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大阪の教育委員会に呼ばれた話

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成人ギフテッド母の成長記録

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ここしばらく息子の教育環境のことを考えてくる中で、“教育”つながりでふと、以前に出席した講演会の取り組みが素敵だったなと思い出しました。

もう5年ほど前になるでしょうか。大阪府寝屋川市教育委員会による教育フォーラムに呼ばれて行って、参加させていただいたことがありました。お若い所長さんによる、熱心かつ先進的な取り組みが印象的だったのでこれを振り返っておこうと思います。

わたし
わたし

教員たち自身が考え学び続けるための取り組みを作ろうとされる姿勢が素敵でした。

大阪府寝屋川市の教育フォーラムに参加した時の話

講演会:~ふくらまそう夢・育てよう未来の宝~

私がまだ北海道にいた頃なので5年ほど前かなと思っていたら6年前でした。下記の教育フォーラムに登壇して欲しい旨のご依頼を受け、私は大阪府寝屋川市にお伺いしたことがありました(↓)。

寝屋川教育フォーラム2015:〜ふくらまそう夢・育てよう未来の宝〜

以前に参加した教育フォーラムのチラシ。私、35歳ころだったかな。

(完全に余談ですが)私は大相撲が好きでして、寝屋川市といえば!当時から大活躍の豪栄道関の出身地!ということで私は仕事とはいえ、密かにウキウキしてお伺いしたことを覚えています😆

 

検索したら、その時の教育フォーラムの様子が動画で記録されていました。何年も前のものですが、(しかも私の動画じゃないけど勝手にw)よろしければご覧ください(↓)。懐かしいな〜。

寝屋川教育フォーラム2015(大阪府寝屋川市)

世界に羽ばたく人材を育てたい

この講演会への登壇をお引き受けしたのは、寝屋川市の教育センターの所長さん、そして講演会の担当の方の非常に熱心なお言葉が素敵だなと思ったからです。

こちらの所長さんはとてもお若く、当時私と同世代の30代半ばの方でした。未来を担う子供達への教育を大変熱心に考えておられ、その熱意を評価されてお若いながらも大抜擢の所長さんなのだと聞きました。

『所長』というとてっきりオジサンだと思っていたのですが(私の勝手な思い込みです、すみません😅)、寝屋川市のそんな人事がイイですね〜。そしてお会いしてみると本当にその通りの、とても熱心な女性でした。

 

依頼のきっかけは、その所長さんが私が出演したテレビ番組をたまたま見てくださり共感したと連絡をくださって、確かそのご縁で登壇依頼を受けたんだったような気がします。

しかし私は当時北海道にいたのでメールと電話で登壇依頼をお受けしつつもなかなか会えず、その後少しして私が神戸に出張した際、担当の方が神戸までお越しくださり、ようやく打ち合わせをさせていただいたと記憶しています。(今ならオンラインで済むんですけどね、たった数年で世の中大きく変わりました。)

これはその時の話です。

 

研究者は、教育の専門家ではありません。私は、『私たちに話して欲しいことはなんなのか』と聞きました。

寝屋川市教育フォーラムのご担当者
寝屋川市教育フォーラムのご担当者

私たちは、未来に向かって芽を伸ばし、世界に羽ばたくであろう子供たちを教えています。

しかし私たち教員自身は、世界に羽ばたいた経験がありません。

 

子供たちに大きな世界を教えるために、実際に世界に羽ばたく人たちの話を聞くことで、教員自身がさまざまなことを学び続ける機会を持ちたいというのが狙いです!

私は、この時のお話をとても素敵だなと思いました。

 

私は教諭の仕事について詳しいことは全く知りませんが、私の友達・知人にも教諭をやっている奴は何人かいます。

そしてその多くは確かに全くおっしゃる通り。4年制の大学を卒業し、すぐに教員になっています。しかも毎日がめちゃくちゃ多忙。世界に羽ばたいている暇(?)はなかったはずです。

そのような中で、世界に大きく羽ばたくような人間を育てろなんて、確かに無茶な要求なのだろうと思います。本当に大変な仕事ですよ、先生方は💦

そして残念なことに我が国では、教育環境への投資も決して大きくありません。その中で最大の効率を挙げろというのは本当に無理難題であるし、そう考えると先生方ってちょっと気の毒でさえあるわけです(↓)。

