みなさんこんにちは✨
今日も当サイトを見にきてくださり、ありがとうございます✨
私は先日の6月22日、に東京大手町の大規模接種会場にて1回目のコロナウイルスワクチンの接種を終えました。深刻な副反応もなく、当日と翌日までは接種した方の腕が腫れて重くて上がりませんでしたがそれも2日後にはおさまりました。
今日はその感想を少しと、その際にも持参していてサラッと読んだ本の感想もちょっと記録しておこうと思います。
今日もよろしくお付き合いのほど、お願いいたします
ワクチン接種への意気込みは以前の記事をご参照ください(๑•̀ㅂ•́)و✧(↓)
コロナウイルスワクチン接種に行きました
大規模接種会場への小旅行
今回接種するコロナウイルスワクチンは、これまでとは全く異なる、新しい機構で効かせる“mRNAワクチン”です。私はこれをずっと楽しみにしていました。
当日も私は朝からワクワク楽しみにしていて、会場へのアクセスの確認もバッチリです。往路は東京駅から出る会場行きのシャトルバスを利用することにしていました。行き方の不安はありません👍
それにさ、数少ない1人で出かけられる機会なのだからついでに済ませる用事はなかったかしらと考えを巡らせ、そうだ、ついでに近くで1人ランチもしてこよう🌟
私はそんなちょっとしたお出かけ気分でいそいそと支度をし、お昼前から心軽やかに外に繰り出していきました。まさに気分は“小旅行”。
接種の予約時間は午後からでしたが、東京駅近くには少し早めに着いたので私は有楽町でお買い物。
いつもの化粧水を買いました。無くなりかけていたし、有楽町のお店に来れば送料を気にせず直近の必要数だけを買えるのでありがたいんです。使用期限が短いんだよね。
今では『これがないと生きていけない』と言うほどの、20代からずっと使っている化粧水です。「肌は綺麗だ」とよく言われるのはコイツのおかげだと思ってる。今回も買えてよかった😊
それから接種会場へのシャトルバス乗り場に向かう途中、丸の内でお昼ご飯を食べようと、ずっと行ってみたかったスープカレー屋さんに寄りました。
札幌生活が長かった私はスープカレーが大好きですが、東京ではお店が近くに無いしなかなか食べに行けないことが残念です😭
それに、スープカレーは完全に好みが分かれるお料理だと思います。私はカルダモンが強めのサラサラの辛いスープが好きなのですが、ココナッツミルクが入っているまろやかなスープが好きな人もいたりなど様々です。好みのお店を探すことは思った以上に大変で💦
それで、この『suage』というお店は前々からとても気になっていました。やっといけた(๑•̀ㅂ•́)و✧
いやぁ、美味しかった〜😊サラサラのからいスープ♪これは絶対に夫も好きなスープだろうなって思ったので今度は夫も誘ってまた来ようと思いました。お店でアプリをダウンロードしたら300円の割引がありましたよ。
ちなみにですが、これまでは銀座のイエロースパイスというお店のスープカレーがわりと気に入っていて時々食べに行っていました(予約できます↓)。お気に入りのお店が増えました。嬉しい発見😊
そんな私のご機嫌な小旅行。
やっとこさシャトルバスに乗って接種会場に着くとたくさんの人が来ていました。
これは一番最初の入り口です。
ここで気合を入れてください。
ここを入ると、もうこの先はノンストップ。あとは流されるまま、6-7人ほどの一塊でまとめられ、まるで流し素麺のレーンに乗ったような感覚で進まされます。
広い会場を一方通行で設置された巧みなルートに乗せられて、かなりの距離を歩かされたように思います。ぜひ歩きやすい靴で行ってくださいね。
案内の方が3mおきくらいに立っているので(←多すぎてびっくり)、一旦入るとルートをそれることはありません。それくらい流されるがままの素麺状態よ。ホントに。
まず身分証の提示 →体温測定 →色分け、グループ化 →建物を移動しつつ色分け別のフロアへ移動 →確認 →問診 →接種 →2回目の予約 →必要に応じて観察待機 →退室
私は若い頃にアナフィラキシーの既往歴があるので接種後の待機は最長の30分と指示されましたが、それを含めても全部で1時間ほどの滞在でした。とにかくスムーズ。さすがの手際の良さが伺えました。
副反応についてはあまり心配していませんでしたが、一応接種の翌日は夫が在宅の日を選んで予約していました。
だけど接種当日の夜から接種した腕が腫れだして、そちら側を下にして横向きで眠ることができないくらいの鈍痛がありつつもそれも徐々に収まり、翌日は『腕が重くて上がらないな〜』くらいの違和感、翌々日にはそれもほとんど消失し、通常生活に戻ることができました。
とにかく早めに接種できてよかったよかった。
2回目も順調に接種できるよう、体調管理にも気をつけていたいと思います😊
