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最近読んだ本: 発達障害だって大丈夫

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発達凹凸特性と多様性

みなさんこんにちは✨

最近私が読む本は、すっかり発達障害に関する書籍が大半となりました。少しでも息子を理解し支える助けにならないかと思い、色々な情報を集めています。

それが最近、同じ本を2回注文したりすることなども出てきました💦本が届いてから読むうちに、「あ、これ読んだわ、うちの本棚にあるやんけ」って気づくのは悲しい😭

そこで、読んだ本は何らかの形で記録しないといけないなと思いました。

せっかくなので少しの感想を添えて書いていきます。

今日はこの本(↓)。

発達障害だって大丈夫

発達障害だって大丈夫-自閉症の子を育てる幸せ

著者の堀田あけみさんには3人のお子さんがおられ、真ん中の男の子が発達障害(自閉症)を抱えています。

堀田あけみさんのご職業は作家であり、また大学教員を務められ、心理学者として教壇に立っておられる。

誠に恐れながら、私は読み終わった直後、本のタイトルである発達障害だって大丈夫”という意味が全く理解できませんでした

この方は心理学者であり、一般の人よりも発達障害についてもともと深く理解をしているいわば(準)専門家(※著書内にもそのような記述あり)です。また、ご勤務先を含めた周囲は専門家に恵まれ、意見を求めたい時には誰に聞けば良いかがパッと思い浮かぶという極めて恵まれた環境にいらっしゃいます。

さらには日常的に移動可能な比較的近距離に実のご両親が健康に住まわれ、3人のお子さんの育児を積極的に手伝ってもらっている。

それでも、発達障害を抱えるお子さんを含む育児は常に綱渡りな印象を強く受けたためだと思います。

 

「え、結局何が大丈夫なん?いつもギリギリじゃん、ラッキーで回ってる面もあるし、一個崩れたら総崩れだよ。」

それが私の最初に感じた感想でした。

 

でもね、内容的には参考になる部分がとてもたくさんありました。お子さんの発達についてなにか心配がある方はぜひ一度読まれると良いと思います。

まず、さすが著者は(準)専門家でいらっしゃるので、偏った認識の記述はありません。

お子さんの発達障害に気づいた経緯、ご主人の理解を得て受容した経緯、診断時の心境、発達障害があることの周囲への伝え方などの記述は率直でイメージがわきやすく、お子さんの発達について心配がある人はどのステージにおいても心構えが学べる本でした。

お子さんの育児の経験を通して気づいた視点や、何が最も大切かと言う主張が胸をつきます。発達障害があるお子さんの兄妹が直面する課題、兄妹の思いに関する記述もとても参考になりました。

また、心ない言葉をかけられ、ひどい怒りや悲しさが伝わってくる記述も多くあります。「ひどい!」と一緒に憤りながら、自分の経験を照らして共感することができます。どれほど悔しい思いをしただろうという強い共感。発達障害に対する理解がより進み、全ての人が自由に生きられる世界を望みました。

 

読み終わって数日経ちますが、今になればタイトルの”発達障害だって大丈夫”も理解できるような気がしています。

障害のあるなしに関わらず、子供を育てることはやはり大変なことです。

しかし子供を育てることはそれ以上に大きな喜びがあって、親は障害のあるなしに関わらず子供の成長をいつも楽しみに見守っている。

この本のタイトルは、子供たちの将来がどうか幸せであるように、そう願う親の気持ちを応援する”大丈夫”という声かけなのだろうと思います。

この方のような(準)専門家でさえも悩むんだ。私だけじゃないんだ、と感じたことが一番良かったかな。

ご興味がある方はご一読をお勧めします(↓)。

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