みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
我が家の息子は、高IQかつ不登校(ダンゴムシ)、特に彼はいわゆるWISC-IVでいうところの“言語理解指標”が突出して高い子です。息子は幼い頃から読書が好きで、就学前後(6~7歳)でハリーポッターシリーズを読破するなど、今思えばですがその点だけは随分発達が早かったなぁと思ったりもしています。(←妹である娘が今ちょうど同じ年頃ですが、今の彼女にはあの分量はとても読めないと思っています。)
そんな息子の“言い回し”に関しては、かなり面白いなと思うこともよくあります。
つい先日には、彼は仕事から帰ってソファとオットマンに転がっている父親(夫)の足の臭いが気になってしまったようで(笑)、それを指摘した際の息子の言い回しがコレでした。
お父さん、やや申し上げづらいのだけど、
おみ足が、大変くそうございますので、なんとかしてほしい。
おぉ、ごめんごめん、シャワー浴びてくるよ。
親父は風呂場へと立ち去りました。本当に、なんと微笑ましい光景だろうかと思います。
その言い方、ウケるね!面白い!
僕としてはお父さんができるだけ傷つかないように丁寧に指摘をしただけだよ。
なんと思いやり深い息子だろう!ウケる!
いやこれね、日本人集団なら“耐える”“我慢する”という選択肢も想定されるところだろうと思いました。もしくは被害者?側が立ち去るか、どうしようとまごまごしたり仲間を探したりするかもしれない。我々のように、昭和や平成初期に学校教育を受けた人の中には(?)そんな謎の忍耐力を美徳とする人も存在することはまた事実でして、調和や事勿れを重視して声を上げない人も居そうなものだと想像することは容易です。
しかしながら、息子のように、これからのさらなる多様性の時代を生きる子には違和感に敏感であることはとても重要な素質でしょう。そして、それをやんわり(?)と指摘をしようとするその能力もまた必須です。そしてその言い回しもまた、息子は息子なりに考えていて立派だなぁと、私は感銘を受けました。
また別の日。
この日はドライバーのアルバイトに出ていて大型車を運転してきた私が、往路復路共に渋滞に巻き込まれ、疲労困憊で帰宅をした時でした。
渋滞は経験値を増やしてくれるし、さらにスキルが上がったと思えば嬉しいものだよ。
だけど疲れたし汗をかいたわ。ちょっと今日は、お母さんも御御足がくそうございますけれども、すみませんね。
おかえりー
(くんくん)あー、残念だけど、おみ足だけじゃないみたい。シャワーを浴びてきたら良いと思うよ。
汗臭いであろう人の匂いを嗅ぐなんて、それはさすがに好きじゃないと出来ないことよね😆って私は密かに喜んだりして、そうして私はニヤニヤしながら速やかにお風呂場へと向かいました。
なんと穏やかな日々なのだろうと思います。私が息子に要らんことさえ言わなければ毎日はとても穏やかです。
不登校中に簡単な調理のスキルも身につけた今の息子は、とても有能かつ頼りになる男です。時々発生する両親共に帰宅が遅くなる日には、学童保育から帰ってくる妹を出迎え、キッチンに立ち二人分の簡単な夕食を用意して、なんだかんだと兄妹で夕食をとっていてくれることもあり助かります。
先日なんて、なんと息子は娘の宿題の“保護者サイン欄”にサインまでしてくれておりました、自主的に👍
妹の宿題も確認しといた。
きゃー!さすがの兄貴!
素晴らしすぎる!
連絡帳もにーにがみてくれたんだよ!
今の我が家は、歳の差兄妹(7歳差)の恩恵がすごい。家に息子が居てくれて助かっています。穏やかです。
我が家にとって一番大切なのは、こんな穏やかな日々を過ごせることだと思います。“家庭”って、そういうところへ収束していく気がします。
勉強も何もかも、いつからだって間に合うのだから大丈夫。無理して学校にやり疲弊させることなんかではありません。私がやるべきはこんなふうに穏やかな家庭を維持していくことと、不安な息子を支えることだと思いました。
もちろんイラッとしたり、要らんことを言ったりすることもまだありますよ😅
それでも。
私だってもっと成長したいと思っています。ゆるやかですが、私は“過去の私”と比べれば確実にマシになっていることを実感し、自信を感じていることも事実です。
親も子も、成長ですね。そんな日々を積み重ねていくことに、今後もどうか努力をしたいと思っております。
ーーー書籍紹介ーーー
また近々感想を書こうと思っていますが、当サイトにお越しになるような関心をお持ちの方には、ぜひお目通しいただきたい書籍でした。かつて、“人と違う”ことで魔女とされて処刑された女性たちがいました。それを自閉傾向のある女の子が自分と強く重ねてしまう物語です。私にとっては深すぎる書籍でした。2023年の児童読書感想文の課題図書。これを読み切れる児童は果たしてどれだけいるのだろうか。
コメント
ご無沙汰しています、いつも楽しくブログを拝見しています!
息子さん、もしかして「お父さんは心配症」という古い漫画をお読みになられたことはありませんか?まさに足の臭いをかいで「くそうございます」という表現が出てくるのです。(インパクトのありすぎるセリフだったので私も覚えていました)
もし読んだことがあってもなくても、私は息子さんとすごく楽しくお話が出来そうだなあと思いました!このセンス大好きです。
お久しぶりのコメント、ありがとうございます!
どうだろう、息子はiPadを良くみていますが何をみているかは定かではなく、漫画自体を読んだかどうかは聞いたことないかも🤔本当にインパクトのある言い回しですよね🤣私も大好きです🤣
他にもいろいろと息子のコダワリ語録があります。また時間のある時に紹介します😁
いつも拝見させて頂いております。
『とても有能かつ頼りになる男』
この事をお分かりになられておられる母上は素晴らしゅうございます笑
そしてうちの息子も!中学生の時なぜか私の事を「母上」と呼んでいたことを思い出し、またもや類似点を見つけて面白いと思う私です。
不登校って本当に親子共々不安なもの。
しかしながら、生活力を身につけておられるご子息は本当に素晴らしいと思います。
例えば学校に行ってる子達にはその生活力はまだありません。
大学?や社会人になってから学ぶのでしょう。
しかしご子息は今学ばれており、後に勉学を身につけられる…どっちが先か?の問題でしょ?
お母様が息子さんを素晴らしい男と称賛出来ることこそが、息子さんの自信に繋がりますよね。
親子ともども素晴らしい(ニコ)
いつも励ましのお言葉、ありがとうございます。
おかげさまで私も日々の幸せに気付くことができ、人と比べるではない息子の良いところにたくさん目を注ぎたいと思っています。
そういえばですが、私の実弟(息子の叔父)は私のことを「姉上」と呼びます、笑。そんなことも何故か共通していて面白いなと思いました笑。