みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます。
先日、私は息子の日常生活における困りごとついて下記の記事を書きました(↓)。
これを読んでくれた友達が、
『こんな時こそ、SSTでしょ!』
と励ましてくれました。
そうだ。トレーニングだ。これは息子の芽を伸ばす機会だったのだ。へこたれている場合ではなかった。
おかげで私は、『一喜一憂しながらも、息子を支えていかねばらなんのだ』と、改めて前向きな気持ちになることができました。
こんな時こそSST
発達障害を抱えるお子さん育児の大先輩
彼女は近所に住むママ友で、私の娘(3歳)と同学年の女の子と、小学生の男の子のママさんです。
彼女の長男君もまた、発達障害を抱えるお子さんです。小さい頃から療育に通い、ママは試行錯誤しながらもこれまで多大な経験と勉強をしてきている大先輩。私は息子のことで彼女にアドバイスをもらう機会が多いです(↓)。
彼女は時々このサイトを見にきてくれており、保育園のお迎えの時なんかに顔を合わせると私が書いた記事についての疑問点やアドバイスを率直に伝えてくれています。
ありがたいことです。本当に。なんとありがたいことか😭
子供の発達障害に向き合っていく上で、私は『仲間を集めること、情報を集めること、気持ちを共有する相手がいること』がとても重要だと思っていて、私にとって彼女の存在はすごく大きい。
そんな彼女が、私の先の投稿を読んでくれていました。
そして昨日の保育園のお迎えのときにバッタリ会って、『そんな時こそ、SSTでしょう!』と声をかけてくれたのです。
そうだ、SSTだ。忘れていたっていうか、思い至りもしなかった😨
SSTとは
当サイトをご覧いただいている方にはきっと釈迦に説法で恐縮なのですが、SSTとはソーシャルスキル・トレーニングの略で、下記のように説明されるものです。
ソーシャルスキルトレーニングでは、対人関係や集団生活を営みやすくするための技能(スキル)を養います。
特に発達障害のお子さまにおいては、自身の置かれた状況を読み取ることや、何らかの理由で適切な行動を獲得しづらいことがあり、対人関係上の経験を積み重ねる中で自身で振る舞いを修正・調整していくことが難しいことがあります。
ソーシャルスキルトレーニングでは、お子さまの特性や情緒面、本人を取り巻く環境などにも配慮しながら、社会的スキルのつまづきを補い、集団の中でその子らしく過ごせるように支援します。
LITALICO 「ソーシャルスキルトレーニングと発達障害について」より引用
具体的には、手本となる行動を見せたり、演劇のようにロールプレイをしながら場面場面における適切な行動を学んだり、行動に修正を促したりすることを通してスキルを身につけていく。そして、学習したスキルをいつでも発揮できるように身につけていくことまでを目指します。
そういえば、私はここしばらく”発達障害”に関わるさまざまな書籍を読んでいく中で、一つ気づいたことがありました。
定型発達(いわゆる普通)の人が”発達障害の人”を理解するための書籍はものすごくたくさんあるのに、
”発達障害”の人が”定型発達”の人を理解するための書籍は一冊も見かけたことがないのです。そういう視点で書かれた本があったら、息子の助けになるかもしれなのになって思うんですけどね。(その視点から調べたら存在するかもしれません。ご存知の方、お気軽にコメント等より教えてください。)
つまり、書籍という形ではありませんが、”発達障害”の人が”定型発達の人を理解する助けになるトレーニングがSSTなのかな。と思っています。
SSTに関する書籍はたくさん出版されていますね。いずれ合いそうな本を見つけたら息子にも勧めたい。
対応としては悪くなかったはずだ
より良くするにはどうしたら良かったか
SSTの観点から再度考えると、先日書いたように、息子が”消しゴムがない”ためにフリーズしていたとして。
「そっか、消しゴムがなかったね。じゃあ部屋に行って取っておいで。」
と、私がそう促したことの対応自体は悪くはなかったと思います。
でも、例えば演劇のようにロールプレイをしながら息子に『どのようにしたら良いか』の気づきを促すことができたら、もっと良かった。
そっかー、消しゴムがないんだ。
じゃあそんな時、どうしたら良いと思う?にっこり😊
私は女優。だから、息子ににこやかにそうセリフを投げ掛ければ良かった。
そんで、息子が『あぁ、取りに行けば良いのだ』と自分で気づいて動くことができたらそれを褒める。
それで私は、『よっしゃ、トレーニングは今日も大成功、ふっふっふ😎』と思っておけば良かったの。
それが、先輩ママ友(←年齢は私よりずっとお若い可愛い人です)の言わんとする
『そんな時こそ、SSTでしょ!』の意味なのです。
保育園の帰り道、『本当にそうだね。全然修行がたりなくて。』と話す私に彼女は、
『私も何度も悩んでやってきたことだから。わかる〜って思いながら読んだよ〜。』
とにっこり笑っていました。
理解してくれる友人が近くにいることに感謝します。
いつもありがとう🌟
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