当初の私の心配を他所に、まるで絵に描いたようにすんなりと小学校に馴染みました。場面緘黙症はまだ時々は顔を出すようではありますが、自信が備わってきたのでしょう。こうして娘が『次へ、次へ』と挑戦したい気持ちが湧いているのは良いことです。ピアノのみならず、今年から娘は、ずっと念願だったが見学に行くと立ち尽くしてしまい保留となっていたダンスにも、無事に習い始めることができたのですから、ものすごい成長であると感じています😭。
娘が意欲的であることが嬉しくて、私はすぐに引き受けました。お安いご用、すぐにピアノの先生を探しましょうね✨
私にはピアノの素養は全くないので詳しいことは分かりません。だけどまずは体験からと、早速私は転居直後から地域でできたママ友の皆様方からあれやこれやと情報を聞き、住まいの地域でご自宅でピアノの個人レッスンをしてくださるという先生を見つけ出し、体験受講を申し込んだところでした。
ところがどっこい、娘の体験レッスン当日に息子も出てきて言いました。
僕も行く。
そうして息子もついてきて、娘は体験レッスンを受けることができました。そうして入会はどうしましょうかと大人同士が話し合う頃、後ろで控えていた息子がグッと我先にと身を乗り出して言いました。
入会します。僕は学校に行っていないのでいつでも大丈夫です。
明日から通えますか?よろしくお願いします。今日はありがとうございました(ペコリ)。
全くなぜか真っ先に、息子が入会宣言をしたものだから驚きました、笑。
というわけで、
ピアノが欲しい。お店に直接見にいきたい。
と、そういう流れとなったのです。
とはいえど、ピアノは安易に買えません。価格だけでなく、嵩張るものだし置き場所も検討を要しますし、何より恐ろしい将来像は要らなくなったら処分にも頭を抱えるだろうということです。
私は大いに戸惑いました。
どうしたものか。
息子のただの思いつきではないのだろうか。息子はまだ不安定です。不登校が長くなり、気の進まないことにはダンゴムシとなって自室で布団をかぶってやり過ごし、『行く行く詐欺』みたいな裏切られ方(?)も私は何度も経験している、いきなり見向きもしなくなって、得意の他責でそれをまた私のせいにされたのだったらたまりません(←かなり悲観的な言い方ですが、息子には信用も実績も足りてないことが実際なのです。)。
私にピアノの素養が全くないことも判断できない理由でした。私は信頼する友人の一人で職業としてピアニストをしている人に連絡をとり、『ピアノを買う』ということについてすぐに意見を聞いてみました。買うとしたら、私たちはお試しでどんなものを買えばいいのでしょうか。
それは悩むね〜、なおみさんがピアノを弾くわけじゃないんでしょう?使わなくなったら本当に無駄になっちゃうもんね。(←そうなのよ!)
電子ピアノも十分素敵よ。10万円以下からあるけどね。ちなみにうちでは子供はカシオのものを使っているよ。時間を気にせず練習できるヘッドホンの端子がついたものがいいでしょう。
彼女は早速最近の電子ピアノ事情を詳しく教えてくれました。鍵盤の種類(木製、樹脂、ハイブリッド)、弾き心地の違い、機能、音の出方、足のペダルは時期が来たら後付けもできることも聞きました。
と、いろいろ言ったけどね。
最近はメーカーごとに機能にさほど違いはないので、お店に行って触ってみて鍵盤の感じや音が気に入ったものを買うのが一番いいと思うよ😊
気をつけないといけないのは、ピアノは上を見たらキリがないから上は見ないで!これだけは守って!とんでもない価格のものが街の楽器店にも置いてあるから!(←心得ました!!)
それでもやっぱり10万か〜…お試しにしては怯むよなぁ。
12~3万見ておけば十分なのが買えるけどね…買ってすぐ飽きるかもしれない恐怖はどうしようもないよね。
情報を得て、私は見通しがたち落ち着きました。次のステップは楽器店に直接触りに行くことだ。見るだけならただのお出かけであるし、価格と大きさ(卓上とか)によっては私の裁量で買ってやろうとも思いました。
しかし直接観に行って、
これがいい。
と息子が実際に選んだものは、ちょっと私の裁量を超えたものだったので(←まぁそうなるよね😅)私の悩みはさらに深まることとなりました。
こだわりの強い息子です。妥協などはしそうにない息子です。
これがいいったら良いの!
・・・甘やかし過ぎだと、思われますか?私もかなり悩んだのです。子育てには、お金がかかるものなのですよ、本当に🥲
長くなったので、続きはまたいずれにでも書こうかなと思います。皆様のピアノにまつわるエピソードがありましたら、ぜひそれもLINEやメールでお聞かせいただけましたら幸いです😅
コメント
こんにちは!我が家の息子が弾いているピアノは私の職場の友人から譲ってもらった20年?30年?物の電子ピアノです。電子だと調律も不要で、年季が入った物でも全然問題なく使えました。
友人は子どもが大きくなったらやるかも…と自身が使用していたものを取っておいたそうなのですが、結局友人のお子さんはピアノに興味を持たず処分するのにも困っていたみたいで、何でもいいからピアノを探していた我が家の需要と合致。なので出費はお礼に渡した商品券分くらいで済んでしまいました。
Naomiさんの周りにも、もしかしたら意外と処分に困っている人もいたりするかもしれません。ジモティーとかでもピアノは結構出てますしね。
ただ、息子君もう気に入ったの見つけちゃってるんですよね…そもそも中古は嫌なのかな…
なるほど、ピアノはやはり処分にも困るものなのですね。。私も親類が使わなくなったピアノがあるとも言ってくれたのですが、今回は息子が「これが良い!」と言ったものに出会ってしまって思い切って買ってしまいました。ジモティーは盲点でした!
もっと知識や時間の余裕があればとも思った件でしたー🥲
我が家にもステキなヤマハの電子ピアノが飾ってありまーす。もったいないから親が脳トレにやるしかないか、とか思ったりしています。
無駄?遊びを許容できるのは、人生にとって素晴らしい経験に違いがない!と思います♪
飾ってあるのですね、ウケる笑←失礼🙏
上でチヅルさんも仰るように、電子ピアノは調律も不要なところがいいみたいですね。息子の祖母(夫の母)は現役のピアノの先生でありちょっと聞いてみましたら、調律が必要な本物?のピアノを中古で買うのは本当に難しいことなのだ(程度が色々あるから)と言われました。電子ピアノはそのような点でもとっつきやすいんだなと思いました。
確かに、一見無駄にも見える経験も肥やしとして、人生を豊かにしていく余裕を持ちたいところです。