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小4の2月から再始動した我が家の息子の中学受験。
息子は”やらねばならないことは分かってはいるがなかなかエンジンがかからない”という状態です。
昨日、郵便ポストに昨年秋に受けた模試の次回開催のお知らせが届いていました。
どうかな〜。
受けるかな〜。
『受ける?どうする?』
と聞いてみたら、
『受ける!良い成績を取りたいな。』
とのめっちゃ前向きな返答で、てっきり渋ると思っていた私はえらいびっくりしてしまいました😲
全国統一小学生テスト
6月開催のお知らせ
昨日に我が家の郵便ポストに届いていた”全国統一小学生テスト”の案内状。
そっか、昨年11月に受けた時、「また6月に開催するのでぜひどうぞ」と言われていたわねと思い出す。
息子は中学受験を想定し、小3の2月よりSAPIXに入塾して勉強を開始しましたが、その直後のいわゆる”コロナ休校”の環境変化で調子を崩し、まさに生きるか死ぬか、とても勉強どころではなくなってしまって3ヶ月ほどでSAPIXを退塾した経緯がありました。
その後、息子に発達障害があることがわかり対応を開始。
秋にはようやく落ち着きを見て、今一度中学受験を考えてみないかと、そう息子と話し合いました。
その際、現状把握と勉強に対する興味のきっかけになれば良いと思って受けたのが四谷大塚主催の”全国統一小学生テスト”でした。
当時の様子と実際に受けてみてどうだったかはこちら↓に書きました。
息子は小4の2月より、今度は個別指導型の塾へ通塾し、再び受験勉強を開始しています。
だけど息子のやる気には波がある。
彼は”やらねばならないことは分かってはいるが、なかなかエンジンがかからない”という状態です。
最近も学校と塾の宿題を汚い字でザーーーッと済ませたら、『今日の勉強は終わり〜〜!!』と言って本やゲームに飛んでいってしまいます…。
『あなたは1年遅れのリスタート。目標だってかなり高い。』
『少しずつでも時間を見つけて取り組まないといけないよ。』
私は毎日のようにそう言いますが、息子は
分かってる!!
と言うばかり…。
意欲を挫いてはならないと言いすぎないように気をつけますが、こりゃどうしたものかと私はずっと悩んでおりました。
受けてみる?
模試やテストを受けるには、まだ早いかもしれない。
模試を受験して想像以上に低い点数であったなら、息子は落ち込むだろうし”自分はダメだ”と思ってしまうのではないだろうか。
それに、模試対策のために勉強時間が増えることに息子はきっと渋るだろう。それをどうコントロールしたら良いだろう。
私はそう心配していました。
だから、ダメ元で一応息子に聞きました。
『どうする?受ける?』
すると意外にも良い返事!
ああ、秋に受けたやつ。受けるよ!良い成績取りたいな〜
『分かった。申し込みをしておくね。』
私はそう言いながらも、えらいびっくりさせられました。
なんでそんなに前向きよ?
良い成績を取るためには、勉強しなきゃいけないことは分かっているの?
