みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、このサイトへ辿り着くような関心をお持ちの方の話をするのではありません。“ギフテッド”や“発達障害”というワードについては、私たちは当事者であり保護者であり、日々頭を悩まさせられる根本の極めて身近な単語です。
しかしながら、世間一般ではまだまだそれらのワードの認知度はそれほど高くないという現実を、今一度、ここで一旦落ち着いて、客観的に押さえておこうよという提案です。
“発達障害”→この言葉はかなり浸透してきています。誤解や偏見を伴う場合がまだ多そうなのは気になりますが、言葉自体は一般的に大多数の人に知られていることを実感します。
一方で、“ギフテッド”についてはまだ全然その域ではない。
具体的には、私は日々色々な場所へ出掛けて行く先々で、たとえば大型ドライバーとして働き向かう先々などでも私は私たちのような人たちもいるということを知ってもらおうとさりげなく(?)話題をあげたりしています。
そこで聞く反応の一つは、
『ギフテッド?へー、初めて聞きました、ふーん(話が続かない)』
といったようなお言葉です。
もしここで驚かれたり、ハッとされたりなさる方がおられるならば、もう私の言いたいことはお分かりいただけるのだと思います。
私たちのような当事者にとってはいかに切実で当たり前で身近なワードであったとしても、それは未だ世間一般では『初耳です』という方も少なからずおられる程度の認知度です。“ギフテッド”の認知度はまだまだそんな程度です。
“ギフテッド”→すごいじゃん! そう言う方は、多少の思い違いを含んでいらっしゃりはするのだけど、アンテナはしっかり立っていて、これからその実態を知っていただけそうなポテンシャルを含んでいます。
“ギフテッド”→生きづらいんだってね…? そう言う方にも時々会います。アンテナが高く広い人なのだと思います。そのような方々は関心を持って私に色々と質問してくださることも、身近に類似の困り事を持つ方を思い浮かべては理解に努める姿勢さえもお持ちだったり、私はこのような方々が増えていくことに私の息子が大人になる社会に向けての確かな希望を感じます。
一方で、『初めて聞きました〜(話が続かない)』という方もまだまだいます。認知度の広まりへの、絶対的な難しさをどこか感じます。
無理もないとは思うのです。誰しも人は、自分が当事者ではないものに関心を持つほど暇じゃない。あらゆる疾患もそうでしょう、当サイトでいうならば場面緘黙症も、思春期早発症もそうでしょう。私自身も、思春期早発症という言葉自体を、息子が当事者になってはじめて知ったくらいですし、そう言うもんだと思います。認知の広まりには今少しだけ、ギフテッドの当事者による連帯と声の挙がり、身近な課題としての提起のための時間を要するということです。
先週末には神戸大学において『ギフティッドの子どもたち』というご講演(角谷詩織先生/上越教育大学)がありました。私は遠方のため参加しませんでしたが、ありがたいことに私は当サイトを読んでくださる方の中で当日会場で参加されたという方からご講演内容やご感想などを伺わせていただくことができました(改めて、情報共有ありがとうございます🙏)
当日は学校の先生や当事者保護者などで、おそらく200名ほどが参加された会だったと伺いました。関心を持ち、遠方からでも正しい知見や有用であろう情報を求めて来られた方がたくさんいたのだと感じました。当事者たちの切実さもまた感じます。
その参加者の中においてもそれぞれの考えがあり認識があり、ギフテッドという言葉についての見解や足並みはまだ揃わないのかもしれません。
だけどその200名も私たちも、私たちはまだまだニッチな世界の住人であることを、今一度ここで振り返り自覚してみようとしてみましょう。
そうして今関心を持っている人たちの力を合わせて、『ギフテッド?初めて聞いた、へー(話が続かない)』という人たちに、少しでも声が届くように、そう考えていけたら良いだろうと思っています。
『へー初めて聞いた』って無味にそう言う方々が、いつか私の最愛の難儀な息子の同僚友人上司部下になるかもしれません。それは現実的に、大いにあり得ることだから私は少しでも実態の認知が、まずは言葉から広まってほしいと願っています。
ーーーイベント紹介ーーー
今夜21時より、当サイト主催で“思春期早発症を話し合う保護者の会〜思春期ランナーズ応援隊〜』の第1回(プレ開催)を開催します。
ご関心をお持ちの方は、一応開始直前の私が気づけるタイミングまでご参加を受け付けます。治療対象となる方は全体の1%程度と言われる中、今夜は複数名の当事者保護者が集まれる会になりそうです。限られた時間ではありますが有意義な場となるように、情報共有のあり方を考えていきたいと思っています。
ーーー書籍紹介ーーー
唐突にお弁当なのですが、こちらの書籍に私は感銘を受けました。素晴らしかった👏
私立小学校に就学した娘のために、私はこの春からお弁当を作るようになりました。その参考にいくつか関連書籍を読み漁ってきたのですが、なんとなく選んで手に取ったこちらの書籍が現実的!で合理的!で汎用的でありながらも応用的!で素晴らしかった👏深い感銘を受けました!(大絶賛、笑)
そんで今日一緒に食事をしたギフテッド児ママ友(お子さんが私立中学に通っています)にもお勧めしたら、なんと偶然彼女もとうに全く同じ本を読みこんでいたのだから笑えました笑。出会うべくして出会ったのね、わたしたちの性に合っているのね😎未読の多くの方にお勧めしたい書籍です。
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