みなさんこんにちは✨
息子は春休みに入りました。いよいよ次は6年生。彼は春休み中も毎日のように塾の春季講習へ通いながら、なかなか忙しく過ごしています。
山登り行きてー!
時々こう呟いているのは、やっぱり運動不足でしょうか。交流不足かも知れませんし、とにかく言えることは登山はやっぱり最高である✨ということです。春休み中にはなんとか一度でも行けたら良いな⛰✨
さて、今日は息子の通塾の重要なツールになっている我が家の“連絡帳”について記録しておこうと思います。
塾の連絡帳というシステムは、我が家が独自に必要性を感じて使っているもの。これも私の“後方支援”の一環です。
先生方にもお手間を取らせることにはなりますが、息子(や私)のような特性のある人にとっては、欠かせないツールであろうと思っています。
通塾にも連絡帳は必須である
宿題の確認のために必須である
中学受験。振り返ればかつて、私の息子は小学3年生時にSAPIXという進学塾に入塾しました。
だけど所謂“コロナ休校”と呼ばれる一斉休校、及びその後の緊急事態宣言発令という急激な社会変化に息子は大きく混乱し、とても勉強どころではなくなってしまい4ヶ月ほどで退塾したという経緯があります。
その後半年ほどは、息子は少しずつ外出することから始める感じで、特に勉強は意識せずに過ごしていました。だけど息子が落ち着きを取り戻した翌冬頃、我が家は再び中学受験を意識しました。息子は賢い子供です。その能力を、私は引き出してやりたかった。彼にとっても目標を持ち、挑戦することは大きな刺激になるはずです。出来る範囲で進めば良いと思っていました。息子は今、自分のペースで学習できる個別指導型の塾へと通っています。
通塾に際し、我が家が早々に必要性を感じて導入したのが連絡帳です。
高学年にもなって、塾にも連絡帳が必要なの!?とお思いですか?
いやいや、これがかなり重要です。まず、宿題の指示の確認のために必須です。
連絡帳を必要としない他のお子さんは、塾からの宿題はその日の学習ノートのページの端に“自分で”書き留めて帰るようだと聞いています。だけど私の息子は、しょっちゅうこれを忘れます😩せめてもその日のうちに、例えば塾から帰宅後すぐに宿題の範囲を確認できれば済む話かも知れませんが、それでもすでに忘れていることが起こります。これについて私は、息子が何か別のことを考えていたりすると講師の指示が入らないタイミングがあるのかも?と捉えています。
あれ?昨日に指示された宿題はどこからどこまで?
忘れたー!
ここで私は重要なことを申し上げます。
それは、指示を聞いてこなかった息子を責めても意味がないということです。
息子はマイペースな生き物である。
これが我が家の大前提。言ってできるなら苦労しません。“次の一手”が必要です。
事実、息子が体調不良やコロナ関連の自宅待機時に塾の授業をオンラインで受講していた際、講師に会わないので連絡帳を書いていただくことができなかったため、私は宿題管理にそれはそれは一苦労をさせられました😅
だから先生方には大変お手間を取らせますが、通塾日には宿題の指示を息子には口頭で、連絡帳は親(私)宛てに共有していただく目的で使っています。書いて(覚えて)こない息子を責めず、バックアップを作れば良いだけなのだという話です。
連絡帳を使い始めてから、時には息子がそれを講師に渡し忘れるということさえあったようですが、講師の方々のご協力により息子が忘れていたら『連絡帳を出してね』と声をかけてくださるようにもなっているようです。(←稀にある代理の先生の時にはやっぱり白紙のまま戻って来ていたりも起こりますが)
そして嬉しいのは、講師の方々が宿題の指示と一緒に『今日はとても集中できていました』とか、『このような説明の仕方をすれば深く納得できていました』など、息子のその日の学習態度をお知らせいただくことや、効果的な声かけの発見を共有していただけることがありがたいなと感じています。
中学受験が親子の共同作業であることを息子が認識できる
また、連絡帳の効果は宿題の確認のみにとどまりません。私も息子も、中学受験は生まれて初めての経験です。これについては全くの素人。
それに対し、ご自身も中学受験のご経験がある講師の方々から、“戦略”に関するアドバイスをいただけることも嬉しいです。それを私と息子はいつも一緒に読んでいます。
例えば息子は国語と算数が比較的よくできるので、『理科は焦らず、平均点を目指せば十分です』とか、『算数のこの単元は落とせないので、繰り返し繰り返し定着させる必要があります』とかもそうですね。
なるほどね。理科は着実に、出来ることからやっていけば良い感じなのね。お母さんも長い目で見ておくよ。
社会の先生もそう言ってた!理科社会はきっと間に合うから心配するなって!