これらは心の声としておさめておいて、夕食を取りながら息子と話すうちにどうやら息子の『心のうち』がチラリチラリと見えました。
受験勉強をしている友達の話
周りがどれだけ勉強しているかに気づいてきた
私たちが住まうのは東京都内でも有数のタワーマンション地帯であり、子育て世代が多く住み、教育熱心なご家庭が多いことから中学受験をするお子さんもとても多い地域です。
息子が通う小学校では、6年生の70%がどこかしらの中学校を受験します。
駅前には中学受験塾が一通りずらりと教室を構えており、小さい頃から塾に通い中学受験を想定することが言わば”当たり前”の地域です。
息子が通う小学校では新5年生でクラス替えがありました。
幸い仲の良い友達数名と一緒であり息子は喜んでいましたが、いつも一緒にゲームをして遊んでいた友達とはクラスが離れてしまいました。
息子は最近はその”引き続き同じクラスになった仲の良い子”と一緒に下校してきているようなのです。
その子のお名前とお顔は、私もちゃんと知っています。
小さい頃からSAPIXに通い、常に上位のαクラス。彼の志望校は最難関の中高一貫校であると聞いています。
息子はどうやらほぼ毎日その子と一緒に下校して、今ハマっている遊びは『クイズを出し合うこと』なのだそう。
先日も息子はニコニコ嬉しそうに帰ってきました。
『ねえねえお母さん、金と同じ価値の金属って何か知ってる?』
えーなんだろう。
『銅(=金と同じ)でした〜。今日帰りに出し合ったクイズなんだ〜〜✨』
ってな感じです。
人付き合いが上手でない息子です。
一緒に帰る友達がいること自体がありがたいし、こんなにニコニコして帰ってくるならなおのこと。
私はとても微笑ましく見ていました。
6月の全国統一テストを受けてみたい。
そう言った息子はその後にこう話しました。
『いつも一緒に帰っている友達にさ、Nintendo Switchを持っているかって聞いたらさ、持っているけど今はやらないことに決めているんだってそう言ってた。勉強に集中したいからって。だけどスマホのゲームは30分だけやって良いことにしていて、それは気分転換なんだって。』
『本はたくさん買ってもらえるらしいんだけど、それを読む時間を作るために効率よく勉強しなきゃいけないんだって。』
『友達がどれだけ勉強しているか知らなかった。追いつけるかな。』
そうだね。自分だけが勉強しているのではない。周りも必死にやっている。
その中で自分の成績を上げていくということは、簡単なことではないのだと思うよ。
私は息子の話を聞いて、周りが見えてきたのねと驚きながら、これから息子の中で起こるかもしれない”意識改革”の可能性をにわかに感じました。
これまではゲームの合間に勉強をしていた息子…
息子は小学生らしく、ゲームが大好きです。
だけゲーム時間と勉強時間とのバランスは、これまで大きくゲーム側に偏っていました。(これに読書が加わるので、息子の勉強時間は散々です💦)
週末は、友達と遊ぶと言ってゲーム機を持って出かけていきます。
平日も、学校と塾の宿題を汚い字でザーーーッと済ませたら、『今日の勉強は終わり〜〜!!』と言ってスマホで友達に連絡し、夕食までの時間をオンラインゲームに熱中します。
その際、息子が一緒にゲームをするのは、習い事で一緒の中学生の友達か、小学校の友達でも通塾していないお子さんです。
私はその態度が目についてしまい、何度か息子に言いました。
『あなたも勉強があるでしょう!30分程度汚い字で宿題をしてその後2時間以上ゲームっていうのは認められないよ!』
だけど息子は言い返します。
だって今日はもう友達と約束してる!約束を破れって言うの?
約束は守らなければならない。
だからいつも結局『今日だけだよ!』と言って、このような生活を認めてきた私も悪いのです。
時には”午前中は勉強がマスト”というお子さんと、”午後からはしっかり勉強しなきゃダメだってママに言われている”というお子さんとそれぞれ午後と午前に約束をしてきて、週末の一日中をゲームに費やすことさえありました。
おかしいだろ。
あなたは他人の生活スタイルに合わせて動く場合じゃないはずだ!
どのような言い方をしても、息子にはちっとも私の気持ちが伝わりません。息子は”何がおかしいのか”を全く理解していないのです。
私はずっとモヤモヤしていました。
だけど息子に友達がいること自体がありがたいのも本当です。遊ぼうと言ってくれるのだから遊ばせてやりたいのは山々です。
どうしたらいいのだろうかとずっと悩んできたことです。
だけど今回、何か息子にも感じるものがあったのかもしれないなと思いました。
周りが見えてきて、自ら納得し、勉強姿勢を正すきっかけになるのかもしれない。
私はこのテストの申し込みに際し、息子のそんな変化を少しは感じる機会となりました。
何事も納得しないと動けない。
息子のような子は特にそうかもしれません。
私はそんな機を逃さず、しっかり伴走したいと思います。
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