多忙な先生方は日々の業務をこなすのにきっと精一杯であるはずです。

だけどこうして自治体単位で前向きに教育を考えて、私のような全く異分野の研究者にコンタクトを取ってまで独自に“教員が学び続ける仕組み”を作ろうとしている取り組みって、すごく積極的だし、行動的だと思いませんか。

大変な熱意と意欲を感じました。

この自治体では、お若く熱心なリーダーがいらっしゃるからこそかもしれません。

今振り返れば、私にとってこのような取り組みに触れられたこと、1日だけでも参加させていただいたことは、大変貴重な経験だったのだなと今更ながら思い返しているところです。

変化が著しい現代社会に必要な力

自ら学んでいける力

現代社会は本当に変化が著しい。

インターネット一つ見たって、それは私が子供の頃には存在すらしなかったものなのに、たった20年程度の時間を経て、学習や生活、さらには今後の発展のためにも欠かせないものになりました。

今後の社会の変化率はさらに加速し、いっそう高くなるのでしょう。素人にはもはや想像がつきませんね、ドキドキします😊

 

ところで私は以前に感染症調査のために中央アフリカに度々滞在したことがありました。そこでは都市部の若者は全員スマホを持っているし、彼らは「SNSは全員必須のツールだ」と言っていたこと、意欲的な人は評価され、そして自分なりの成功を思い描いて野心的な人が多いことを知りました。

そう。

私の息子の世代の子供たちは、大人になれば地域を超えて文化を超えて、その“スマホを持ったアフリカ人”と一緒の未来を生きていくわけです。

(誤解なく伝わるといいのですが)私自身はその時、その“スマホを持ったアフリカ人”に、とても勝てる気がしませんでした。先に大人になっておいて良かった、と謎の安堵をしたものです😅

 

まぁ勝ち負けじゃないので絶対に勝たなくてはならないわけではありません😅。とは言えね、とはいえですよ、息子たちの世代は少なくとも彼らと肩を並べて力を合わせていかなくてはならないことは事実です。

世界に伍して、未来を切り拓く。

そんな人間を育てるためには、一体どうしたら良いのだろう?

 

どうしたらいいと思いますか。

現時点において、おそらく誰も分からないと思います。

しかし、少なくとも今の日本の学校のように、画一的な一斉授業で、教師から正解を習う受け身の姿勢、加えて“みんな一緒”の同調圧力下ではとても難しい気がします。

これから先、今の大人には想像も及ばない世界へと発展します。

言えることは、私たちは、自分たちが受けてきたような教育を、同じ内容同じやり方で次世代に繋ぐだけでは不足であるということです。

そうなると大人は子供に何を教えればいいのか分かりませんよね😅

その感覚が、多分正解

子供たちは、私たちがすでに持っている知識では到底太刀打ちできない世界で生きていく可能性が大いにある。その感覚を、大人の私たちは持つべきです。

 

そのような意味で、寝屋川市の取り組みはしっかり考えられているし先進的だったのだと思います。

これからの子供達に知ってもらいたいこと、身につけてもらいたい能力というのは、必要なことを“自ら”見い出し、それを主体的に学べる力を育むことではないでしょうか。

みんな一緒じゃなくていい。

突出した人をみんなで応援もしてあげたい。

苦手なことがある人はサポートを、その特性に合った道を堂々と。

そんな土壌で誰しもが、必要に迫られた時に必要な対応力を得るために必要なことを見い出し、それを自分で学んでいく。そんな個々に成長していく力こそが重要なのだろうなと思っています。

 

だいたいさー。私自身、まさか自分が40歳で研究者を辞めるだなんて、これまで一度も思ったことさえなかったですよ。(←未練は全くないですよ、最近では辞めて良かったとさえ思えています)

それが今じゃぁ息子のことをきっかけに、“発達障害”とか“特性”とか“個性”とかいうキーワードにどっぷり浸かって過ごしています。

今の私は息子にとって何が個別に最適かを知りたくて色々なことを勝手にどんどん学んでいるし、それが新しい私の力になっていることを確信しています。

“自ら学べる力”は、いつでも自分を助けます。

それさえあれば、きっと自分の人生は自分の思う通りにしていけるのだと信じています。

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