そうなのね。お母さんも焦らないように気を付ける。だけど算数は気を抜かないようにしようね。
あ、理科の先生が、家庭学習を助けるための市販の教材も挙げてくださっているよ。
へー。見やすいのかなぁ?本屋さん行ってみる?
そうやって、まさに受験が私と息子の共同作業であることを息子も認識するために、かけがえのないツールとなっているのが連絡帳だと感じています。
さらにそれは、授業の進度や理解度を私と息子が共有し合い、今後の学習スケジュールの構築のためににもとても大切なものになっています。
親の疑問解消に必須である
また、私が息子の学習を見ていて気づいたことを質問するためにも使用させてもらっています。
例えば“息子の解き方”と“模範解答”が違う時。アプローチの違いについてをどのように捉えておくべきか、今後の応用を考えた時にはどのように理解を促すべきかを質問したりもしています。
時間配分のコツであったり、図の書き方がもっと効率良くならないか、字が汚いので心配だ、式を書かずに暗算と筆算だけで問題を解いてしまうのはどう声かけをしたら良いのだろうか、先生からもどうか注意をしてほしい。
細かいことも、私は連絡帳に書いちゃいます。
困ったことに、息子ももう年頃ですのでいくら私が先々を見越して、
ちゃんと式も書かんといかんよ!!
と助言をしても、もはや親の言うことなんかは聞かんのです😩だけど連絡帳を通して私の疑問を講師の方々と共有さえしておけば、講師の方が気づいた時に、
立式が先、筆算は後。
息子に直接ズバッと言ってくださることがあり、タイミング次第ですが息子にスッと届くことがあるのです。
今日は先生に、『式を先に書くように』って言われた。気を付けるー。
さらに、大局的に情報共有が必要だと感じた時には面談のお願いを申し出たり、その日程調整のためにも連絡帳を使用したりしています。
親の肩の力を抜くためにも効果的!
最後に、どうも息子の勉強に関心を持ちすぎがちな私に対して、ブレーキをかけるような一言をいただけることも嬉しいです😅
以前も書きましたが↓、通塾が始まって最初の春、張り切りすぎた私に対して塾の先生から『少しペースダウンしても良いと思います』と書かれてしまい、私は小学生が勉強することの難しさを改めて認識するに至りました。まさか塾の先生から『勉強を控えて』と言われるとは予想しなかったので驚きましたよね😅
最近にも、こんなことがありました。
この2月の新型コロナウイルス感染症への罹患を経験し、息子は1週間ほど寝込んで以来、実は回復後もずっと長らく勉強が全く手についていませんでした。それはせっかく積み上げて慣れて来た息子の学習習慣が、あっという間にフリダシに戻ってしまったかのようでした😭
親が言っても聞きません。しかし焦った私は連絡帳で、講師にこのように相談しました。
勉強習慣が抜けてしまって、危機的な状況です。先生方にはぜひ前向きな声かけをお願いしたいです。やる気を取り戻すよう、家庭へのアドバイスがもしありましたらお願いします。
ね、ホント必死だよね。だけど私は、本気で心配しているのです😅
だけど、これに対してたった一行、講師がコメントをくださいました。
ええ。
なんていうか、目が覚めましたよね、笑。
子供だもん。11歳だよ。山あり谷ありが当たり前。先生方は、これまで本当に多くのお子さんの山あり谷ありを見守ってこられたのだと思います。
それって当たり前だよ?
全然特別なことじゃないよ?
って、そう言われたような気がして私はハッと目が覚めました。そして同時に、なんだかクスリと笑えました。
危ない危ない。絶対上手くいくわけないのに、息子を焦らせるところでした。窘めてもらえて良かったです😌
まぁ実際春休みに入った今もまだ一時は身についたはずの学習習慣は戻って来てはいないのですが、いずれまた、息子が気づいた時に勉強を再開するのかもしれません。それを待ちの姿勢で、どーんと構えて私は居たいと思います。
このように、塾の連絡帳は“私のクールダウン”のためにもとてもありがたい存在です。
高校受験や大学受験ともなれば親の出番はないのでしょうが(健康管理くらいか?)、中学受験は親子の二人三脚が避けられないこと、しかも人生でそう何度も経験することではないので力加減が分かりませんね😅
息子の特性及び親の特性を鑑みて、使えるものはどんどん使い、我が家の合言葉は『システムに工夫を、環境に調整を、味方に協力を求めて行く✨』です。
肩の力を抜いて、ボチボチやっていきたいと思っています😊
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