みなさんこんにちは✨
今日も当サイトへお越しくださり、ありがとうございます。
前回の更新から少し時間が空いてしまいました。子供達ももう夏休みですね。1学期間、本当にお疲れ様でした😊
2週間前に私の母の急逝したことで、私はなんだかんだと気持ちも手もそちらに取られておりました。しかしなんとか現在私が担当させていただいている新聞連載(北日本新聞)の7月分も、なんとか本当にギリギリで、無事に公開させてしていただくことができました。関心のある方に読んでいただいけましたら大変嬉しく存じます🙏
さて、“不登校”というものは、息子のような子の特性と極めて強い関連性を示します。
当サイトにお越しくださる方の多くの方から、似たような話を聞いています。現在不登校であるお子さんも、不登校経験のあるお子さんも、いつ不登校に直面するかヒヤヒヤしながらも学校に通われているお子さんも、本当に多くおられます。
もちろん全員がそうではないけど、ギフテッドと呼ばれる特性を持つ子があまりに高頻度で不登校の状態にあるという実態はもはや笑えてくるようで、いや、笑っている場合じゃないのだけど、とにかく彼ら/彼女らと学校との相性が悪さにはあまりに露骨で顕著であって、私はついつい苦笑いが込み上げてくるばかりです。
文科省で始まった“特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議”の支援とやらもさ、きっとさ、そのあたりをどうにかしたいと国もようやく重い腰を上げ出したという意図であると感じますが、どうフィットするかは未知数です。
そして社会全体からも“不登校でも子供には必ず学びを提供する!”という方向性が見え始めているとも感じます。しかし情報発信はされども受け取り手のアンテナ整備には時期もあるし感度も違うし、国や社会や大人の狙い通りに彼ら彼女らが動くかどうかは全く完全に別物です。
私としては、彼らが学校へ行くことの報酬をどう見出すか、が通学の重要なポイントになるだろうと思っています。
理由(価値や意義)があれば行くのです。理由がないから行かんのです。それだけなのだと思っています。
一方で、私の息子もそうなのですが、面白くもない学校に行くのを辞めたからといえど、自宅や自室で好きなことに没頭したりと生き生きと過ごしているケースは少ないことも実際です。所詮は子供、時間はまるで無限にあると思っている、そうしてだらだらと家庭内で無事に安全に過ごしながら、
敢えて少し厳しく言うなら、
息子はまるで、“学校に行かなくても自分に都合の良いことだけが起こる世界”を求めている
ようにも私には見えてきています。
外に出ると人一倍疲れてしまうのはそうだとしても、いずれ社会に出るのですから、その疲れへの対処の仕方は経験で身につけていくしかないこともまた事実です。誰しも一面では戦士(社会の一員)ですから、疲れるから合わないからと戦いに出ないままで良いわけではないのです。息子は、学業の重要性は多少知ってはいるようで、最低限の学習だけは自宅で進めているようです。だけど息子には経験がとにかく不足しまくっています。
ほら、彼を知り己を知れば百戦して殆うからずって言うじゃない、何事も知らないと対処できないということなのに😩
私の息子は、中学2年生の夏休みを迎えました。
もしもこの先高校進学を想定するのであるならば、これ以上のモラトリアム期間はそう長くは取れません。
親であっても動かない息子を無理やり動かすことはできないけれど、動くことの“報酬”を知ってもらうためにも見守りはそろそろ卒業し、積極的に刺激を入れることを試みても良いだろうと考えているところです。
その一つ、先月にわたしたちが参加した不登校児童・生徒、保護者に向けた進路説明会(世田谷区開催)は息子にとって刺激になったと思います。
おれは本当に全然知らなかったから、よかった!
その場にどうにか連れ出すことが、私のいちばんのハードルでした😅達成できてよかったです、私偉い、頑張った。そこに行って大人の思惑通りに踊れと言う、そういうわけではないんだよ、行って陽を浴びて帰ってくれば十分100点満点なのだから👍
それ以来、我が家では息子とも(実際はまだあまり触れられたくはなさそうですが)進路の話が展開できる土壌ができたと思います。
最近の私は、
『知らないことには正しい判断なんてできないよ』
と、そんな合言葉を繰り返し、それから息子は住まいの地域に程近いフリースクールにも自分の足で渋々ながらも(笑)見学に行くことができたことは大進歩だったと思います🙌
なるほどね、こちらでは高校受験に必要な面接や小論文の指導が受けられるというメリットがあるね。自分がフリースクールを必要だと感じた時にまた言ってくれたらいいからね。
そう、押し付けや決めつけは厳禁です。目的は、息子に具体的な現実のビジョンを持たせることを最優先としています。本当は週に1度とか取り敢えずでもすぐにも行ってほしいけど、結局彼は自分で納得したことにしか動き出せない子なのだから。
ちょっとアンテナを張ってみれば、都内でもこの夏にもいくつものイベントがあるようです。
⚫️ 7月27日 (土) 14:00~18:00(世田谷区千歳烏山)
⚫️ 7月27日 (土) 13:40~16:00 (渋谷区)
⚫️ 7月28日 (日) 10:30~15:30(新宿)
⚫️ 7月28日 (日) 10:00~17:00(新宿)
⚫️ 8月25日 (日) 10:00~16:00(新宿)
⚫️ 東京都立高等学校 立川地区チャレンジスクール説明会
取り敢えず私はこれらの行けそうな日程には全て申し込み手続きだけは済ませており、無理のない範囲で息子と一緒に出かけていきたいと考えているところです。
私は今も基本としては、学校へ通うことがすべてではないと思っています。
だけど大事なことは、子供が自分の将来に向き合い、目を向けるチャンスを持てること。家にいたんじゃそれができない、先送りにされてしまうばかりです。
どうか少しでも、息子が自らの将来に具体的なイメージが持てるように仕向けることがこの夏の私の挑戦の一つです。
どこかのイベント会場でお会いしたら、お声がけをいただけると幸いです🙌
ーーー書籍紹介ーーー
↑:今の時代に沿った不登校支援のあり方を考えさせられる書籍です。見守ってて良かったのは20年前までの自宅にWi-Fiがなかった時代まで!と一喝されます。今はゲームだけしていたらあっという間に時間だけが過ぎていくという内容が、グサグサと私の胸にも突き刺さりまくった書籍でした。
↑:こちらはこれから読む書籍です。先生方もね、大変だと思いますよ本当に😢全国共通学力テストなどの平均値が教師の力量の指標なのか?子どもに好かれ信頼を得て、多くはなくとも“その子”の人生を照らす先生がテスト平均値は最下位で最低評価を受けることもあるという。子どもにとっては理不尽な(と私は思っている)内申点の制度みたいなヤツがもしかしたら先生方の間にも存在するのか?と関心を持って読みたいです。
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