みなさんこんにちは✨
今日は先週の、不登校と卒業アルバムの話の余談です。
先週は、それなりに順調な運びのようにも書きましたが、この卒業アルバムへの参加については本当に学校側の配慮なのだとは私も承知してはおりますが、少し考えさせられることもありました。
それは私が担任教諭に、一番最初にこう相談をした際の出来事でした。
卒業アルバムの準備について、スケジュールを教えてください。出来るだけ参加をさせたいと願っています。
卒業式についても、おそらく来られないと思っています。その場合はどのような対応が可能かご検討をお願いします。
すると担任教諭は、本当に先生の温かいお心遣いだとは思っていますが、このように仰ったことに私は少しのモヤモヤを抱えてしまうことになりました。
卒業アルバムも、学校主導ではなくPTAが主導で任意で作成するものです。卒業に必須の行事ではないのですよ。
例えば、経済的な事情等で購入されないご家庭も毎年何組かおられることも実際です。
決して無理をして参加する必要はありませんよ?
必須ではない、必ず購入する義務もない。だから無理をしなくても大丈夫。
だけどそれは私にとって(息子はどうかわかりませんが)だいぶ寂しいことでした。
学校に毎日登校していればこのような話は出ないはずです。息子は確かに登校してはいないけれど、私はこれには多少無理をしてでも参加させたいと思ってた。
なんだかここにすれ違いが見えたような気がしました。息子の『今』の写真を、クラスの一員としてせめて少しだけでも残したいと思っているのは、それは私だけなのだろうか。
学校側もきっと参加を歓迎していないわけではないだろうことは重々理解をしているけれど、なんだか私はここで大きく意気込みを挫かれたような思いでした。
ここで、私は考え込むことになりました。
『卒業アルバムは、誰のために作るのか?』
本人のために?親のために?息子のクラスメイトや関わってくれたお友達のためかもしれない。
確かに、卒業後に息子が喜んでその卒業アルバムを開くことはないかもしれない。
当サイトを読んでくださる、息子よりも少し大きなお子さんがいらっしゃる方にも聞いてみました。
うちは小学生時代もいろいろあったので、敢えて見て懐かしむってってことはないですね。仲の良かった子たちがいれば、違うのかもしれないけど。
楽しい思い出がなければ、負のオーラが漂うだけの卒業アルバムのような気がします。
あゆみと一緒ですよ。
成績が良いと見るし、成績が悪いと見ない程度です。
そうかもしれない。本人にとってはそのような位置付けの卒業アルバムになるでしょう。(私自身も小学生時の卒業アルバムは見返したりもしないです、っていうかもう無い😅だけど高校生活は今の私の基礎になった時期なので、高校卒業時の卒業アルバムだけは今も手元に持っています。そういうことでしょうね。)
それでは小学校の卒業アルバムに出来るだけでも参加して欲しいという今の私の願いは、親のエゴでしかないのでしょうか?
それでも息子は6年生の4月まではしっかり登校したのだし、これまで息子と関わってくれたお友達やクラスメイトもたくさんいます。そんな彼ら/彼女らが家に帰ってアルバムを開き、そしてそこに息子の写真が個人写真だけでも載ってさえいれば、『そういう子も居たなぁ』と思ってもらえると思います。一方、息子の写真が載らないことになり、そしてもしもそれを誰にも気にも留められなかったら、私はすごく寂しいだろうとも思います。
私はとても悩みました。
だけどまぁ、悩んでいても仕方がないです。結果がどうあれ、今出来ることをしなかったことの後悔の方が私には大きいだろうと思いました。
やっぱり個人写真と文集だけには参加してもらいましょう。そう息子にも納得してもらい、なんとか彼を動かしていくように努めよう。
私はそう思い至りました。
『無理はしないで』って配慮はとてもありがたいけれど…
そもそも私、息子の卒業アルバムが要らないなんて、一度も言ってないよねぇ?🤔
そうだよ、息子は『今は』不登校とは言えど、6年生の春まで、丸5年以上はきちんと毎日通学したよ。小学校生活の5/6以上にはきちんと参加したはずで、彼の小学生時代は確実にあったのだから、その形としてだけでも卒業アルバムにはできるだけ参加してもらいたい。
そう気持ちを固めた私は、翌週に予定されていたスクールカウンセラーさんとの面談の機会において、きちんと意思を伝えることができました。
卒業アルバムには、『個人写真』と『文集』にはしっかり参加します。
どうかそれを担任の先生に今一度よろしくお伝えください。また、それらのスケジュールが決まり次第連絡をいただけるようにお伝えください。
わかりました。この後すぐに伝えますね!
そうしてこれらのスケジュールを教えていただく運びに至ったという経緯でした。
だけどやっぱり今もまだ思っています。
卒業アルバムは、誰のため?
息子には、多少無理をさせることになるでしょう。
だけどそれは、本当の本当は誰のため?
未だ答えは出しかねておりますが、その答えは息子のこの先の人生において得られるものかもしれません。
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