読んだ本
『彼女は頭が悪いから』
ところで、このワクチン接種の日にも持ち歩いていましたが、直近で私はこの本を読みました。
最近は当サイトの更新頻度を以前よりは減らしており、その空いた時間で本を読んだりしています。
以前に図書館で読んだ以下の本(↓)が面白かったので、そこで問題提起に度々取り上げられていたことからちょっと興味を持って読んでみた。
『彼女は頭が悪いから』/著:姫野カオルコは、実際に2016年に東大生5人が起こした強制わいせつ事件をモチーフにした小説です。
“東京大学ではない大学に通う1人の女性”に大量のお酒を飲ませ、東京大学に通う男性集団が暴行を加えた事件です。
ニュースで報道されたので私もよく覚えています。
東大の学生側は逮捕され有罪判決に至るのですが、この時、どういうわけか世間は“暴行にあった被害者の女性”を責めました。
『東大生というブランド目当てに近づいた分不相応な“勘違い女”が将来有望な若者たちの人生を台なしにした』という反応です。
私は、事件そのものよりもその報道に対する反応の方がとても衝撃的だった印象です。
私は思います。
ではその“勘違い”とは具体的には何かと問われると、答えられる人はいないだろうな、と。
勘違いや思い違いは誰だってします。
だけどいったいどんな勘違いをしたら、こんな被害にあっても当然と責められてしまうのか。それが自分の友人やひいては娘であっても同じことが言えるのか。
被害者が責められたことが、とても悲しい。異常でさえある。
本書ではその理不尽さ、怒りを、凄まじいエネルギーで描いていました。
“勘違い”は妄想です。全ては日本に染み付いた男尊女卑ならびに優劣思想を背景にした妄想であると感じました。
この本自体はとても面白かったし、ぜひ一読しておくべきだと思います。
ちょっと本筋とはそれますが、本書の中でいくつか私が(ヲイヲイ…)と感じたこともありました。この違和感は捨て置けない…一応書いておきます。
「これは東大生ならびに東大出身者が読んだらどう感じるだろう。大丈夫か?東大関係者が本書を読んだら暴動が起きるんじゃないか?」
と心配になる表現が多発します。。
東大生を極端に脚色して書きすぎた、ある意味では馬鹿にしすぎた記述が目につきました。
例えばですが、暴行者の男性の一人ががいつも自分の名前の上に『東大の』と付けて名乗ります。仕事じゃなくてね。日常でです。
友達同士の飲み会をする居酒屋でさえ、『三浦』ではなく『東大の三浦』と予約しています。しかも毎回。百歩譲ってゼミの忘年会とかならせめても分からんでもないけれどさー。
ちょっと可笑しく書きすぎじゃ無い?
まぁ成功体験として東京大学への入学を多かれ少なかれ誇りに思うことはわかります。
だけど、私が知る東大生の多くはそれ単体で相応に知的であり優秀であるので、必要以上に東大看板にすがる必要はない人たちです。たぶんそれが大多数。
それに、高偏差値集団に入ればこそ上には上がいることを知るし、広い世界が見えるので東京大学が決して世界の頂点ではないことも同時に知ります。だからこんな態度は取れないはずだと思うのだけど。
また、「なんもしなくても大学名を言や、女のほうがパンツを下ろすのは東大だけなんだよ」という記述も気持ち悪かった。ありえないって。よっぽど福山雅治のような容姿か資産が何百億もあるなら一考されるかもしれないど、そんなことは一介の東大生には絶対に起こらないって。
でも「合コンすりゃ、必ず東大好きの女の子のほうからアプローチしてくるじゃないですか。」という表現なら、まぁ分からんでもなかった。
だってこれはその地方でトップの国立大学であればどこでも起こりうることだと思うしね。私が通った北海道大学もそんなフシがありました。『北大生です』と言うことで、だいたいのバイトは採用です。ある種の信頼材料の一つという意味にしかすぎませんが、これくらいはあり得る。
まぁつまり、『勘違いはドッチだよ!』という方向性に持っていきたい本の構成上だとは思います。もしくは、(大多数の東大生はそうではないけれど)このように程度の低い人間も混ざっていて、この事件はそういう人間が起こした犯罪に過ぎないのよという話なのかもしれません。だけど本書では登場する東大生がみなあまりにも“高慢で人の気持ちが理解できなくて当たり前”というふうに書かれていることにすごく違和感を感じました。
そこだけ引き算で読まれると良いかと思いますが、この事件自体及びその後の世間の反応について、日本の悪しき風潮と民族性を描き問題を提起するという点で素晴らしい書籍だったと思います。長いけど一気に読めます。オススメ🌟
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